日計表にあることを書くとリピート率が劇的に改善するお話し
2015.06.12
カテゴリー:【治療院経営】今冨貴夫
ご挨拶
日頃よりご愛顧賜り誠にありがとうございます。
株式会社ラポールスタイル代表今冨貴夫です。
治療院経営ブログは、治療院経営において最も価値の高い情報をより多くのクライアント様に情熱を持ってお届けするブログです。
治療院の先生方にご満足頂けるような他社には真似できない情報を無償にて提供させて頂きます。
【本日の議題】日計表にあることを書くとリピート率が劇的に改善するお話し
先生の院では患者様の来院した記録を残すために
日計表を使用しているでしょうか?
おそらくほとんどの整骨院が日計表を活用していると
思いますが、新規患者様が来院された際は
どのように日計表に印をつけておりますか?
蛍光ペンでラインをつけたり
赤字で記載をしたり
新やNのマークを記載したりするなど
色々な工夫をされていると思います。
そこで先生に必ず行って頂きたいことがあります。
それは…
当月の新規患者様の来院回数を日計表に記載することです。
詳しくは以下の図を確認下さいませ。
このように当月の新規患者(全く初めて来院)の名前の横に当月の通院回数を記載するようにして頂きたいのです。
先生もご存じかもしれませんが
日本でも有名なリッツカールトンホテルでは
伝説のドアマンがおります。
そのドアマンは一度利用したお客様の顔と名前を記憶し、
ホテルに訪れた際は必ず名前を呼びかけるようです。
実際にお会いしたことがないので本当かどうかは
わかりませんが本当であればホテル利用者は
こういったホスピタリティ溢れる対応を望んでいると思います。
東京のあるスーパーでは一度利用したことがある
お客様がいらっしゃった際にいつもご利用ありがとうございます。
と言ってからレジ打ちをするスーパーもあります。
お客様からしたらこのような対応は
高揚感があるのではないでしょうか?
つまり新規患者様の来院回数を日計表に記載することで
患者様の通院回数に合わせた対応を行うことができます。
例をあげますと
担当制ではない整骨院に当月の新規患者様で
4回目来院される患者様がいらっしゃるとします。
『今日は4回目の来院になりますけれども
初回に前屈の動作が痛いとおっしゃってましたが
今日の状態はどうでしょうか?』
このような言葉を一言お伝えするだけでも
患者様は安心して頂けるのではないでしょうか?
そんなことすでに行っていると感じた
先生もいるかもしれませんが
私がお伝えしたいのはスタッフ全員が当月の新規患者様が
何回来院しているのかを日締めで把握することです。
治療家は把握していたとしても
受付が把握していないこともあります。
これではリピート率は改善されません。
日締めで計算をしないと月末にリピート率を計算しても
患者様はほとんど入れ替わっているので
対応を改善することができません。
※患者様はロボットではありません。
是非今日のブログを見て頂いた後に、
新規患者様の通院回数を日計表に記載することから
始めて頂ければと思います。
これからの時代は患者様一人ひとりにより向き合うことが
できるかどうかが重要になります。
今までは一日に何人の患者様の治療をするのかで
各整骨院は競い合っていましたがこのような時代は
淘汰されてきております…。
誰よりも患者様の為に患者様のタイプに合わせた
適切な対応ができる整骨院が二極化の時代を
生き抜くことができると私は強く感じております。
患者様一人ひとりの為に
より良い医療(技術・対話・経営)を提供していきましょう。
追伸
先日元在日ドイツ大使フォルカー・シュタンテェル氏の
来日歓迎及び出版記念祝賀会を共催させて頂きました。
シュタンテェル大使とは今までに何回もお会いさせて
頂きましたが日独関係の強固な基盤を作ってきた有名な
大使でもありますので祝賀会には約100人の方々が
参加して頂きました。
城内実外務副大臣もお越し頂き、
日独の関係がより深まる機会となりました。
やはり自分よりもレベルの高い方々とお会いできるのは
とても刺激になりますし、自分自身を成長させてくれる
大きなきっかけになります。
人生の成功には方程式があります。
人生設計+経営戦略+情報収集分析+メンター+実行
今回の機会は人生の諸先輩方(メンター)から情報を
収集させて頂く良い機会にもなりましたので先生方に
より良い情報をお届できるように日々努力していきます。