フィリピン代表サッカー選手
2017.06.04
カテゴリー:【治療家】KENYAMAMOTO 氏
KENYAMAMOTOのご紹介
『腰痛を世界からなくしたい』
この想いから解剖学、運動学に基づいたKen Yamamotoオリジナル治療法を確立。
柔道整復師、准看護師二つの国家資格を持つ。
現在、東京に3か所の治療院と10か所の機能訓練に特化したデイサービス(介護施設)を運営。
国内外の治療家やドクターに向けたセミナーも実施。
1年ほとんど海外で過ごし、招かれた国はニューヨーク・LA・カナダ・ドイツ・スペイン・イタリア・オランダ・オーストリア・ケニア・モルジブ・インド・タイ・フィリピン・マレーシア・シンガポール・インドネシア・カンボジア・ネパール・オーストラリア・韓国・その他多数。
東京大学医学部教授をはじめ、署名ドクターを対象にセミナーを開催。解剖学、運動学からも考えられた治療法に日本医療最高峰のドクターたちからも喝采を浴びる。世界中の著名なプロスポーツ選手・有名人・要人からも依頼が多い。
【本日の議題】フィリピン代表サッカー選手
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仙台大学のキョウコ先生から
連絡あったのは四月の後半だった。
「Kenさん、今フィリピン?サッカー選手
が怪我しちゃっててみて欲しいんだけど」
「俺は東京Japanですけど」
こう言うフレーズが結構多い。
今タイですか?
アメリカですか?
バリ島ですか?
日本ですか?
てよく聞かれる(^.^)
俺はどこにでもいる人だと思われている様だ。
そんな事から離れていてもどうしたら痛みが無くなるか、
または軽減できるかアドバイスする機会が多くなっている。
フィリピン代表のこの選手もその1人で試合中倒れさた
上に相手選手が足首に乗っかってきてすごい音がした。
それからズッと足をつくだけでも痛くて、でも代表戦
だからそのまま簡単な処置をされて走り続けたそうだ。
試合後とんでもなく足首が腫れて足が着けなくなった。
レントゲン撮影して骨には問題ないと
診断されたがどうにもこうにも。て事で
仙台大学のキョウコ先生に連絡が来て、
俺に伝わって来たわけだ。
「東京かぁ。じゃダメね。彼は2日後の代表戦に
どうしても出場して活躍したいと言うから
Kenさんに連絡してみたんだけど。。分かりました」
「いやダメじゃないよ。連絡先教えておいて」
その後彼と直接やり取りして
だんだん症状が見えて来たんだ。
受傷から3日目だった。
体重がどの角度で掛けると痛いか?
どこが痛いか?
どうすると楽なのか?
聞くと結構見えてくるもんで、
あぁ右短下肢のO脚で外重心で。。
ていつものアドバンスセミナーの
講義みたいな組立で見立てていったんだ。
ああしてみて
今度はこうしてみて
でどう?変化あった?
ってのを繰り返すんだ
すると痛みがかなり減ったと言った。
彼は2日後の代表戦にフル出場し
1得点を上げたと報告してくれた。
彼が住んでいるのはマニラだ。
俺がセブ島に来たのを知ると昨夜連絡して来たんだ。
「明日オフになったんでセブ島に会いに行っていいですか?」
と聞いてきた。日本でいうと東京福岡みたいな感じな距離だ。
俺はジンベイザメと泳いで生態を観察して次の課題を
考えようと思って旅を組み立てていたんだけど
慌てて宿泊を取りやめて日帰りに変更したよ。
それに彼は
「僕の他にもう一人膝が重症の人も連れて
行きたいんですけど良いですか?」
と言っていたんだ。
サッカー選手の膝の痛みは多種多様だけど
多くの場合は膝自体に問題がある事が少なく、
足首か股関節の問題が膝に影響を及ぼしている事が多い。
コレも見てみたい。ジンベイザメよりも
膝の研究の方が萌えたから日帰りにしたんだ。
期待に胸を膨らませながら早速選手達のホテルへ
膝は半月板とかじゃなくおそらく
過伸展による腱の炎症だと分かった。
受傷から3日目だった。
着地の時に膝が過伸展気味に膝の皿が
後方へいった感じがしたと証言している。
1つ1つどの部分なのか限定していこう
とするのだけど、ココですと言うところが
ポイントでなく指1本で指すことができない感じだった。
つまりまだ炎症があることを表している。
この怪我の前に同側の股関節を痛めたとも言っていた。
場所はどこ?と聞くと
大転子の前方 つまり大腿筋膜張筋だった。
触ると激痛だった。
この痛みは対側の施術が大事だった。
また腸腰筋へのアプローチを行うことで
ほぼほぼ痛みは消えてしまった。
また膝の裏の痛みも徐々に限定されてきて
半腱様筋の急激な伸展による痛みであることが
スクリーニングによって分かった。
また彼は極端なまでに反り腰であった為に
それを直すことも行わなければならなかった。
腱の痛みも殆ど無くなってしまい
後は日常生活のアドバイスを行い終了した。
また肝心のフィリピン代表の彼も
セブ島まで来たもののサホド症状は残ってなく
生活指導程度で終わってしまった。
炎症も関節が適切な位置にあった方が早く引くようで
彼の様に上手くハマれば90分走れ周り
点数を取れるくらい回復するんだなぁと
改めてコツの位置の重要性を知ってしまった。
コツの正しいと思われる位置とは、
つまりROMやMMTでも勿論柔軟性についても
良い成果が出る位置であるに違いないと思っている。
ただ、原口准教授が言うように関節が
柔らかいのと筋肉が柔らかいのはまた違うと
いうのも知っていないといけない事なんだけどね。
セカンドプランで。
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フィリピンにやって来たのは決してバカンスではない。
ココにやって来たのはメディカルスクール
の理学療法学科のいつもの教授が
「Kenは5月にセブ島に来れるかしら。生徒の授業を
お願いしたいから、来れる日程を決めたら教えて頂戴ね」
て話からだった。
「KYTフィリピンはチンコ先生が代表だから
チンコに聞いてね(チンコ=本名です)」
「分かったわ」
そんな事で訪比する予定を伝えてやって来たのですよ。
で、セブに来て連絡した。
「いつ授業を持つのか、科目は何でどこを教えて
欲しいのか知りたい。チンコには了承とったのか?」
と聞いたんだ。
「今ディーン(学長)が留守で
ミーティングして校内の会議で通すから」
と教授からの返事だった。
校内の会議で通したから俺にお願いして
来たんじゃなかったのかい???
で、昨日で10日目
「一体いつ会議して返事くんだよ」
とメールした。てかもう次の国に行くし
「明日に会議があってそこで決まるわ」
遅かった。明後日から次の国だ。
このフィリピンタイムとか、
ただ言ってみただけ〜っての
どうにかやめてくんないかなぁ。
フィリピンの一般人ならともかく
大学の教授ですらコレだからさぁ。
多少のイラつきを感じながらもタイや
オランダやスペインなどのセミナーや
患者様やレクチャーについて準備をするから
何もできない訳ではないんだけど。
無駄ににフィリピンに来ちゃった事になる。
全く付き合ってらんないよ。全くもって歯痒い。
俺はいつもセカンドプランまで用意している。
今回のセカンドプランはもう一度
マザーテレサの孤児院へボランティアだ。
荒れた心をボランティアして沈めさせてもらうんだ。
孤児院に着くと今日は賑やかだった。
近所の子供達が来てて何やら作っている。
フィリピンは今1番気温が高いらしく
小学生や高校生は夏休み真っ最中なんだ。
大学はあるみたいだけど。
あと今日は薬剤師のシスターがいて
この近所の人達に必要な薬を渡していた。
この孤児院の周りはスラム同然で、
誰も薬のような高いものを買うことは
できないだろうて感じの地域なんだ。
子供達は俺を見つけると駆け寄ってきてくれた。
抱っこしてしばらく遊んでもらった。
シスターは俺の顔や名前を覚えてくれていたけど、
警戒というか、警戒じゃないな遠慮がみられるんだ。
今回も、例えば支援しに来たのに
遠慮してるように見えてならない。
「なんか必要な物を言ってください
チャーーっと行って買って来ますよ」
と言うと食糧を少々頼まれる。
こんなの支援の価値が下がるから
ほんとに必要な物を全部教えて。
と言うとようやく口重たそうに喋りだした。
「実は。。子供達に音楽を聴かせたり
歌を教えてあげたいのよ。出来ればで
良いんだけどCDプレイヤーが必要なの。
そんな事お願いしても構わない?」
やはりそうだったか。遠慮してたんだ。
ほんとは施設を綺麗に保ちたいのだけど
トイレ詰まりのとき使うスッポンとか流しの洗う道具
水周り家具も壊れていた。ホウキも壊れてたし
ノートなどの文房具も子供達に学ばせる為に必要だった。
子供達は栄養失調で今も2人入院しているらしく
それには体重を毎日測る事で喋れない子供達の
健康管理が出来るのにと日頃から体重計があれば
と思っていたとボロボロ出て来た。
シスター達はこの足りない必要な物
の為に日々神様に祈ってきたらしい。
俺はシスター達とダウンタウンの
スーパーマーケットに行き必要な物を
全て買わしてもらうコトができて満足した。
しかもジャーマネ藤田マンに内緒で
会社のカードで買っちゃった。
会社からのギフトとして。
神様からすれば俺が大学で教えるコトなんか
実はどうでも良くて孤児院の為に
俺を遣わされたのかもしれない。
そんな風におとぎ話の様に考え方を
変えられた俺は、教授への怒りも跡形も
無くなってしまっている自分に驚いている。
予定通りばかり行かないのがこの世の常だ。
予約したはずのホテルは取れてなかったり、
飛行機は飛ばなかったり、セミナーはドタキャン
されるなどの不義理にあうこともしばしば。
だからどんな時もセカンドプランを
忍ばせておくのも手かもしれない。
俺は次の国に行く準備をし始めたんだ。
フィリピン滞在中の Kenより
タイサッカープレミアリーグのイケメンGoくんの症状
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タイではムエタイよりもサッカーの方が今は人気が高い。
夜中の屋台やスポーツバーではだいたい
若者がサッカー中継に熱くなっているんだ。
タイのサッカー人口は年々増えていて
プレミアリーグから2部3部とあり互いに
しのぎを削っている。
元Jリーガーを始め韓国やブラジル、スペイン
なんかからも助っ人が参戦しているために
レベルは眼を見張るものがある。
ガンバ大阪との試合で引分けたし、
国際試合でも徐々に成果が見え始めている。
元プレミアリーグで大車輪の活躍を
していたGoくんがやって来た。
今は2部リーグのチームだが
そのチームは2部でトップを独走している。
Goくんが牽引しているのは間違いない。
このまま行くと2部の上がプレミアだから
またGoくんがプレミア復帰するのも近いね。
Okubo Goshiの名前を覚えといてね〜!
彼と会うのは去年の7月ぶりくらいだ。
カラダを見て欲しいんだろうと思いきや
どこも痛くなくなっちゃったんで
普通にその時は飯食って終わっちゃった。
それから暫くしてギックリ腰になったそうだ。
でそれ以来疲れてくると
「あ、、危ない 腰が危ない」
と思う様になったそう。
大まかにギックリ腰の症状が治ったと
思ってしまい普通にプレイできるんだけど、
疲れてくると毎回痛み出す。
治ったと思っても、1箇所下部肋骨と
骨盤の間の1箇所が疲れてくると
そこに触れるだけでズキンとして
呼吸が止まる痛さがあったんだ。
まさにその痛みが確認できる状態でやって来たんだ。
慢性期に入っているダマの様に固まってしまっている
このゴリゴリは足底に問題があったんだ。
驚いたね。
足底の調整をする事で解決してしまったんだ。
コレはカラダの上行連鎖により凝り固まっていた
症状が徐々に抜けてきたのにはGoくん驚いていた。
そんなところが原因だったなんて。という
治し方の方が理にかなっていることが多い。
痛いところを押すとか矯正するってのは
何というか傷口に塩を塗りまくってるのに
似てると思っちゃうんだ。
離れたところに原因があるのに
そんな事したら原因でもないところが
暴力を受けた状態に近いかもしれない。
とにかく原因がわかり痛みがなくなったのを
確認したGoくんはまた練習に戻っていった。
来季 プレミアリーグでまた大活躍する
Goくんの応援に行きたいと思っているんだ。
ちなみに彼はタイで行われた
イケメン外国人選手の投票でたしか3番目に
選ばれたことがあるくらい人気選手でもある。笑
もうゴルフを辞めなくてはならないのでしょうか?
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バンコクより
競技ゴルフを学生時代から始め
タイで活躍されている女性がやって来た。
「もうゴルフを辞めなくてはならないのでしょうか?」
とても神妙な感じだった。
「足首なんです。痛み出して1ヶ月経って
いるのに一向に良くなる気配がありません」
タイ在住な為、日本で精密検査など
出来なかったろうと思い今迄の様子を聞いた。
「病院や整体に通いました。精密検査もしました。
後脛骨筋症候群とかでなんかふくらはぎ全体の
筋力不足が原因でバランスが取れないで
歩いているせいだ、とか言われました」
タイは日本並みに精密検査が出来る国なんだ。
「え?競技ゴルフをしている人に筋力不足?」
そう思ってふくらはぎは観察すると、
言うほどきゃしゃな感じでは無かった。
むしろしっかり鍛えられている感じがした。
筋力不足によるアンバランスとか治療院で言われると
それっぽく聞こえてしまうが明らかにコレは違う。
痛い場所は確かに後脛骨筋腱辺りを触れていた。
背伸びをする動きも、逆にしゃがむ動きも痛いと言った。
また痛い方の足底で片脚立ちになり対側の下肢を
ブラブラしてバランスをとる動きが一番痛がった。
学生時代から続けて来たゴルフを辞めなければ
ならないのかと悩んだくらい辛い出来事だっただろう。
病院はしばらく安静と言ってみたり、
筋肉か弱いと言ってみたりされると
混乱して余計混乱をまねいていた。
そこに俺がBangkokに登場した。
俺はこれを見てすぐに分かったよ。3秒だな。
後脛骨筋ナンチャラじゃなく原口先生の矯正ですぐだな。
その場でソファに寝かせ3秒で矯正を終わらせ立たせた。
「どう?」
「。。。。痛くないです。この、この動きが
出来なかったんですけど、あっ痛くなくなってる」
原口先生の矯正3秒で悩んでいた
数週間の症状が解決してしまった。
「私はゴルフつづけられますか?」
「続けてください」
そう言うとニッコリしてくれたんだ。
爽やかマァーーックス(๑˃̵ᴗ˂̵)
ところで原口先生の手技セミナーは
いよいよ今度の日曜東京開催なんだ。
3週間連続だけどね。
既にチケットは既にソールドアウトしてて
アレだけど参加できるカタはラッキー。
今回のような症状もバッコーンと
爽やかマァーーックスに出来るようになって来てね。
Bangkok滞在中のKenでした〜。
1年前大腿骨を骨折して骨癒合するも相変わらず脚を引きづり痛いオバさん
お婆さんが足を引きずって歩いていたんだ。
俺はね話しかけちゃったね。
「サワディーカーップ ジップ マイ ?」
的なタイ語。日本人だった。
1年前大腿骨を骨折して骨癒合するも
相変わらず脚を引きづり痛いとのこと
コレでも痛みは引いてきた方だと言っていた。
「オバさんさぁ もっかい歩いてみ」
お付きの人が怒り出した。
「この方を誰だと思ってんのよ。オバさんだなんて。。。」
婆さんと言わないだ敬意だろ?
と言い返そうかと思ったけどやめといた。
俺、誰にでもタメ口マックスですいまそん。
なんかさ、めんど臭いんだよね敬語ってさ。
でもなんか偉い人だったみたい。
意外だったのは婆さんが余りにもフランク
に話しかけたもんだから意外な出逢いに
少し俺を気に入ってくれたみたいだった。
「アタシはね、病院から理学療法士を出前して貰ったり
整体に通ってんのよ。マッサージとかもいってるわよ。
病院の先生は筋力がないんだから仕方ないって言うのよ。
で、あなたの考えは何?」
「俺の考えはこうだ。奴らは何にもわかってない。
そんなとこ行ってても絶対に良くならねーよ」
「だったらどうしろって言うのよ」
「オバさんのさぁ歩き方がなってないんだ」
「それは筋力が。。。」
「違う!」
俺は手で婆さんの口を遮った。
「そうじゃない。そうじゃないんだ。
オバさんの歩き方はさぁ こうじゃん」
と言って歩き方を見せた。
「これをやってる限りなおらないよ。
こうして歩かないとなおらない」
俺はこうだって見せたよ。コレはKYTDVD
のLevel3を見れば喋りまくってる範囲だ。
(別に宣伝しているわけではないんだけど
知らなかったら見た方がいいよKYTの基本だから)
「まぁ、そんなこと誰も教えてくれなかったわ」
「だろうな。だから何ヶ月経ってもなおってないんだよ」
「あなた!」
ヤバい、怒った?
「ランチに行きましょ」
「あ、はい」
口頭だとオバさんで文章だと婆さんだけど、
もう文章でもオバさんにするよ。ランチ美味しかったし。
ありがとうオバさん。ご馳走様ですた。
「オバさん。俺さ実は。。。」
「なによ あなた」
「。。。一夫多妻希望なんだよね。アリかな」
「無いでしょ バカな子ね」
そんな感じで初対面と思えないくらい和んでしまった。
出逢いはどこにでも転がっているんだな。
セミナーの心得
セミナーの心得
受講する側の立場からすると
満足するかどうかは当たり前だけど、
金額と情報量に見合っているか、
またはそれ以上のモノを得たかどうかに
掛かっていると言っても過言ではない。
セミナーに参加する事でその情報が
今後の治療家人生にどう有益か。
価値はあったのかと計測する。
価値はその人によって違うものだけど
おおよそそのセミナーで得た情報が
どの程度スピード上げて自分の利益に
繋がるかが価値だとは計算するハズだ。
こちら側からすると、いかに有益な
情報を提供するのかと言うところだが
正直受講される方々の受けてきた教育の
差が激しすぎて何処に合わせるべきか
迷っていた時代があった。
医師や理学療法士、看護師さんの様に
メディカルライセンスの方々や柔整、
鍼灸師圧のライセンス取得者と
整体、カイロプラクティックの先生方、
さらにこれからこの世界に入ろうと思っています。
といった方々も同列にセミナーを開催している関係上
どこにレベルを合わせても問題がありそうなもんだけど、
KYTのセミナーは殆どの場合、どのライセンスの人も
セミナーに不満を言う人がいない。
セミナー後の(俺にとって恐怖の)最後の
アンケートでも今のところ問題なさそうだ。
海外セミナーでは特に困るのが人種による違いだ。
イタリア人やスペイン人の様にラテン系は、
手品みたいな手技を見せてスタートすると
コッチのペースでセミナーを進行しやすくなる。
しかしドイツやオランダの様な保守な
感じではそうはいかない。
手品のような手技を見せても納得
いかなければ厳しい反応であるコトが多い。
何故そうなるのか。何故今の手技が有効なのかの理由と
医学的根拠を示さない限りタダの道化師で
終わってしまいそうになったこともあった。
かつて俺は整体師出身で柔整師になり
看護師になりまた整体師に戻った感じだ。
整体師だから勉強不足なんだね。
と言われたこともあった。
柔整師になっても勉強不足な人だね
と言われたこともあった。
セミナーを始めて15年ほど経つけど初めの頃は
何処かしっくりきていない場面も多々あった。
常に俺は勉強不足だって強迫観念があるから
自然とKYTのレベルも上がっていく。
今でも一年前のセミナー動画を
ジャーマネ藤田マンから見せられると
自分が恥ずかしいと思っちゃうコトがあるくらい
1年前よりも自分が進化しているのに気がつく。
今は全ての資格が有る無し関係なく価値ある
セミナーを作り上げている自負がある。
明日からの土日、アムステルダムセミナーを
ドッカンドッカン沸かせてくるつもりでいる。
オランダ滞在中のKenより
KYTアムステルダムセミナー
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KYTアムステルダムセミナー
初日は無事に終わることができた。
今日はベーシックで明日はアドバンスセミナーになる。
奇しくも明日は俺の盟友でもある帝京平成大学の
原口准教授の日本セミナーのテクニック版デビュー戦だ。
原口准教授のテクニックセミナーが終わる時間、
アムステルダムのアドバンスセミナーが始まる感じとなる。
原口准教授とは今回のテクニックセミナーに向けて
充分に時間をかけて精査し準備をしてきたし、
元々毎日授業を大学で持っているから
デビュー戦と言ってもルーキーでもなんでもない。
既にプロフェッショナルだ。しかも大学の准教授。
ただ唯一注意しなければいけないのは
授業は連続ドラマだとするとセミナーは
一回限りの映画の様な完結編でなければいけない。
そこだけが今回のデビュー戦で注意したいところでもある。
俺は原口准教授のリハーサルを何度も付き合って来た。
情報量は膨大な量だったけど、情報量をそのままに
したままシンプルに伝えるにはどうしたら良いだろうか?
と意見を交換し続けた。
出来上がった完成形はストーリーもほねつぎ師として
のカラダの見立て方もとっても素晴らしいと思った。
原口准教授は教え好きでわかるまで
教えてしまいたくなってしまう素敵な先生だ。
きっと大成功で終わると信じているよ。
話はアムステルダムセミナーに戻るんだけど
今日のベーシックセミナーは23名が
集まり通訳さんを介して進行された。
日本、スイス ドイツ スペイン イタリアと
勿論オランダ人も来ていた。
通訳は英語であり、時々コレの筋肉の名前は
ラテン語でなんて言うのですか?などという
時間があり時間を割かなければならなかったりもした。
俺なりに分かるまで教えたつもりでいる。
難しい顔をしていた受講生さんもいたけど
終わることには皆さん納得いった顔をして
会場を後にしてくれていた様だった。
さて、明日はアムステルダムでは
初のアドバンスセミナーとなる。
今日以上に会場を沸かせて来たいと思っている。
アムステルダム滞在中のKenより
KYTアムステルダムセミナー アドバンス編
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KYTアムステルダムセミナーでは
初のアドバンスコースを開いたんだ。
ヨーロッパ各地から参加したメンバーは
KYTアドバンスに触れて驚きと感動が
あったと言ってくれた。
怒りっぽいイタリア人は痛い痛いと言っていた
腰痛が完全に抜けてご機嫌に変わり、
首が痛くてと言っていたオバさん理学療法士も
腱鞘炎に長く悩んでいたセラピストも症状が
手品の様に消えていき完全に納得のいく
セミナーを受講できたと喜んでくれた。
アムステルダムセミナーを開催して
既に6年目だと記憶しているのだが、
初期メンバーは今も毎年更新される
ベーシックコースを受講してくれている。
満を持してアドバンスに参加してくれた形になった。
また、ある治療家はKYTを受け一度KYTから離れ
別の物を勉強していたそうだが結局
またKYTのセミナーに戻って来た治療家もいた。
ドイツで開業している女性治療家は
KYTをメインにして自分のクリニックを組立、
予約が埋まりすぎてどうにもこうにも手が足りず
日本から助っ人を雇うことにしたと話してくれた。
またスイスの治療家も年々売上が上がって来て
遠方からも治療に来てくれる人がいて予約が
満パンでカラダが辛く感じるときがあるけど、
それでも楽しいと報告してくれた先生もいる。
またスペインの治療家は病院で治し切らなかった腰痛を
一度で改善させ、徐々に治療の楽しさと社外貢献への
目覚めを感じさせている様子を語ってくれた。
1年に一度か2度、こうしてアムステルダムを訪れて
来たけどこう言った報告を聴けるのが本当に嬉しい。
KYTを学んでくれた人達が発展してくれているのが
聞けて本当に嬉しいんだ。
KYTだけで家を建てた人もいる。
ホントにKYTが世の中に役立っているな
と感じることが俺の生きがいでもある。
また、今日は原口准教授の
手技療法セミナー実技編も東京で行われた。
逐一ジャーマネ藤田マンによって
とても良いセミナーだったと報告を受けた。
サスガですよ原口准教授。
大勢の受講生さんが喜んでくれたのが感じられて
オランダにいながら原口准教授の大成功を喜んだ。
俺はアムステルダムセミナーを終え、
オーガナイザーのヤス先生とミーティング
したのだがヤス先生と話しているうちに
側弯症についてや首の痛みや肩の痛み、
そして立位や歩行について質問をたくさん受け、
いつの間にかマンツーマンの勉強会になってしまった。
オランダ代表のヤス先生がやはりKYTを牽引して
くれているからオランダにKYTが根付いてきている。
スペイン ドイツ、イタリアにも根付いてきている。
喜びを噛み締めながらミーティングを終えることができた。
完全にアムステルダムの予定が終わったのだが、突然
タイのスーパーロックスターから連絡が入ったんだ。
彼の名前はピーサドゥ。
「Ken僕らもアムステルダムにいるんだよ逢えないかな?」
以前彼が杖をついていた時、
足首の痛みを骨盤の歪みを治し、
杖がなくても走り回れるようにして以来
僕らはとても近い友人になったんだけど
偶然アムステルダムのコンサートで
訪問していたらしくカラダを見て来た。
ピーサドゥとアムステルダムと俺は
不思議な縁があるような気がした夜だったんだ。
フランスの治療業界事情
フランスのパリからこんにちは
アムステルダムからフランス新幹線TGVに
のってやって来た久しぶりのパリ。
ココではフランス人格闘家のザックと
会うことになっていたんだ。
彼は日本で年末RIZINのリングで
闘うほどの選手で、首が痛いから
みて欲しいと前々から頼まれていたんだ。
ザックはパリに住んでいるんだけど
また今年の7月に大阪のパンクラスの
試合に出ることになっているらしい。
彼は練習しすぎてしまう癖があるから、
限界を超えてるのに気が付かないタイプなんだ。
首の可動域悪すぎた。
万歳も中途半端な位置までしか挙がらなかった。
俺のホテルの部屋で施術するとすぐに
解剖学的肢位に近ずくことができた。
彼はすぐに痛みも可動域も回復し俺に言ったんだ。
「俺のチームにものすごいカラダの
悪い友達がいるからみてくれないかなぁ」
俺はザックに連れられてジムに入ったんだ。
このジムは名門ジムらしくオランダから
アーネストホースト選手がフランスに試合前に
調整に来る時はいつもこのジムで練習するらしい。
このジムはキックの世界でレジェンドの
藤原先生のお弟子さんが作ったそうだ。
紹介されたベトナム系フランス人は
首の痛みに悩んでいた。可動域が悪く
どの動きも痛みと制限だらけだった。
ジム生の練習が始まる直前だった為に
数分で治さなければならなかった。
「ちょっとソコ寝てみて」
道場のハジに彼を寝かすと
KYT膝立てテストで彼の歪みが見えてきた。
足の操作だけでほぼ首の可動域と痛みが消失し、
「Ken 何したの?アメージングだよ」
と喜んでくれた。
「Kenはヘンドーやキングモーやコンゴのカラダも
みてきてUFCにもアメリカに呼ばれて施術するんだ」
ザックが得意げに俺の話をしてくれた。
それを聞いたジム生が俺に話しかけて来たんだ。
このままここにいたらジム生の痛い人
全員見なきゃ行けなくなっちゃう。
僕腹ペコだしちょっと今はダメだ。
以前アメリカの格闘技ジムでトレーナー
してたんだけど毎回俺の前に
行列ができてたのを思い出した。
10年くらい前はアメリカの選手をたくさんみていた。
みんな日本のテクニックに驚き
カイロプラクティックドクターも
治し方を俺に聞きに来てたなぁ。
ジムを出たあと、ザックにフランス
の治療業界について聞いてみたんだ。
「ジムの人達は怪我したらどうしてるの?」
「まず病院に行くね。タダだから。でも怪我は治っても腰痛とか俺みたいに首の痛みはほとんど治らないよね」
「で、どうすんだよ」
「仕方なしに1時間2万円のカイロプラクティック受けに行くか1万円のマッサージ行くかまぁ後は休むくらいだな。だからKenが来てくれて助かったよ」
「カイロプラクティックもタダになればいいね」
「マッサージとかカイロプラクティックとか多分大統領が信用してなかったんだ。でも大統領チェンジしたから少しづつ変わってくれればいいなと思ってるよ皆んな。だって治したかったら1回2万円てヤバイよね」
「だよね。もしも俺がパリで開業したらうまくいくかなぁ」
「勿論だよ。今の道場生だけでも300人いるんだよ。働いている人もいるしすぐに予約取れなくなるよ」
フランスのパリ家賃は相当高いけど
うちのスタッフ誰か派遣するかな。笑
ザックは昨日に続き2回目の施術にやって来た.
「パパはスペースシャトルを作っていたんだ。
もうリタイヤメントしてずっと家に居るんだけど
カラダがもう片側の肩がこんなに下がって
背中が痛い背中が痛い』て言うんだ。
ザックはパパの姿勢のマネを俺に見せながら
顔まで痛そうな顔までパパの真似をするから
俺は思わず吹き出してしまった。
ザックは昨日に続き2回目の施術にやって来たんだ。
昨日の施術の前はホントお爺さんの様に背中が丸まり
頭は前下方に垂れ下がってたけど今日はだいぶマシだった。
昨夜は施術してゼットンという格闘技ジム行って
練習せずに帰ってゆっくり寝たそうだ。
とてもよく眠れたと言っていた。
もうクビは痛くはないと言ったけど
お礼に観光連れて行きたいと言ってやって来た。
俺的にはまだ姿勢が気に入らなかったから
「ザックちょっとそこに寝てくれ。昨日の続きしよう」
と言って寝かせた。
2回目の施術で上部胸椎が後方に極端に
出っ張っていたが大分真っ直ぐになった。
そしてコメントをしてくれた。
俺はねもう観光なんかどうでも良かった。
むしろパリの日常の方が興味深い。
ザックは凱旋門から続くシャンゼリゼ通りを
案内したがったけど俺はね普通の街を
ウロウロして見たいと言ったんだ。
だってパリをもっと身近に感じたいからさ
大分フランスが好きになったよ。
まだ俺自身が開業してみたいとは思わないけど、
パリも充分アリだなとおもった(๑・̑◡・̑๑)
次に来たときにはザックは自分の家に泊まってくれ、
そしてパパのカラダも見て欲しいと言った。
知り合いをこうして一人一人増やして行くと
その国に情が湧いてくるね。
昔は英語を知っててもプライドが高いから
それでもフランス語を話しして嫌がらせする国だ
と言われていたけど実はそうではないそうだ。
英語の教育があまり上手くなかったために
英語で聞かれても英語では発音が違くて
恥ずかしい気持ちからフランス語で
答える人が多かった様なんだ。
勿論プライド高すぎるのもあるかもしれないけど。
今は違う。教育が整い若めの人なら大抵英語が
わかるからケンでも生活できるよとザックは言った。
俺はまだね英語を勉強中だけどさ。
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