これが答えられなければ治療家失格？交通事故の問題

2015.03.12

カテゴリー：【治療院経営】今冨貴夫

ご挨拶

日頃よりご愛顧賜り誠にありがとうございます。
株式会社ラポールスタイル代表今冨貴夫です。

治療院経営ブログは、治療院経営において最も価値の高い情報をより多くのクライアント様に情熱を持ってお届けするブログです。
治療院の先生方にご満足頂けるような他社には真似できない情報を無償にて提供させて頂きます。

【本日の議題】これが答えられなければ治療家失格？交通事故の問題

整骨院で患者様に丁寧な施術を行うことは
整骨院を運営する上で最も重要な柱となります。

ただ整骨院を運営する中で
患者様に正しい知識をお話しできる先生は
より患者様との信頼関係を築くことができると思います。

そこで本日のブログでは
交通事故の手続きで見落としがちな事項について
ご質問をさせて頂きたいと思います。

それでは早速以下の画像をご確認下さい。
交通事故の主要な保険一覧を並べた表になりますが
任意保険の中で、どの保険を使うと等級が下がるのか？

是非お答え頂きたいと思います。

正解は、車両保険、賠償責任保険、自損事故保険になります。

車両保険を使って等級が下がらないというのは
考えにくいので誰でもイメージできるかもしれませんが

人身傷害保険や搭乗者傷害保険を適用しても
保険等級が下がらないということは
ほとんどの治療家が理解していない事項になりますので
必ずここで覚えて頂けましたら幸いです。

簡単な例を用いて説明致しますと
自分自身で自爆事故を起こしてしまった事例があります。
ケガをしてしまい自分自身のケガの治療の為に
人身傷害保険に加入していれば自爆事故でも保険を
活用することができます。

もちろん慰謝料も適用となります。

このような事案の場合、保険等級が下がるのか？
それとも下がらないのか？
という質問が先ほどの議題になります。

正解は絶対に下がりません。

では次の事例です。
自分自身の車の助手席に友人を乗せて事故を起こしました。

もちろん車の助手席の友人の治療費用や慰謝料は
すべて事故を起こした運転手が補償しなければなりません。

そこで搭乗者傷害保険を適用した場合でも
保険の等級は下がらないという意味合いです。

（※人身傷害保険も同乗者のケガの補償適用となります）

もちろん同じ事故で車の修理をした場合は
車両保険の等級が下がりますので
保険によって下がる下がらないという決まりがあると
お考え頂ければわかりやすいかと思います。

ここで一点重要なお話しがあります。
車両保険を使うと等級が下がるのであれば
修理費用が安価な場合、自分自身で車の修理会社などに
修理の依頼を行うことがあります。

そこで修理会社に営業活動を行っている整骨院が
あるという訳でございます。

実際に修理会社に営業活動を行って
交通事故患者様を紹介して頂ける事例は多数ございます。

ではどのような営業活動を行っているのか？
少しだけ解説をさせて頂きます。

（修理会社への営業方法について）
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営業方法に関して、必ず白衣を着て
近くのディーラーや修理会社を周ることが大切です。
（※白衣を着ていると営業していると思われないため）

提案の仕方はとてもシンプルです。
当院に通院している患者様が
修理会社を探していまして、
パンフレットがあればほしいのですが
とお伝えして頂くたけです。

もちろん相談を頂いている患者様がいなくても交渉はします。
パンフレットを頂いたら必ず
以下のようにご質問をしてください。

直接御社様に事故の被害に遭った患者さんが
相談に来られることがあられるのですか？

もしあるということでしたら
以下の資料を必ずお渡しして下さい。

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はじめまして。私は、○○○で、
整骨院を開業している○○と申します。

当院は、厚生労働省認可の
柔道整復師が運営している整骨院です。
その為、交通事故でケガをされた方が、
年間で○○○人通院され、また沢山の相談をお受けします。

御社のお客様でこの様な方はいらっしゃいませんか？

・自損事故をして車の修理はできた！
しかしケガの治療はしていない！

・加害者なので、治療は受けられないと思っている・・・。

・今病院等に通院しているが、中々治らない・・・。

・ムチウチになっているんだけど、
どこで治療したらいいのかわからない！

当院に患者様を紹介して頂くことで、
お客様から以下の事が期待できます！

・より、短期間で症状が改善したので
紹介して頂いて本当にありがとうございます。

・車のことだけでなく、医療機関と提携している
サービスは、安心感があります。

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修理会社にとっても顧客満足度が
上がるのであれば悪い話しではないと思いますので
声を掛けてみるのも一つの手段かと思います。