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タイ国会議長のバネ指

2016.10.05

カテゴリー:【治療家】KENYAMAMOTO 氏

KENYAMAMOTO

KENYAMAMOTOのご紹介

『腰痛を世界からなくしたい』
この想いから解剖学、運動学に基づいたKen Yamamotoオリジナル治療法を確立。
柔道整復師、准看護師二つの国家資格を持つ。
現在、東京に3か所の治療院と10か所の機能訓練に特化したデイサービス(介護施設)を運営。

国内外の治療家やドクターに向けたセミナーも実施。

1年ほとんど海外で過ごし、招かれた国はニューヨーク・LA・カナダ・ドイツ・スペイン・イタリア・オランダ・オーストリア・ケニア・モルジブ・インド・タイ・フィリピン・マレーシア・シンガポール・インドネシア・カンボジア・ネパール・オーストラリア・韓国・その他多数。
東京大学医学部教授をはじめ、署名ドクターを対象にセミナーを開催。解剖学、運動学からも考えられた治療法に日本医療最高峰のドクターたちからも喝采を浴びる。世界中の著名なプロスポーツ選手・有名人・要人からも依頼が多い。

【本日の議題】タイ国会議長のバネ指

「どーも〜!」
と手を高らかにあげて毎度〜っ、って国会議長
に会える外国人も俺くらいなもんだろうな。
金丸氏は恐縮しながらドモドモって感じだけど、
俺は空気を読めない外国人。

 

タイの政府の偉いヒトと会う時も
いつも短パンTシャツでご自宅も訪問しちゃう
俺にいつも金丸氏はドキドキしているようだ
だって長ズボンアッチィじゃん

 

議長のお宅に飾られている写真から
ホントに偉大な方だったのが窺い知れる。
ブッシュ大統領(パパブッシュ)が訪問した時
コノ議長が現役で会談されているようだ。

 

 

何度も何度も会ってくれるから段々俺は
気さくな方だなぁって思えるようになってきている。

 

今回はお食事に自宅に招いてくれたんだ。
日本のことも大変詳しく北海道が
気に入っていて3回も行ったそうだよ。
だから俺のことをいつも奥さんは
「Kenさん」と呼んでくれる。

 

ところで議長は手の指の屈伸時クリック
しちゃうようになったんだと言って
掌が包帯が巻かれていた。きっとバネ指だ。

 

 

そして注射を打たれて動かすなと
言われていると言った。注射の後も痛むし、
注射したところがいつまでも痛いと言ったよ。
痛み止めを打っても痛いってスゴい頑固だよね。
こんな症状は腱の捻れからくることが多いんだ。

 

これを治すには腹部の緊張を取る必要がある。
KYT習った人は知ってるよね。

 

 

『ちょっと見せて議長!』
と言って寝かせて体を見ていくと捻れがスゴいんだ。

 

「Ken 痛いのは指なんだよ」
『ああ、そうそう知ってる〜』

 

俺が触るのは殆ど脚とか骨盤
そして肘周りだったから議長は
なんでだ?って思ったようだ。

 

 

包帯ぐるぐるだったせいか余り動きの制限は
あったんだけど注射の針が刺さったところ
以外は痛くないと言ったよ。

 

ホントは包帯全部取って動かしてみて
欲しかったけど注射の穴から外気に触れて
感染なんか起こったら可哀想だから、
こんなもんで良いかと思って
お食事にありつこうと思ったんだ。

 

 

「あらKenさん 私も見て頂戴よ」
奥さんが待ってくれていたようで
奥さんの腰の具合も見せてもらったよ。

 

軽くお辞儀すると背中の高さは左右差があり
痛いところは特に盛り上がっているパターンだった。

 

脚を触っていくとこの差はなくなり、
手もバンザイしやすくなりうまく腰の痛みも消えた。

 

 

俺と金丸氏はようやく飯にありつけた。
議長宅のお食事は何品も並んで
次から次へとお食事が出される。
きっと手伝いさんが作ってくれるんだろうな。
娘さんの赤ちゃんをあやしているのもお手伝いさんだった。

 

外には運転手がいつでもいけまっせ〜
と待機しており、セキュリティもばっちしだ。
うーーんスゴいなぁこの御宅はスゴい。

 

毎回感心しちゃうんだよ。
雨の中議長はわざわざ外まで俺達を見送ってくれた。

 

「明日も来なさいよ」
って言ってくれて
「はい来まーす」
と言っといた。

 

 

もちろん気さくな冗談だと思う(^.^)
良い関係はどんどん続けていきたいと思ってるんだ。

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2週間前の側弯の再チャレンジ

側弯の酷い女性を先日失敗例として
1回で成果が出し切れない症状として綴った。
2週間前の話だった。

 

左の腰背部は右に比べ写真の通り
指が2本以上分もボコッと後方へ出っ張っていた。

 

 

不謹慎ながら金丸氏がそれを見た瞬間思わず
「キモっ こんなことになっているなんて!」
と言うほど側弯が酷かったんだ。

 

背骨はCの字に大きく曲がっており一般的に
専門医でなくてもおそらく病院行ったら
1発で装具着用を指示するんじゃないかな
ってくらいの曲がり方だった。

 

俺には装具じゃ間に合わないんじゃないかな
って見方もあるだろうなと思った。

 

 

こちらの女性は40代後半でありこの症状を
子供の頃からと言っておりおよそ35年近くも
この症状を背負って生活していたコトになる。

 

「大変だったろう?苦しかったろう?そして痛かったろ?」
と聞くと、以外にも
「そんな事より生活する事が大変だったから。親を
楽にさせてあげたい一心で子供の頃から無我夢中でした」

 

 

ココはタイ、バンコック
東南アジアは親を大変に大事にする。
発展国は核家族がどうのとかこうのとか言うけど
シンガポールほど発展している国でも
大変親を大事にしている友人を見て知っている。
親の面倒を真っ先に考える。恋人よりも真っ先に
親の幸せを考えるのが当たり前となっている。
この言葉に俺は深く感銘を受けた。

 

自分の症状は進行し続け
こんなにも酷い腰背部になっている。
ソレなのに気にしている暇がなかったと言った。
それは今も変わらず、痛みなど
感じている場合では無いくらい親を想い
歳とった親のために働きまくっている。

 

俺は彼女の背中を見ながら立位でカラダを動かさせる。
彼女の姿勢を前傾姿勢にしカラダを捻らせ、
作った形そのままの姿勢で聴いたんだ。

 

 

『こんな格好でカラダが固定されている
様だけどなんか心当たり無いか?』
と聞いたんだ。

 

 

彼女は思い出したように、
「そうそう、そうなのよ子供の頃からこうして
カラダを捻りながら重い荷物を運んでいたわ」
と教えてくれた。

 

この女性は農家の家に生まれ子供の頃から背負い投げの
要領で右から左に重い荷物を捻りながら運び続けた。
成長期に度を超えた片寄った運動は
時としてこういった症状を作るかもしれない。
彼女の背中を見てそう思ったんだ。

 

前回は2本ちょい出っ張っていた左の腰背部は
1本差を残し終えてしまった。
イーブンになりようが無かったのだ。

 

30年以上カチコチに固まった背中は動きようがなく
KYTアドバンスをもってしてもココが限界かと思われた。

 

アレからこの女性の事ばかり考えていた。
ベトナム出張のときも何かヒントとなる
モノはないかと想像しまくっていた。
本当にあれ以上良くならないのだろうか?

 

 

俺は頼み込んで今日2回目の施術を試みた。
症状は前回同様に戻っており、
まぁそうだろうなと思うしかなかった。
こんなに激しい側弯症が治るわけがない。
誰も責められない位の症状だ。

 

 

俺はカンカチコンに固まった左の腰背部を
どうにか解せないのかなと工夫してみた。

 

前回は限られた時間だったこともあり、
まぁこんな感じっすね。様子見てください。
で終わらせたけど逃げたくなかった。
徹底的に柔らかくする為にあらゆる事したんだ。

 

 

少しずつ少しずつカラダを動かしながら
この固まった背中を動きをつけていき
徐々に出っ張りが改善してきたんだ。
出っ張りが指1本差まで来た。
コレは前回も出来た範囲だ。
今日はこの先の世界を見たいんだ。

 

俺は彼女に大丈夫か?まだ施術を続けても平気か?
とカラダを確認しながら施術を続けた。

 

腹部の動きの制限を取り除き
動かなかった関節を動かしていく。

 

すると、すると、後方へボコッと
出っ張っていた背部がかなり平らに近づき
最終的に左右差は指半分の差の所まで来た。

 

 

背骨の走行は中心から大きく左に曲がって
いたのが、かなり中心に寄ってきた。

 

ココで今までと違う痛みが出始めた。
痛み出したのは右側の腰背部だった。
コレはいい反応だ。

 

 

背骨がCの字になっていたのが直線に近づく時、
つまり縮んでいた右側に痛みが出始めた
ということは縮んでいた方が起き出した
証拠であるコトが俺は分かったんだ。

 

今日の施術はココまでにして
注意事項を話して帰ってきた。
あと数回これを繰り返すコトができれば
カナリまっすぐになるのではないだろうか。
俺は期待に胸を膨らませている。

 

1回でまっすぐになんてしなくて良い。
大事なのはあくまでも前進なんだ。

 

彼女の症状からたくさんの学びをもらえたんだ。
彼女は何度も何度も礼を言ってくれたけど、
お礼を言いたいのは俺の方なんだ。
本当に毎日が楽しく過ごせるのは
治せない患者様のおかげなんだ。
ありがとう。

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持ち続ける強いハート

ジョー・ウォーレンと出逢ったのは
日本の格闘家の武者修行に付き合って
アメリカのジムを訪問したときで、
カリフォルニアのテメキュラだった。
8年も前の話だ。

 

 

大男の格闘家たちを小さい身長の
ジョーが持ち上げマットに叩き付ける。
すごい迫力だった。

 

彼はレスリング世界チャンピオンだった。
前に前にと突進力がハンパない。
あっという間に懐に入り込みフワァっと
持ち上げてヅッダーーンと叩き付ける。

 

格闘技の熟練者達でさえそうだから
俺もときどきジムで練習したけど
ジョーには近づきたくなかった。笑

 

 

練習から本気だから選手が怪我しないか
ヒヤヒヤさせられていたのを思い出した。

 

彼はまだMMAデビュー前だったんだ。
すぐにキレやすく手がつけられない悪ガキだった。
彼は日本のDREAMでデビューした。
試合前後はクレイジーなほど
テンションが上がりまさに危険人物だ。

 

日本マットで試合した全てに
俺は彼の身体のケアを行ってきた。
山本KID選手や沢山の猛者と闘い
日本で鍛えられその勢いのまま
ベラトールの世界チャンピオンまで上り詰めた。

 

 

しかしながら、格闘技のチャンピオン
の歴史を長く守るコトは非常に難しい。
研究されドンドン勢いある若手が
出てきて王者転落なんてよくある話だ。
ジョーも例外でなく
チャンピオンになって間も無く陥落した。

 

現在彼は39歳
昨日は26歳の若者と闘った。
そして1本勝ちをしたんだ。
彼の強いハートは今も健在で
何だか懐かしくそして嬉しかった。

 

アラフォーになっても彼の
ファイトスタイルは変わらず前に前に
プレッシャーをかけていくスタイルだ。
学ばないというか、これしかないと言うのか、
それでも勝利をもぎ取る気持ちの強さが嬉しかった。

 

 

もう一度腰にチャンピオンベルトを巻くのを夢みている。
いつか彼の練習するジムを現役のうちに訪ねてみたい。

 

ジョーの頑張りをみて俄然ヤル気になった。
何をって腰痛研究の話ね。
それではまた。
https://goo.gl/TYXhhx

膝蓋骨の痛みの取り方 〜スリランカ〜

全くと言っていいくらい歩けなかった
あの婆さんと一年ぶりに再会したんだ。

 

ココはスリランカのクルネイガラのとある
『ガールズホーム』と呼ばれている孤児院。
ココには20数名の女の子たちが住んでいる。
今から丁度一年前俺はここにやってきたんだ。

 

婆さんは割にスタスタ歩いていた。
一年間痛みが戻らなかったのか?と言うと
そうでもなさそうだったけど婆さんは
俺の言いつけを守りエクササイズを行った様だし、
あの時イタイと叫ぶ婆さんの声を聞いて

 

 

「うちの婆やをいじめるな」
って俺の背中を殴り続けた女の子達の中に
俺の施術を受け継いでくれた子がいたんだ。

 

彼女の名はスレカ
今回は膝蓋骨がいつも痛いという
婆さんの痛みの取り方をスレカに教えた。

 

足首の硬さは股関節の硬さに繋がるから
その間の膝は更に固くなる。
特に動きが硬い側の股関節の影響は寛骨の
動きも制限させ脊柱も固定していく?だ。
このメカニズムを教えた。

 

「分かるか?スレカ」
と手を取り教え込んだ。
婆さんは今回も痛がったけど誰1人として
俺の背中をを殴る子はいなかった。
だって歩けなかった婆やを歩けるように
したヒトって覚えていてくれた様なんだ。

 

 

校長先生は、あと50年働ける様に
してくださいと言っていた(o^^o)

 

この施設に住む女の子たちは純粋に
孤児もいるけど両親に育児放棄されたり、
暴力されたり、両親が海外に出稼ぎに行ったり
行き場の無くなった子たちが住んでいるんだ。

 

スリランカで孤児院で暮らす子は2万人。
孤児院の数は足りてなくて、孤児院に入れない、
つまり待機児童はまだ他に数万人いるらしい。

 

この婆さんは寮母だから彼女達のお母さんなんだね。
長生きして欲しいね。

そう思って寮を後にして宿泊する隣の施設に帰ってきた。
一面の星空がキレイだった。

 

 

〜以下1年前の様子です〜
10年以上前から変形性膝関節症で今は
殆ど歩けない婆さんの施術を頼まれた。

 

昨日からスリランカの孤児院に
お世話になっているんだけど
20人の孤児院の生徒さんには
4人のお世話する婆さんがいるんだ。

 

婆さんの一人は両足が変形性膝関節症であり
10年前から徐々に歩けなくなり近頃は殆ど
歩けなくなってしまった。と嘆いていた。

 

 

病院では80歳以上のバアヤに特に
処置はなくやっているのは
週に二回ほど膝関節注射を行うだけだそうだ

 

受信に行くが、この関節注射が高いらしく
孤児院の経費を圧迫していると言っていた。

 

しかし皆に愛されているバアヤの
面倒は見たいでも経費には限りがある。
てところで俺が丁度現れた形になる。

 

 

みてビックリしたのは足関節、膝関節が
動かせないほどパンパンに浮腫みきっている
しかも両下肢だった。

 

何をしても痛いと聴いていたけど
コレじゃホントに問題ありすぎるな。

 

殆ど歩けないけど歩くとすれば時速としても
100メートル進めるか進めないかなくらい。
そもそも足をつくだけで痛がっていた。

 

 

いくつかテストをしてみたんだ。
仰臥位で俺が足首を持ち上げたんだ。
すると30度以下くらいで膝が痛くなった。
股関節も固まっているようだった。

 

更に挙上していくと膝に響くから
もう持ち上げないで!とバアヤは言った。

 

施術を始めた途端に孤児たちが
集まって来ていてバアヤを応援してくれた。

 

反対側もチェックしているときに膝に
激痛が走ったようでバアヤは頭を抱えた。

 

次の瞬間、孤児たちがバアヤの足首を
持っている俺の手を払いのけようとした。
バアヤを守ろうとしているのだ。
俺の背中にパンチした子もいた。

 

バアヤは非常に子供から愛されている。
80歳を超えた辺りのバアヤは痛みに敏感になっていた。

 

アメリカ人体解剖学実習で膝関節を構成する
大腿骨と下腿骨がこすれすぎて半月板は削れ
ほぼない状態であるのを実際に見て来た。
大腿骨の骨膜は削れていて、
これでは相当な痛みが生前ご献体にはあった
に違いないと想像するに容易なカラダだった
正にそれを想像させるバアヤの症状だった。

 

 

バアヤが歩く時、リウマチのヒトが歩く時の
様にあたかもロボットのように膝関節を
ギシギシいわせながらあるく感じがした。

 

しかしダメ元で俺は股関節に注目したんだ。
股間の動きで悪い動きがあった。
それは外旋が出来ない状態だったんだ。

 

 

外旋をさせる為に筋肉を弛める。
バアヤは絶叫した。
その瞬間俺の手や背中が
再び子供達によって叩かれた。
マルで僕は悪役レスラー(´・_・`)

 

「バアヤをいじめるな!」
そう聞こえた。
だから子供達に分かるように説明をしたんだ

 

「バアヤはさっきはちょっと足を浮かせたら
痛かったろ?今はどう?みてみて?
こんなに動くようになったでしょ。
バアヤは良くなると思うよ。だからこれ以上
僕の手や背中を叩かないでよ∑(゚Д゚)」

 

 

子供達は、まだ俺を信用してくれていない
様子だったけど、バアヤは引き続き施術を
希望したので俺は続けた。

 

何度も子供達に手や背中を叩かれながら
俺は様々な工夫を行ってバアヤが
股関節外旋が出来るように工夫したんだ。

 

股関節がよく動くようになった時
浮腫が減っていたのに気がついた。
動かしながらリンパ液を流す作戦は成功した
いったん子供達をどかせてバアヤを立たせた

 

 

「どう?左足が浮腫取れたから少し楽じゃない?」

バアヤは確かにラクだと言った。
本人はその場で左足に体重を
かけたりして確認していた。

 

 

「婆さんどう?反対の足もやってみようよ」
バアヤは頷き頭をさっきと反対側に
寝てもらい俺は右足にとりかかった。
右足は特に痛がった。
俺は子供達に叩かれ、つねられながらも
コレが正しいんだと言い続けた。

 

バアヤはやはり股関節施術すると浮腫が減り
そして立ったときにかなりらくだと言った。

 

 

スッと立っているバアヤを見て
ようやく信用し出した子供20人

 

俺はまだ歩くのには無理がありそうだなと
思い再びベッドに寝かせ施術を行った。
今度は足首をよく動かさせた。

 

 

足首がよく動くようになった頃、
膝関節はかなりの位置まで曲がる
ことが出来るようになっていた。

 

俺は再びバアヤを立たせてみた。
するとさっきより安定した立ち方になってた
「バアヤ、歩いてご覧よ」
と言うと、すたすた歩き出したんだ。

 

コレを見た子供達はホントに驚いていた。
スタスタ歩く婆さんを見て拍手する子、
ピョンピョン跳ねて喜ぶ子もいた。
バアヤは、今年殆ど歩けないのを全員が
知っているからだ。

 

バアヤはかなり痛みが引いたと言った。
子供達はもうホントに俺に事を信用しだした
引き続き婆さんを痛がらせたけど、
俺の手を叩かないでバアヤの手を握って
施術を邪魔させないように協力してくれ
バアヤに対して沢山の励ましの言葉をくれた

 

 

言葉が通じなくても気持ちがよく分かる。
俺は嬉しくなって更に骨盤を調整した。
浮腫がかなり引いていたせいか非常に
関節がスムーズになっていくのが分かる。

 

当初骨膜までいっちゃってんじゃねーの?
と思った膝の痛みだけど、どうにか歩ける
ようになったのは俺は非常に嬉しかったし
無理かもしれないけどと思いながらも
チャレンジしてホントに良かった。
最終的に痛みが無くなってしまったよ(^^;;

 

バアヤがまた痛みが戻るのではないかと
恐れていたから、頭の記憶でロックを
掛けてしまっているモノがあれば
またすぐ痛くなるなと思い、
バアヤの手を取り手をつなぐとスタスタ
歩けるよう引っ張りながら歩かせてみたんだ

 

バアヤはえーそんなに早く歩かないでーって
やっていたけど俺はペースを変えなかった。
スタスタと少し無理矢理に引っ張り
手をつないで一緒に歩いた。

 

 

手を引きながら俺の合わせ着いて来れたから
時速2キロは行けるようになったはずだ。
コレで脳みそのブロックは少し外れたはず。
あのスピードで歩けるようになった!
という自身を取り戻させたかったんだ。

 

子供達は余りの変わり様に非常に驚いていた
今回一番良かったのは孤児達にバアヤの
施術方法を指導して、彼らが非常に関心を
持ってくれた事だ。

 

バアヤと一番仲良しの子が立候補してくれた
「私がバアヤを治すの!」
エラく感動しちゃった。

 

バアヤは皆から愛されている。
今朝、孤児院で炊事しているバアヤをみた。
「どう?バアヤ」
「かなりいいわ!右膝がちょっとだけまだ痛いけど」

 

膝を触ってみたところまだ浮腫はあったけど
かなりいい感じになっていた。
必要なエクササイズを指導しておいたから
徐々に回復していってくれるはずだ。

 

 

1日経った後も成果は引き続き
充分に出ていて俺は満足した。
脳のブロックが外れると痛みが
元に戻りにくいのを俺は知っているんだ。

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【必見】対談しちゃいました

Dr.ウエムラ
原口力也准教授
Ken Yamamoto

 

この3名が若手治療家の質問に答えるという
座談会形式で対談する様子をDVDにしました。

 

題して

若手治療家の悩みをバッサリ斬る!! 『下肢腰椎編』
若手治療家 vs Ken Yamamoto・Dr.ウエムラ・原口准教授
feat 野口律奈博士(栄養学)
です。

 

 

若手治療家と言っても柔道整復師の資格を
取得して既に7年目の先生から整体をメインに
施術を始めたばかりの先生までが
たくさんの質問を我々3人にぶつけてくれた。

 

答え手の我々3人は既に生徒さんを持って
教えている立場であり、今まではテーマを
決めた一方向での講義が多かったけど、
今回は対話形式で進められたために受講生さん達が
どんな疑問を普段から持っているのか
よく分かって逆に刺激をもらうコトができた。

 

 

Dr.ウエムラのカイロプラクティック的な
アプローチからみた膝痛、股関節痛。

 

原口力也准教授の膝痛の分類、
足首の講義は聞く価値がとても大きい。

 

私自身はスクリーニングについて話、症状の原因を
絞るコトができる話をさせてもらっている。

 

 

医師の診断する椎間板ヘルニアの2つのパターン
カイロプラクティック的なアプローチの仕方の説明
なぜヒトは首が傾くヒトが多いのか

 

それに加えて今回は特別参加していただいた
栄養学の博士である野口先生に栄養について
驚くべき情報をもらうコトができた。

 

我々は筋、腱、靭帯、骨に対してアプローチをしてきたけど、
そもそもその前に栄養の問題を解決しないと身体の問題が
解決しない可能性が出てきてしまったのには驚きだった。

 

 

実技も実際に収録されている。
3人の話手はそれぞれがセミナー及びDVDを
出しているので詳しくはそちらを参照して
ほしいけど多くの手技も収録されている。

 

収録時間はおよそ2時間半であり
収録内容は若手治療家先生の質問の殆どが
下肢の症状だったため下肢、骨盤までをメインに行った。
現場で役立つ内容に仕上がったと自負してるので
見て欲しいな。

 

Ken Yamamoto

Ken Yamamoto事務局です。

 

今回出演の3名の質問に答えた先生の
ミッションは

患者様、お客様に満足いただける
治療家、セラピストを増やしたい!!

です。

 

 

そのミッションは以前から変わりませんが
これまでは各先生が自身のテクニックを
一方向で公開してきました。
ですが今回は悩める若手先生方と双方向での対談です。

 

 

若手治療家のみなさん、
もちろんベテランの先生方もが聞きたいような内容を
今回ゲスト出演された若手先生達が代弁してくれています。

 

聞きたくても答えてくれる相手がいなかったり、
相手がいてもその相手に悩みに答えるスキルがなかったり、
聞く機会がなかったり、また質問さえも浮かばない方にも

 

待ってました!!
これこれ、これが聞きたかったんです!!
って内容になっています。

 

 

DVD発売開始は10月4日(火)朝8時からになりますので
ぜひメルマガでチェックしてくださいね。

 

3人の先生はそれぞれ

 

足が痛くても中枢から見ていきます。
カイロプラクティックの哲学がそうだからです。
Dr.ウエムラ

 

 

怪我をした人達をみる仕事をしてきたけど、
どうして怪我をしてしまうのか?
まずそこから考えなければいけない。
原口力也准教授

 

痛みにフォーカスするな。
KenYamamoto

 

主にこんなことを伝えていますが
詳細内容はこんな感じで盛りだくさんです。

 

・筋肉の仕組みとカルシウムについて
・カルシウム不足が起こるとなにが起こるのか
・正しいカルシウムの摂取方法とは
・若手先生が疑問を抱えている患者様の施術方法
・膝の症状の分類(膝自体が原因なのか? 膝以外が原因で膝が痛いのか?)
・カイロプラクティックからみた膝の痛み / 背骨を整えるとなぜ膝の痛みが消えることがあるのか
・カイロプラクティックの誤解
・膝痛について
・正座ができない症状について
・膝の腫れとはなに?そしてその分類は?
・軟部組織の鑑別についてとその検査方法
・スクリーニング方法
・X脚・O脚について
・栄養学からみた肩コリについて
・椎間板ヘルニアについて講師3人の考え方と鑑別
・下肢に対する痛みをみる前にチェックするべき検査
・神経圧迫の考え方のヒント
・座骨神経痛の分類
・ベッド上での施術で痛くないのに立つと痛いのはナゼ?
・高齢者の股関節は若年者層と何が違うのか? 変形性股関節症からみた解説
・上肢由来の腰痛について
・効き目と利き腕について
・変形性股関節症の実際の評価 / 股関節と骨盤のコンビネーションについて
・カイロドクターが教える矯正以外のアプローチについて
・身体に対する栄養学的補足
・リハビリテーション栄養学とは
・筋トレしても筋肉が痩せていく現象がある
・食事の摂取方法のコツとツボ

 

 

どうですか?
ワクワクしませんか??
あまりピンとこない先生も
ご覧いただくとワクワクしてきますよ。

 

動画を一部公開しますのでご覧ください。

【販売開始します】若手治療家の悩みをバッサリ斬る!! 『下肢腰椎編』

【販売開始します】
若手治療家の悩みをバッサリ斬る!! 『下肢腰椎編』

 

分からないうことは調べることが出来る。
だけどコレだと効率が良いわけではない。
自分が疑問に思っている角度は教育を受けた先生の趣旨
などによって影響を受けてしまうし偏ってしまいがちだ。

 

 

つまり、自分が疑問に思う角度の範囲や枠は狭い。
それに気がつくヒトは実に少ない。

 

第三者が質問するのを聞くのはとても良い勉強になる。
だって突拍子も無い自分では思いつかない様な質問をして
それに答えるのを聞くというのも自分の枠を超えた知識を
手に入れる方法だと思うんだ。

 

何を調べて良いのかすらわからないならば、
もしかすると今回の若手治療家の質問は視聴者
にとって実に的を得た質問となるかもしれない。

 

 

「はぁ?何言っちゃってんの?」
という様な質問にド真面目に答えるDr.ウエムラ
コレなんかもなんちゃってカイロプラクター
を見分けるにはいい物差しかもしれない。

 

理学療法士さん達が得意としているけど
柔道整復師とか鍼灸指圧師や整体、
リラクゼーション師は殆ど気にしてこなかった
加重位でカラダを分析する方法を
分かりやすくい話している原口准教授。

 

俺自身はスクリーニングについてや手技の
ヒントを散りばめた話を沢山させて貰った。

 

それだけじゃなく我々は知識が全く足りない分野
である栄養学には思わず脱帽してしまった。
カルシウムやダイエットについても専門的に
野口博士が解説を加えてくれている。

 

 

正しい筋肉の状態を
「血行が豊富であり、伸び縮みが筋肉の
適正範囲で自由自在であり伸展しても
短縮しても神経圧迫も血管圧迫、
リンパ管などの圧迫も無い状態」

 

と定義した場合、
実は堅い筋肉と柔らかい筋肉との差は
栄養学的に問題がある可能性も
あり得るコトが理解できると思う。

 

そもそも必要なのは
ストレッチもマッサージもだけど
栄養学アプローチだったのかもしれない
ヒトもいる様に思えてくる。

 

この
2時間26分という映像の中でいくつも
メモを取るコトが出てくるはずだ。
我々答え手の3名は専門のDVDを出しており
それぞれの分野のテクニックは各先生が
出しているコンテンツに譲るとして
理論と一部手技や検査法を収録している。

 

 

知識を得る方法、既に知っている知識でも
ヒトが変われば表現が変わるし自分と近い
考え方だけども少し違う考え方かも知れない。

 

そんな少しの違い表現の差から学ぶべきモノを
掘り下げていくと自分の知識は更に確固たる
自信に繋がっていくと俺は信じているよ。

 

DVDの見方として、ただ流れる映像を
追っかける方法もいいかも知れないけど
若手治療家の立場で鑑賞する方法もあれば
答え手になった気持ちで
俺達側に座った気持ちで鑑賞する方法もある。
どの立ち位置でも必ず得るものはあると思うんだ。

 

 

面白いから見てね!

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【若手治療家の悩みをバッサリ斬る!! 『下肢腰椎編』】

出演:
Ken Yamamoto
DR.ウエムラ
原口准教授

スペシャルゲスト:
野口律奈博士(栄養学)

内容:
・筋肉の仕組みとカルシウムについて
・カルシウム不足が起こるとなにが起こるのか
・正しいカルシウムの摂取方法とは
・若手先生が疑問を抱えている患者様の施術方法
・膝の症状の分類(膝自体が原因なのか? 膝以外が原因で膝が痛いのか?)
・カイロプラクティックからみた膝の痛み / 背骨を整えるとなぜ膝の痛みが消えることがあるのか
・カイロプラクティックの誤解
・膝痛について
・正座ができない症状について
・膝の腫れとはなに?そしてその分類は?
・軟部組織の鑑別についてとその検査方法
・スクリーニング方法
・X脚・O脚について
・栄養学からみた肩コリについて
・椎間板ヘルニアについて講師3人の考え方と鑑別
・下肢に対する痛みをみる前にチェックするべき検査
・神経圧迫の考え方のヒント
・座骨神経痛の分類
・ベッド上での施術で痛くないのに立つと痛いのはナゼ?
・高齢者の股関節は若年者層と何が違うのか? 変形性股関節症からみた解説
・上肢由来の腰痛について
・効き目と利き腕について
・変形性股関節症の実際の評価 / 股関節と骨盤のコンビネーションについて
・カイロドクターが教える矯正以外のアプローチについて
・身体に対する栄養学的補足
・リハビリテーション栄養学とは
・筋トレしても筋肉が痩せていく現象がある
・食事の摂取方法のコツとツボ

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Kenでした。

KENYAMAMOTO DVD紹介

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