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Appleが実践するABCDEシステム

2017.01.25

カテゴリー:【治療院経営】今冨貴夫

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ご挨拶

 
日頃よりご愛顧賜り誠にありがとうございます。
株式会社ラポールスタイル代表今冨貴夫です。

治療院経営ブログは、治療院経営において最も価値の高い情報をより多くのクライアント様に情熱を持ってお届けするブログです。
治療院の先生方にご満足頂けるような他社には真似できない情報を無償にて提供させて頂きます。
 

【本日の議題】ブライアントレーシーにお会いしてきました。

 
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ブライアントレーシーはかれこれ10年以上お世話になっている私の経営の師匠の一人であります。
ブライアンはアメリカでもっとも著名なスピーカーであり、ビジネスコンサルタントの権威でもあります。ビジネスコンサルタントの権威として、IBM,モービル、バンクオブアメリカ、クライスラー、コカコーラ等を始め、
フォーチュン500社に入る有力企業のうち200社以上に関わっている経営コンサルタントです。
 
 
本日のブログではブライアンの講演によって得ることができた情報をお伝えさせて頂きます。
 
 

生産性を毎週0.5%ずつ上げることが大切

治療院を経営されている先生方もご自身で治療を行うことができる限度(人数)がありますので、マンパワーに限界を感じている先生方もいらっしゃると思います。また現在でもお一人で治療院を経営されている方も治療時間を短縮する(治療の質を維持しながら)ことはより多くの患者様を診るために必要不可欠なことであると思います。では生産性を高めるためにはどうすれば良いのでしょうか?ブライアンはABCDEシステムを実践することが重要と言及しております。
 
 

【ABCDEシステム】

 
 
A:優先順位一位(絶対にやらなければならない事項)
B:二番目に大切なこと(するべきこと)
C:特別重要でないこと(A・Bが終わって時間的に余裕があるときに行う事項)
D:委任できるもの
E:消してよいもの
 
 
上記のようにABCDEシステムとは自身が行う事に対して優先順位を細かく分析するシステムのことです。このシステムを治療院に落とし込んで説明をさせて頂きます。簡単な例として治療院にかかってくる電話に関してですがこちらの業務はABCDEの中でどれに当てはまるでしょうか?私はDに該当すると考えております。もちろん院長先生が対応できればより良い対応になるかもしれませんが院長先生にも時間は限られておりますのでこのような業務に対しては委任するのが一般的かと思います。
 
 
では、患者様に対する治療に関してはどの項目に該当するのでしょうか?私の考えでは患者様にも健康保険を適用して治療を行う患者様、自費診療の患者様、交通事故の患者様など様々な患者様がいらっしゃいます。もちろん平等に対応することが大切ではありますが、生産性を考えるのであれば健康保険患者様はB、自費診療や交通事故患者様はAに分類されると考えております。(※ここでは生産性をテーマに挙げて説明をしておりますのであくまで生産性以外の要素に関しては含まれないものとして解説をしております)
 
 
掃除などにもついてももちろん率先して院長が行うことは重要なことではありますが生産性のことを考えると委任することがより生産性効率を高めることはできます。つまりブライアンが伝えたいのは自分の時給を超える行動を実践しなければより良い数字を達成することはできないということなのです。だからこそ毎週0.5%ずつ生産性が上がるような努力をしているかどうかが大切なのです。生産性を高めることをより意識するためには『今、私の時間の最も価値ある使い方は何か?(今の人生で最も価値ある使い方は何か?)』と質問を自身に対して投げかけてください。質問をすることで明確に答えを引き出すことができます。
 
 
生産性を高めるために実際にあったiPhoneやiPadで有名なApple(アップル)の話をさせて頂きます。Appleは今でこそ全世界のTOP企業でありますが創始者のスティーブジョブスが会社に復職(一度創始者にも関わらず退職させられている経緯有)する際にAppleは倒産寸前の状態でした。当時Appleには販売している商品が100種類以上あったのですが4つのメイン商品以外のすべての商品を販売を中止しました。(ABCDEシステムのEを実践)その決断によりAppleはV字回復し、iPod、iPhone、iPadなど最新鋭の商品を開発することに力を注ぐことができたようです。
 
 
つまり現在治療院で提供しているメニューが多すぎて、患者様が何を受ければよいのかわからない状態になってしまっている可能性もあるのです。そのような場合はABCDEシステムのEを活用して頂くことでより他のメニューに集中することができ、それが自費診療の売上をより高める要因にもなるかもしれません。
 
 

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