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女性部下を味方につける方法

2017.12.13

カテゴリー:【社員教育コンサルタント】朝倉千恵子 氏

asakura

自己紹介

小学校教員を経て、35歳で人生の崖っぷちに立たされ、「地獄の特訓」で有名な社員教育研究所に入社。中途採用、営業経験ゼロからのスタート。
礼儀、挨拶を徹底した営業で、3年後には社員数200名超、年間売上げ23億円の企業で単独1億円を達成。ダントツぶっちぎりのトップセールス賞を受賞。その9割は、飛び込み営業などの新規開拓営業。
2001年に独立。有限会社朝倉千恵子事務所を設立。
2003年にオフィスを東京日比谷の帝国ホテルタワーに移し、2004年に株式会社新規開拓を設立。講師として全国を飛び回る。
​自らの経験を生かした研修・講演は多くの企業から支持され、リピート率は98%を誇る。今現在、丸ビルにオフィスを構える。
また、働く女性の応援団長として自社にて「トップセールスレディ育成塾」を主催。全国から自分を変えたい!という女性たちが集まり、20時間のレッスンを共有する。
一回目のレッスン後から蛹が蝶になるごとく、激変する朝倉マジック。
その卒業生は2000名を超える。

【本日の議題】女性部下を味方につける方法

株式会社新規開拓の朝倉千恵子と申します。
今回は「女性部下を味方につける方法」についてです。(以下、朝倉千恵子著最新刊「『だから女は』と言わせない最強の仕事術」より抜粋)
 
 
【一線を引いてしまう傾向?!】
 今、女性活躍推進が叫ばれているのは、これまでに女性でありながら仕事で結果を出し周囲を認めさせてきた人たちがいたからと言っても過言ではありません。故に現在は、「女性がこんなに有能ならば、活用しない手はない!」と少しずつ女性が働きやすい環境を整えようと国や企業が動き出しています。
 
 
この道を開拓してきた女性たちというのは何の制度もなく、今よりも男性中心のビジネス界を生き抜いてきたいわば「猛者」たちです。
 さらに日本では、まだまだ賢くてデキる女性というのは敬遠されがちです。例えば男性で東京大学に入れば周囲から羨望の眼差しを向けられますが、女性だと引かれてしまう、という話を聞いたことがあります。
 女性も大学に進学し、就職することが当たり前となりつつある現代でさえ、上を目指そうとする女性には「女性なのにそんなに仕事(勉強)して、どうするの?」という冷たい目が浴びせられることも少なくありません。
 そのため、女性部下たちは、今管理職についている女性たちと自分たちとは違う次元のもの、「私は、ああはなれない」「あんなに男勝りでガツガツ仕事をして…。正直、ああはなりたくないな」と一線を引いてしまう傾向があります。男性社会の中を生き抜いてきた猛者はあくまで特別な姿であり、女性たちが憧れるロールモデルとはなりづらいのが現状です。
 
 
【苦労話・失敗談の共有で心の壁を取り払う】
「私とあなたは違う」と思われている状態では、いくら指導をしたところで部下の心には響きません。まずは女性部下の心の壁を取り払って、聞く耳をもたせる必要があります。そこでぜひ実践してもらいたいのが苦労話や失敗談の共有です。
 男性は結果重視ですが、女性はプロセス重視で、どれだけ努力や苦労をしてきたかに注目する傾向があります。全く同じ結果を出している人でも、トントン拍子にその立場についた人よりも、数ある苦労を乗り越えて今がある、という人に好感を抱きやすいのです。
また「こんなにデキる人でさえ、苦労してきたんだ。今の私だ」と感じさせることで、共感が生まれ上司と自分自身を重ねて考えることができるようになります。
 さらには、今は女性の働き方が多様化していますから、女性部下が必ずしも上司であるあなたと同じ働き方を目指すとは限りません。しかし、数々の失敗や苦労を乗り越えてきた経験、またそこから得た学びはどんな生き方を選択したとしてもきっと役立つヒントが詰まっています。苦労話や失敗談は積極的に共有することで、部下の共感を得ると同時に、人生のヒントを伝えることもできますね。

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