治療家の成長は症状から逃げないことしかない
2016.12.13
カテゴリー:【治療家】KENYAMAMOTO 氏
KENYAMAMOTOのご紹介
『腰痛を世界からなくしたい』
この想いから解剖学、運動学に基づいたKen Yamamotoオリジナル治療法を確立。
柔道整復師、准看護師二つの国家資格を持つ。
現在、東京に3か所の治療院と10か所の機能訓練に特化したデイサービス(介護施設)を運営。
国内外の治療家やドクターに向けたセミナーも実施。
1年ほとんど海外で過ごし、招かれた国はニューヨーク・LA・カナダ・ドイツ・スペイン・イタリア・オランダ・オーストリア・ケニア・モルジブ・インド・タイ・フィリピン・マレーシア・シンガポール・インドネシア・カンボジア・ネパール・オーストラリア・韓国・その他多数。
東京大学医学部教授をはじめ、署名ドクターを対象にセミナーを開催。解剖学、運動学からも考えられた治療法に日本医療最高峰のドクターたちからも喝采を浴びる。世界中の著名なプロスポーツ選手・有名人・要人からも依頼が多い。
【本日の議題】ゴールドコーストセミナー 前夜祭
セミナーに前夜祭があるのは
海外セミナーならでは(゚∀゚)
タスマニからシドニー、パース、
メルボルンにブリスベンから。
そして日本や台湾、カナダからも
参戦する先生がいて激しく感動してます。
セミナーはドクターも参加するんだ。
KYT がどんどん広がっていくのは
KYTが力学であり解剖学を元に作っているから
習った日から俺と同じ成果が出せるということ。
そして、メディカルも認め出して
いるということが拡がる理由なんだ。
医師じゃないけど、エビデンスを持って
メディカルに意見を言えるような
治療家が増えるともっといい世界に
なるに違いない。
それは結果自分のクライアント様や
患者様の痛みや苦しみを
とり除けたりするだろうし、
結果地域貢献、社会貢献へなっていく
と俺は絶対に信じているんだ。
俺達治療家のできる範囲は
まだまだこんなもんじゃねーだろ!
準備はいいかい?
今日のベーシック
明日のアドバンスでその武器を渡すからね!
ゴールドコーストから社会貢献の旅の始まりだ!
【KYTベーシックセミナー in Australia】
2016年最後のベーシックセミナーを
無事に終えることが出来てホッとしている。
世界中からここゴールドコーストに集結した
沢山の治療家達は8時間休憩なし昼休み無しの
講義に誰1人漏れることなく無事に終了する
ことが出来て心から安堵している。
首の回旋制限も、上がらない上肢も
触れないで完全にマックスになり
一気にセミナーはヒートアップ。
台湾人治療家やオーストラリアからの
参加者は筋肉や神経の名前は全て英語
でないと理解してくれなくて
それでもドクターやまわりの先生達が
フォローしてくれてとても纏まりのある
セミナーとなったんだ。
途中で気が付いたんだけど2016年最後の
ベーシックセミナー、つまり今回が
1番過去最高だったなと思う程
口もフル回転で喋くりまくってしまった。
人体解剖学からできた新しいKYTは
キレ味が抜群になりベーシックなのに
今日のセミナーでも殆どの症状を
なくすことが出来た。
明日は炎のアドバンスで
今年最後の最後のセミナーが終わるんだ。
今からもうワクワクしちゃって興奮で大変。
だって今ある知識を全て出し切るから
どれだけ世界中から腰痛を減らせるのかな
って思うと嬉しくなるよ。
今年はアメリカ大陸横断セミナー
なんかやってみたし地球何周したか
分かんないくらい。
2017年の予定も徐々に埋まり出してきたし、
今は明日の炎のアドバンスを終えて
世界中から来てくれたみんなを
爽やかにして返すのが想像できて
まさに興奮状態マァァァーーーックス
ドクターの8年越しの頚椎ヘルニア
ドクターは8年越しの頚椎ヘルニアに悩んでいたんだ。
いや悩みはもはや無かった。
顔を上向くと痺れが出る。
そしてコレはヘルニアであり
椎間板が押し出されており
上向くとそれが助長される訳で、
解決法を探すのを諦めていたんだ。
上を向くとズーーーンと
左の指がおも〜く痺れてくる。
上を向かなければ症状が出ないのだから
解決方法は上を向かないコトだ。
と思っていた様子だったんだ。
今年最後のKYTアドバンスセミナー
ゴールドコーストにやってきた
今回のメンバーは皆情熱的だった。
まさに海を越えてわざわざ日本や
カナダなどからやって来た治療家達。
オーストラリア各地から集結したメンバー達。
そんな中にドクターは混ざっていた。
ドクターの背中をみて驚くほど歪んでいるのを
見つけた俺はマルで整形外科に行けば側湾症と
言われるレベルじゃないかなと思った程だったんだ。
本人もこの歪みを知っており、
でも忙しい日常生活のせいにして放置していたんだ。
「ドクターこうするとどうですか?上を向いてください」
『・・・痛みや痺れがな、ないです。。。』
これを答えるのに慎重だったドクターだったけど
痺れが抜けたのは実に8年以上振りだと喜んだ。
「痛み痺れもなく今は上向いて気持ちいい感じがします」
と付け加えた。
どんな人にでも悩みや痛みはあるわけで
でも、言うほどの痛みではないと思っている。
それでもカラダの不調を見抜くのも
治療家の仕事だと思っている。
「あなた調子悪いんじゃないの?」
ってこんな聞き方ではダメだ。
「ココがこんなになるまでお仕事を頑張っておら
れるのですね。とてもカラダが痛がっていますよ。
どうすると特に辛いですか?」
こんな聞き方はどうだろうか?
セミナーに参加されたドクターなのに、
痺れがあって辛いハズなのに
コレはどうやっても無理だと自分の中で納得
してしまっていたものをワザワザ手を挙げて
なおしてくれませんか?
どうにか解決したいんだという藁にもすがる
時期を超えていたのかもしれない。
辛くても手を挙げてこの痛みを苦しみを
取り去って欲しいと言わなかった
ドクターの心境はどんなだったんだろうか?
手を挙げないから痛くない
と思っていた俺は飛んだマヌケだ。
でも偶々までドクターの背中を
触れることができて運が良かった。
俺はKYTアドバンステクニックでほんの僅かな
時間で皆の前で痛みと痺れを取り去って見せた。
この瞬間セミナーに参加した皆の顔は自信に繋がった。
自分のクライアントさんの顔が浮かんできましたとか
この症状で悩んでいる人を見ることになっていたとか
とにかく2016年最終セミナーは今日終わったんだ。
よく出し惜しみセミナーに参加しちゃった
とかって話を聞くけどKYTは出し切りセミナーだ。
アドバンスは俺の持っている情報を全て晒す。
出し惜しみなんて便秘の女みたいなことはしない。
全部出しちゃったら全員がライバルになるから、
また頑張って勉強をしないと逆に置いていかれる
恐怖を自分で作ってんだ。
セミナーを終えて、もう何にも言えねー気分だ。
今年は沢山のセミナーを世界中でこなしてきた。
回数で言うと40回前後になる。
アメリカ大陸横断セミナー8登壇を敢行した。
フィリピンセミナーが2回加わった。
タイでの大病院でもセミナーを行った。
アメリカの大学や大学院でも講義を行った。
このセミナーの数や内容は1年でできた内容ではない。
積み重ねて積み重ねてようやくできた作品だ。
来年は新たな地域でのセミナーもオーダーされている。
俺は来年もカッ飛ばすつもりでいる。
ところでゴールドコーストセミナーに
参加された皆は自主練を行なっている。
俺も合宿所に様子を見に行ってきたのだけど
1AMを過ぎても練習を止める気配がなかった。
手技療法家はテクニックに飢えている。
何よりも自分自身のためでもあるのだけど、
結果コレは患者様のためであるしひいては地域貢献、
社会貢献に発展していくタネとなったろう。
真夜中のホテルの帰り道
そんな彼らを見て俺は初心を思い出していたんだ。
治療家の成長は症状から逃げないことしかない
治療家7年目の女子と美容師女子
は抱き合って号泣しあっていた。
何が起こったのか慌てて確認するとようやく痛み
と痺れが出た症状から解放されたのだと言った。
ゴールドコーストセミナーは昨夜終わった
というのに居残り組は今日も深夜まで練習していた。
昨日は3時半まで行ったらしいし、
今日はというかもう深夜2時半を回っている
というのにまだ練習は終わる気配がない。
それと何故に美容師さんがオーストラリア
セミナーに遥々日本からやって来たのか?
それはちょっとよくわかっていない。
でも彼女は去年もオーストラリアセミナー
に参加して熱心に勉強をしていった。
美容師さんは椅子に座って髪の毛を切ったり
立ったまま側屈して髪の毛を切ることが多い。
それにプラスしてハサミを動かし続ける
屈筋や伸筋の何万回もの運動を行うため
一旦バランスが崩れると次の関節の動きを
制限してしまい、その繰り返しで肩がパンパンに
張ったり首の動きの制限があったりする人が多い。
美容師さんが言うには上を向くと痛みと痺れが出てくる。
昨日のドクターと同じような症状だ。
では指先の末端から見たらいいのか?
一概にはそれが言えないのだが、KYTは下
肢から見ていく勉強を沢山行なっている。
それが何よりも効率がいいからだ。
昨日のアドバンスセミナーでなおし方を説明した。
そして帰国までに治療家7年目のU先生に
「彼女の痛みと痺れを取り去ること!」
と言い渡していたんだ。
アドバンスセミナーでも言ったようにKYTは
施術者が痺れや痛みを恐れなくてよくなる。
検査方法と治療方法の組み立てについて話をした。
U先生は果敢に攻めたけど美容師さんの症状は
彼女には難しく困難を極め投げ出しそうになっていた。
頭はパンパンになり、
「ダメだ、私には無理です。やったけどダメだったんです」
とでも言わんばかりの顔をして眉間にしわを作っていた。
あぁココが分かれ目なんだよな。
このまま諦めてしまうのも人生。
ココで食い下がるのも人生。
U先生はどっちだろうか?
彼女は悔しそうで、俺に何度も食らいついてきた。
「先生、ヒントをください」
必死さに俺も彼女の情熱的な心に打たれてしまい
ヒントをいくつか出したんだ。普段はセミナー以外
では殆どそんな機会もナイのだけど
俺の言葉に何度も頷くと彼女は頭を整理して組み立て直し
「やってみます」
て言ってくれた。
治療家が成長するチャンスは
いつでもあるんだけど単に人数を
触れるから成長するとは思えない。
テーマをもって施術しなければ成長などない。
そのうち単調な生活になっていき
情熱も失われていく人が多い。
でもテーマをもって施術に当たっていれば、
予想と違う答えが出たり、考えてきたような
答えが出にくかったりする。そしてまた考える。
基準を設けてみなければいけないことが分かり出す。
このパターンはなぜこういう成果
になってしまったんだ?とか
新たなテーマが出てくるわけだ。
だから情熱も長続きするし
考えながら施術するから上達しだす。
KYTではベーシックは何も考えなくても
痛みは取れるように作ったから、
成果が出て当たり前なんだ。
受講した誰に聞いてもらっても構わない。
KYTベーシックで痛みが取れないことがあるか?って
職業がセラピストではなくても説明を聞いて
もらえれば医学知識がなくても成果は出せる。
アドバンスはそうではない。考えさせる。
そして成果を出させるための材料を提供する。
調理はセラピスト次第だ。
そして、真の成長はココにある。
考えるという事だ。
セミナーが終わった翌日、
少しづつ帰国の途につく先生が玄関に向かう。
でも今夜はそれでも15人ほど参加していた。
ホントに頭が下がる。
俺は皆の情熱に負けてしまい、U先生以外にも
「オッケー質問していいよ」
と言うと怒涛のような質問攻撃が待っていた。
俺の説明を聞きに周りに群がってくる受講生さん達。
その後ろでイキナリ号泣し出したのがU先生で
、もらい泣きで泣き出したのが美容師さんだった。
「どうした?何があった??」
俺は泣いて抱き合っている2人に駆け寄り聞いたんだ。
「痛くないんです。痺れないんです」
そしてまた泣き出した。
それを見て、いいなと思った。
しつこい位にコレでもか、コレでもか!と
正直泥くさいくらい何度もダメ元を繰り返し
作り上げてきたのがKYTだったからさ、
そんな気持ちを急に思い出させてもらった
ようで俺ももらい泣きしそうになっちったよ。
U先生の成長を確認して嬉しかった。
ホントに嬉しかった。負けず嫌いな
性格も何年も前から知っていたからね。
夜中までこんなに大人数が集まって
質問を繰り返す受講生さん達が有り難かった。
俺って幸せモンだな。
研究したコトを発表できる舞台があって、
こうして色んな国で感動を分けあえるんだもん。
施術方法を教えて、
こうして泣いてくれる人に出逢えて幸せだな。
思えば自由に研究させてくれる環境があって
充実させてもらえている毎日に感謝だ
俺を支えてくれている多くの日本の
スタッフにも感謝の気持ちで一杯だ。
俺は今年多くを学んだけど、
もっと次のステージに行きたいと思っているから
来年のKenYamamotoも期待してくれていい。
そして日本かどこか海外で研究発表する
機会があったら是非会いにきて欲しいな。
なぜ感動する人がいる程痛みや痺れが取れるのか
そして何よりも俺の情熱KYTを体感して欲しいんだ。
ゴールドコーストより 愛を込めて
Ken
次の国へ。
来年もKYTオーストラリアセミナー
12月に決定しました。
第一土日で行われます。
ユーロ圏、アメリカ大陸での
セミナーも決まりつつあります。
来年もKYTを使って世界の腰痛なおして
社会貢献マァァァーーーックス!
タイ国会議長宅へ
タイに帰国してすぐ警察車輌で国会議長のお宅へ。
議長と御婦人は以前、腰痛の時に自宅に呼んで
頂いて以来ずーっと仲良くしてくれているんだ。
彼らは英語が堪能だから俺としては
30パーセントくらい理解できる。
そして後は金丸氏のタイ語の通訳。
タイ語と英語と時々日本語が飛び交い
今日も明るい食卓を囲ませてもらったんだ。
「Ken、バンコクに来る時はうちに
泊まってホームステイしなさい」
「明日も来なさい」
とか言ってくださるんだ。
議長のご家族は日本びいきで日本に
ついていろいろ質問してくれるんだよ。
議長は新国王とも謁見されている
ほどの方らしく写真を拝見したよ。
これから益々素敵なタイになることを希望してまーす。
ホントにホームステイしちゃおうかなぁ
タイが大好きなんだ
バンコク病院整形外科背骨科から呼び出し介
バンコク病院整形外科背骨科の理学療法士
キャプテンから呼び出されたんだ。
「Kenさん、先日の順天堂大学病院と東京の
アテンドのお礼を外科長がしたいと言ってます」
のこのこ会いに行ったのは
トンロー警察の脇の素敵なワインバーだった。
そこでも治療について沢山の話がされた。
新しいテクニックについて様々な質問をされた。
世界中の手技療法家はテクニックに飢えているんだ。
答えられる質問はその場で答え、
残りは次回病院でということになった。
また来年も病院に呼ばれることになりそうだ。
病院で新人の指導なんかもしたことあるけど
益々絆が強くなりそうだな。
順天堂大学病院の整形外科医達は先日、
学会でバンコクに来た際にバンコク病院に
立ち寄ってくれたようで親交を深めたと言ってくれた。
名門「順天堂大学病院」と
東南アジア最大規模「バンコク病院」
が今後とも繋がってくれると嬉しいな。
ドボドボと外科長やキャプテンから
ワイングラスに注がれるワインを
そのまま胃袋に流し込んでいるうちに
ふらっとする位ヨッパラちゃった。
今回も金丸氏の通訳が炸裂してくれて
大いに盛り上がった夜だった。
明日は陸軍の腰痛相談に乗ることになっていて、
タイでゆっくり着実にKYTが
根付き出したのを感じている。
いい酒に気のおけるいい仲間。
言葉はわからないけどタイ語が心地いい。
世界ツアーも後半に差し掛かり
日本へ帰国するのを待ちわびている。
KENYAMAMOTO DVD紹介
◆ついにKenYamamoto最新手技が完成しました◆
【KenYamamotoテクニック Level6】
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