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ロサンゼルスでリベンジ

2017.01.20

カテゴリー:【治療家】KENYAMAMOTO 氏

KENYAMAMOTO

KENYAMAMOTOのご紹介

『腰痛を世界からなくしたい』
この想いから解剖学、運動学に基づいたKen Yamamotoオリジナル治療法を確立。
柔道整復師、准看護師二つの国家資格を持つ。
現在、東京に3か所の治療院と10か所の機能訓練に特化したデイサービス(介護施設)を運営。

国内外の治療家やドクターに向けたセミナーも実施。

1年ほとんど海外で過ごし、招かれた国はニューヨーク・LA・カナダ・ドイツ・スペイン・イタリア・オランダ・オーストリア・ケニア・モルジブ・インド・タイ・フィリピン・マレーシア・シンガポール・インドネシア・カンボジア・ネパール・オーストラリア・韓国・その他多数。
東京大学医学部教授をはじめ、署名ドクターを対象にセミナーを開催。解剖学、運動学からも考えられた治療法に日本医療最高峰のドクターたちからも喝采を浴びる。世界中の著名なプロスポーツ選手・有名人・要人からも依頼が多い。

【本日の議題】ロサンゼルスでリベンジ

 
    
ロサンゼルスのドクターとの共同研究は
およそ3年前から始められた。
 
  
彼は正直な人間だから話していてとても気持ちがいい。
釣りビトが15センチの魚を釣り上げたのに
いつの間にか30センチの魚を釣ったことになっている
タイプの人間と違い、分からないものは分からない。
知らないものは知らない。
 
  
しっかり経験を元にこの患者様に
トライしたが症状の改善は無かった。
と当たり前を当たり前に言える爽やかな
ドクターだから付き合いやすいんだ。
 
  
だから、俺も教えを請うこともあるし
逆にテクニックを提供し、時に俺がLAに行くと
共同で患者様の症状にトライすることもあるんだ。
ドクターの名前はドクターL、 LAでも
老舗カイロプラクティッククリニックの2代目だ。
 
  
彼は日夜患者様のために新たに
カイロプラクティックの研究を行っているし、
こんな症状をうまく改善できたという話や
どうしても分からない症状を相談してくれる
俺にとっては大事な治療家仲間であり、
今ではまるで古くからの友人のようだ。
 
  
半年前、全くもってドクターが
歯がたたなかったという患者様を紹介されたんだ。
2人で一緒になおそうという事で施術を開始した。
やって来た患者様は30代の女性だった。
 
  
症状は右下肢軽度屈曲位であり、
これをピンと少しでも伸ばそうものならば
右下肢とくに下腿全体に痺れがビクンとくる症状だった。
体幹はパッと見ただけで『く』の字にひん曲がっていて
右に骨盤が大きく変位していた。
 
  
椎間板ヘルニアであるにも関わらず腰痛は全くなく
下肢の痺れと痛みを何とかして欲しいという頼みだった。
 
  
ワザとやってんの?ってくらい骨盤は正常位から
骨盤一個分右にずらしたまま立ってみせた。
 
  
大袈裟ではない右の腸骨稜にコーラの缶が
乗っかりそうなくらい腰椎移行は左に倒れていたんだ。
しかも、ドクターLが数回治療したものの
なんの変化もなくこんな具合だったと言った。
 
  
「マッズい患者様を引き継いじゃったなぁ」
そう思った俺の第一印象は
デンジャラスレベルを超えていた。
 
  
二人掛かりで3時間あーだこうだと繰り返したけど
全くもって症状は改善しなかったんだ。
ドクターと俺が汗だくになって
あーだこーだやったけどダメだったんだ。
 
  
「ふー 今日のところはこれくらいにしておいてやろうか」
そう言うと相変わらず骨盤を大きく右に
ヅラしながら患者様は帰っていった。
 
  
帰り際患者様が70ドルを置いていこうとしたけど
「俺はいらねーだって症状が改善してねーもん。
こんなの受け取ったら恥ずかしくて死にそうだ」
と言った。ホントに悔しかったんだ。
 
  
側湾症について研究をし始めていたから、
側湾症というよりも大きくくの字に曲がっている状態
(敢えて側湾症で例えるとC型の歪みだった)
を得意のアドバンスを試したが
全くもって跳ね返されてしまったんだ。
 
  
そこからこの形の患者様を日本でくると徹底的に
観察し施術をして成果を上げるまでになっていた。
時にコテンパンにやられてみるのもイイもんだ。
悔しさは最大の勉強の燃料になるからね。
 
  
既に半年経った今回、もう一度彼女を
トライさせてくれるようにドクターに頼んだんだ。
自信があったか?勿論あったさ。
 
  
それなりに半年間彼女のことを考えて来たからね、
前回よりも必ず成果は出せるハズだ。
 
  
彼女は再びドクター Lと俺の元へやって来てくれた。
膝が痛みのために曲がっていたし、膝を伸ばして
内巻きになっている股関節を真っ直ぐにしようもんなら、
お尻が半分右にずれてしまっていた。
 
  
以前は両尻分、右にずれていたから
大分マシになっていた様子だ。
しかし下肢の痛みは相変わらずあったし、
歩く時も片足の跛行が認められていた。
痺れは時々あると言っていた。
 
  
症状自体はマックスの時よりも和らいでいたが
写真の通りかなりまだ殿部が右に向かいくの字
になっているのが分かるだろうか?
 
  
左の膝を真っ直ぐにして内旋している膝を
真っ直ぐにしようもんなら
右のお尻一個分この写真より右に出っ張った。
 
  
前回は膝を進展させると痺れがビーんとくることから
上手く観察することができにくかったが
今回はじっくりカラダを観察することができた。
 
  
驚いたことに
KYT理論で考える変位と逆パターンをしており、
戸惑ったが落ち着いて考えているうちに
何故このように変位してしまったのかがわかった。
 
  
持って来た理論を当てはめ
施術をしたけどやっぱりダメだった。
クソォ クソォ クソォーー
また苦汁を飲むのか?
 
  
通常短下肢側に出る症状がなぜか
長下肢になっていてい俺を混乱させた。
 
  
ふと思い出したのは、
以前ドクターL が下腿から下だけを解したら
痛みが消えたことがあったんです。
と言うのを思い出したんだ。
 
  
俺は腓骨を持ち上げて検査したんだ。
するとその途端に痺れも痛みも消えてしまった。
その目で見てみると別のストーリーが見えて来た。
彼女の足先を見ると小指重心であることが分かった。
何度も捻挫でもしたんじゃないのかなという症状に見えた。
 
  
もちろん以前も腓骨にフォーカスしたはずだったけど
急性期過ぎてなんの変化もなかったと記憶している。
急性期が過ぎてくれたおかげもあってカラダは
素直になっていて、足首を外返しした状態では
痛みも痺れも無くなっていた。
 
  
ところが痛みや痺れは無くなったのに一向に
骨盤は相変わらず右に大きくずれていた。
 
  
痛みや痺れは怪我から来ていたのか、
そしてその逃避の姿勢から骨盤が変位してしまい
椎間板を圧迫しヘルニアを作った可能性があるな。
 
  
ドクターLも俺もそう思った。
すると後は椎間板ヘルニアの症状を
作っている部位を解除する必要がある。
 
  
ドクターLと俺はその部位への
アプローチを行い、もう一度立たせたんだ。
 
  
彼女の背骨は真っ直ぐになっていた。
真っ直ぐに経っている彼女を見て
しばらく呆然としていた。
あれ?真っ直ぐだ。
 
  
「私なんか変な立ち方してません?」
 
  
と言って彼女は俺達に振り返ったが以前は
こんな自然な振り返りはできなかったんだ。
 
  
心の中で大声で叫んでいた。
喜びを大声で叫んでいたんだ。
ドクターLだって同じ気持ちだった。
 
  
目を合わせハイタッチを決め患者様を歩かせた。
恐々歩いていたけど指導を繰り返しているうちに
通常レベルのスピードで歩き出し速足ができ、
最後は少しだけ小走りが出来た。
 
  
結局持って来たテクニックは影を潜めたが、お陰で
素晴らしいモノをロサンゼルスで得ることができた。
 
  
次の日、俺はドクターのお宅で開かれる
ポーカーパーティーに招かれた。
 
  
そこで1人肩の具合が悪い男性がいたんだ。
外転すると肩が痛い。そして外転位から
外旋すると痛くて堪らないと言った。
 
  
この外転を見た瞬間 俺は分かった。
肩の痛みのために僧帽筋が収縮し、外転しているように
フェイクモーション(嘘の動き)をしていたんだ。
 
  
肩甲骨の動きは問題なかった。
問題なのはインピンジメントのような症状だった。
これは人体解剖学実習を経験したから分かったモノだ。
関節包の問題ではなさそうだった。
つまり三角筋の問題だったんだ。
 
  
コレを改善するのにさほど時間はかからなかった。
ポーカーで盛り上がる笑いは深夜まで
ドクターの自宅で鳴り響いていた。
 
  
俺は症状から逃げるのが嫌いだ。
もしも症状の改善がなく次の予約の方の
せいでタイムアップになってしまった時
 
  
俺はポーカーフェイスで
「今日はここまでにしましょう」
と表情を変えずに言っているけど
その心の裏では悔しさで泣いている。
 
  
その晩俺は悔しくて眠れない。そして学ぶんだ。
でも、それの苦しみの積み重ねしか
治療家人生を豊かにす術はないと信じている。
 
  
アメリカツアーを終えた俺をLAX(ロサンゼルス空港)へ
ジャーマネ藤田マンが送ってくれる時不意に言ったんだ。
 
  
「ずっと治療家KenYamamotoを見て来ましたけど、
大分成長したんじゃないですか?最近特にそう思います」
 
  
ジャーマネ藤田マンは俺にとって
一番冷静でなかなか褒めないオトコなんだ。
 
  
「そうかぁ?まぁまぁだな」
照れ隠しにそれだけ言うとクルマを降りて
 
  
「じゃぁ東京で」
と言ってアメリカ風のハグをすると
別れて俺は全日空のカウンターに向かった。
 
  
トイレの個室で1人になって
ホッとしてようやく気が抜けたんだ。
 
  
「いやぁ成長しちゃったのかなぁ僕ってばぁ」
 
  
そう照れているのも東京に到着するまでの間だけだ。
帰国したら腰痛さんが待っているという連絡を貰っているんだ。
世界の腰痛を治したいという野望を叶える道のりはまだ遠い。
 
 
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年末ケアした長谷川賢選手のその後

 
 
格闘家の長谷川賢選手がやって来た。
年末ムチウチ事故以来練習がままならないと
渋谷の109の前で一般大衆の前でムチウチの施術、笑
みんな見てた。
 
  
アレ以降調子よく年明けから練習を
再開することができたと言っていた。
練習自体激しくぶつかり合い、
殴り合い 蹴飛ばし合う。
しかも首を絞めたり捻ったりするから
『別の痛み』を起こしてしまって、
もはや練習自体できないって感じだったそうだ。
 
  
そもそもが練習自体ムチウチ事故
みたいな毎日だからな仕方ないよね。
ホントにホントにギョッとするような症状だったんだ。
顔やカラダは痩せてしまっていて
 
 
『あれ?年末より痩せてない?』
 
  
「そうなんですよ首が痛すぎて全くスパーリング
どころか練習自体出来ないから、もしもこのまま
3月の試合まで痛みが抜けなかったらぶっつけ本番す。
だから今から痩せて減量しなくて良いようにしよう
かなと思いまして、なるべくダイエットしてます」
 
カラダのチェックをするとさらに驚いた。
前屈の際に背骨は左の背中をボッコリ出ていたし、
首の僅かな伸展でも痛みと親指にかけての痺れが
ビーーーンと来てしまってとても動けなかった。
首の回旋も同じように痛みと痺れが凄まじかった。
 
うーん困ったな 汗 取り敢えず仰向けで寝てみて
Gを掛けないで動きをチェックしてみた。
やはりGがあっても無くても同じように
痛みと痺れがやってくる。
 
  
一連のKYTの手技で半分の改善は
見られたもののそれ以降減らなかった。
つまり局所の問題があることを表している。
 
  
俺はもう一度立たすと痛い動きをさせた。
動きは大分良くなっている。
僧帽筋が過緊張を起こしていて
首がまっすぐに伸展できていない。
辿っていくと内腹斜筋の問題であることがわかった。
完全に上手くいった。
 
  
「痛みが全くありません!
明日から練習できそうです!
先生一緒に写真撮ってください!」
 
  
と言ってくれた。
よっぽど苦しんでいたに違いない。
選手のケアは大変だけどやはりやり甲斐がある。
 
  
あと試合までまる2ヶ月あるから練習量を
アップすれば間に合わせることができる期間だ。
 
  
長谷川選手はヘビー級だったけど今はミドル級に
挑戦中でありトーナメントで戦っている最中だ。
きっとミドル級を制して日本を代表する選手に
なって行くと俺は信じている。
 
  
腰痛で困ってるヒトやムチウチのヒトを
たくさんみてあげたいといつも思ってる。
特にスポーツ選手は試合前大変な思いしてんだ。
 
  
俺が最後の砦となれるように
まだまだ勉強しまくってやるんだ!
押忍
 
  
※文章は選手の許可を得ています。
 
 
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マドリッドセミナー

 
 
や、や、やばい
少々追い詰められちゃってますよ久々に。
 
  
来月あるマドリッドセミナーの話なんだけど
ヨーロッパ各国だけじゃなくてイスラエルや
パレスチナの治療家も申し込みがあって
既に100人を軽く超えたってヨーロッパ本部
から連絡があったんだ。
 
  
今回は一般の生徒さんじゃなくて
既にインストラクターのライセンス
を持った先生たちへの講義なんだ。
 
  
攻めるか守るか
俺を選んでくれたんだから攻めるしかねーだろ!
いや、待て、やっぱり慎重にいかないと。
迷っている俺にジャーマネ藤田マンは
「ババーーーンと攻めちゃいましょう!」
って完全にヒトゴトだろ、爆
 
  
まだ少し迷っちゃってんだよね。
いよいよこれを足掛かりに世界に
更にKYTが羽ばたくことになれば良いな。
 
  
KYTは力学だから誰がやっても同じ成果が出せるんだ。
俺が施術をやるのも、その日俺の講義を受けて習った
人も同じ成果が出せるって事を知ってもらいたいしね。
 
  
マドリッドセミナーまであと20日しかないんだ。
少し山籠りすっかな。
しっかし、パレスチナって、
行って見たくなるじゃないかぁぁあ

 
 
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原口准教授のセミナー

 
 
帝京平成大学の原口准教授と大学構内
にあるクリニックでミーティング。
 
  
次の日曜は、
な、な、なんと原口准教授のセミナーです。
その最終調整をしてきました!
 
  
今回も基本前回同様下肢からみる
上行性連鎖についてがメインだけども、
さらにパワーアップしてますから
楽しみにしててくださいね!
 
  
今回は俺も少し登場してお話しの
お手伝いをさせて頂くかもです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
皆さん目線で質問役になったり
合いの手いれたりしまくります。
 
  
それでも講義内容が分かりにくいとこがあったら
質問タイムもありますからババンと
准教授に聞いてみてくださいね!
 
  
東京て寒いのね
お手手がかじかみますね٩( ᐛ )و
そんなこんなで防寒用におヒゲ伸ばしました。
 
  
「爽やかではないですね!」
とジャーマネ藤田マンにイヤミを言われる
もののなんかアゴだけは暖かいかも(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)
セミナー迄にはヒゲ剃るように教育的指導されますた。
 
  
沖縄や北海道からも参加される先生方、
呉々も気をつけて来てくださいね!
ではではー!
 
 

KENYAMAMOTO DVD紹介

 
 
帝京平成大学の原口准教授と大学構内
にあるクリニックでミーティング。
 
 
次の日曜は、
な、な、なんと原口准教授のセミナーです。
その最終調整をしてきました!
 
 
今回も基本前回同様下肢からみる
上行性連鎖についてがメインだけども、
さらにパワーアップしてますから
楽しみにしててくださいね!
 
 
今回は俺も少し登場してお話しの
お手伝いをさせて頂くかもです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
皆さん目線で質問役になったり
合いの手いれたりしまくります。
 
 
それでも講義内容が分かりにくいとこがあったら
質問タイムもありますからババンと
准教授に聞いてみてくださいね!
 
 
東京て寒いのね
お手手がかじかみますね٩( ᐛ )و
そんなこんなで防寒用におヒゲ伸ばしました。
 
 
「爽やかではないですね!」
とジャーマネ藤田マンにイヤミを言われる
もののなんかアゴだけは暖かいかも(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)
セミナー迄にはヒゲ剃るように教育的指導されますた。
 
 
沖縄や北海道からも参加される先生方、
呉々も気をつけて来てくださいね!
ではではー!
 
 
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ギックリ腰寸前だった。

 
 
ギックリ腰寸前だったんだ。俺が。
チョッとカミングアウト 笑
 
  
くしゃみ一発でギックリ腰が完成しそうだった。
アレは今年の人体解剖学実習室の前だった。
日頃から腰痛になりたい俺はいろいろ試すんだ。
 
  
タイに行ったらタイ式マッサージで
「遠慮しないで思っきしやってくれ」
とタダでさえアクロバットなタイ式マッサージなのに
ストロングスタイルのツイスト&アジャストメントの
ブァアキッっと刺激を入れてもらうこともある。
 
  
つまり腰痛になって腰痛の研究をしたかったんだ。
運が良ければギックリ腰を体験できる。
年末、キングモーがあっさり29日に
負けてくれた為に30日と31日と元旦は
久し振りにゆっくり過ごさせてもらったんだ。
 
  
休憩すると調子良い。
元気になっちゃった俺は2日からハワイに向けて出発。
元気すぎると走り出したくなるくらい
元気になるのね未だに僕ったら。
 
  
元気になる
→身体を動かしたくなる
→そうだ!腰痛になろう!(←イマココ)
 
  
腰痛になるのは案外簡単だった。
今回試したのはジャンピングスクワット。
床からベッドのマットレスの上に向かって
ジャンプして飛び乗る。
 
  
日本のベッドは低いじゃん。
アメリカ仕様のベッドは日本のベッドは
2倍位の高さがあるんだ。つまり5〜60センチある。
 
  
そこに床からスクワットしてから飛び乗る。
そこまではなんでも無い。ただの大腿四頭筋と
大臀筋もしくはハムとのコンビネーションだ。
 
  
問題はそこから床に飛び降りてしゃがみ込む衝撃だ。
大体5回目くらいで、
あー腰に来たなぁってのを感じるわけですよ。
今までそんな急激に腰を伸ばしたことなかったから。
 
  
でも更に10回飛ぶ。
次の日の朝から腰痛。
やったー腰痛なった!
オジイさんみたいな歩き方になりますた。
 
  
腰は痛いんだけどジャンピングスクワットを続けます。
1月3日つまり始めて2日目10回×2回行いました。
 
  
1月4日ビシッと秘孔を疲れた
悪党の様になりながらKYTハワイセミナー。
終了すると更に10回×1回 限界でした。
 
  
1月5日からの人体解剖学実習で立ってられるのか
不安になりジャンピングスクワットを中止。
 
  
1月6日からの人体解剖学実習限界でした。
冷や汗かきながら解剖してました。実は。。。
くしゃみ一発で膝から崩れるギックリ腰の
ストーリーが分かるほどな感じですた。
とてもとても腰痛研究家が腰痛なってます
と言い出せないまま普通に振舞ってました。
 
  
今回の人体解剖学実習である議題が出ました。
アスレチックトレーナーの先生が
 
  
「どんなアスリートでも違う競技を行うと
日頃から使っている筋肉と違う部位が
刺激されて必ず筋肉痛になるんです」
と仰った。
 
  
俺は胸中で
「ウンウン正に俺が今それです」
と言っていた。
 
  
ただ今回のは筋肉痛ではなく胸腰筋膜の急激な
伸展作用による筋膜の損傷だと思ったし、でも競技
が変わると必ず筋肉痛になったのも思い出していた。
 
  
柔道部にある期間所属していたけど
毎年行うスポーツテストで結構筋肉痛になった事あるし、
マラソン大会でも相当筋肉痛にになった。
 
  
とにかく普通の腰痛ではなく怪我的な腰痛を
治す方法を考えようと思っていたんだけど、
どれくらいで自然治癒するのだろうかと思い
3日間行なったジャンピングスクワットの
代償を観察したんだ。
 
  
1週間でほぼ痛みは無くなったし、
そして恐る恐るまたジャンピングスクワット
を行なっても痛みは出なかった。
つまりカラダが順応したことを示している。
 
  
競技を変える時に起こるのが筋肉痛なのか
はたまた怪我なのかを見分けるのも大事だ。
筋肉痛は2〜3日で治ってしまうだろうし、
でも怪我はそうはいかないだろう。
 
  
機会があればもう一度ジャンピングスクワットして
ギックリ腰になってみて今度は自然治癒でなく
積極的介入を行ってテクニックを編み出してみたい
と思っている。
 
  
ちなみに、人体解剖学実習の最終日の
お疲れ様会でテキーラ飲みながら
 
  
「俺実は今腰痛でさ。。。」
と参加された先生達に打ち明けたところ
 
  
「Ken先生 どこまで正直なんですか?」
と大爆笑されてしまった。
 
  
そう、俺は正直に腰痛を研究している腰痛研究家なんだ。
話を盛ってしまうのは逆にカッコ悪いと思ってる。
 
  
今年の研究は実に面白いテーマを研究しているんだ。
また発表できるときになったら驚かせるよ。 笑
 
 

原口准教授✖︎KenYamamoto

 
 
原口准教授✖︎KenYamamoto
 
  
文字通り日本中から110名以上が
東京に集結しセミナーを開くことができた。
原口准教授の講義は3時間だったけど
会場は大いに湧いていた。
 
  
最大の山場は前半に訪れた。
足関節の矯正(原口准教授はコレを整復と呼んでいる)
を行うと肩こりや首の可動制限が消えた瞬間だった。
触ったのは足関節のみ。
 
  
オーバープロネーション気味に縦アーチを潰しながら
歩いているモデルさんになってくれた受講生の先生は
矯正後明らかに立ち方が変わっていたし
歩行の時の足の運びが変わっていた。
 
  
その瞬間、会場が1つになったのを感じたんだ。
その後から終始熱気ムンムンで非常にいいセミナーだった。
 
  
昨年、原口准教授✖︎KenYamamotoセミナーは
90人近くを動員して行ったけど、
俺達は猛烈に反省しなければいけなかった。
 
  
勿論100%の受講生の先生を満足させることは
難しいがそれでも1人でも多くの先生方に
満足頂く為に去年のセミナー後の反省会で話をしたんだ。
 
  
俺達はやったつもりになっていたけど全力出し切ったか?
もっと頑張れたんじゃないのか?
ジャーマネ藤田マンから檄が飛ぶ
 
  
反省を生かし俺は海外からマメに
原口准教授と連絡を取り合い、
そして俺達は今回の110名セミナーに挑んだ。
 
  
反省を充分に生かしセミナー進行に全力で配慮し、
分かりやすい解説に勤めた。
俺は今回原口准教授の完全サポートだったけど、
前回よりもより全力だった。
 
  
反省会により足りない箇所が見えたから
そこに特に力を入れて準備した。
全てに全力になんかなれるわけがない。
 
  
掴みにくい目標じゃなく
明確な目標がないとそこに直進できない。
俺達は目標が見えたから
それに向かって直進して来たんだ。
 
  
前日はやはり興奮で寝れなかったし、
セミナー始めたばかりの頃を思い出すような
緊張感と多少の不安を胸に会場に向かった。
全力ってそんな気分になってしまう。
 
  
技術に自信があって理論に自信があっても
セミナーではいつもイレギュラーが起こるものだし
ヘラヘラなんかしてっとセミナーを台無しにしてしまう。
 
  
原口准教授と待ち合わせのカフェで会った時
一目見て、あぁ同じ気分なんだなって分かった。
正に試合をしに行く気持ちだった。
 
  
そのせいもあって
歩き方が変われば肩こりや首の制限を改善することが
出来るこの手技は色んなことを証明したことになる。
 
  
皆に見せた手技はこれだけではない。
 
  
股関節に対するアプローチから腰の痛みや
首や肩にも波及する運動連鎖も見せれたし
今まで下肢に対するアプローチをしてこなかった
先生達は驚いただろう。
歩行の研究だけをしていた先生方だって
歩き方が変われば首まで変化がある事に驚いただろう。
 
  
講義で3時間喋りまくりその後の大懇親会に突入。
懇親会に65人の先生方がのこった。
セミナーも懇親会も満員札止めだったらしい。
それだけ皆はカラダのコトをもっと知りたいと
思っているんだって感じたよ。
懇親会で俺達は再び喋り倒した。
 
  
原口准教授は最後には咳き込んでた。
喋りすぎたんだろうね。
反省会で俺は充実感に満たされてのぞんだ。
 
  
「全然ダメだろこんなんじゃ」
ジャーマネ藤田マン再び怒る。。。。
セミナー後のアンケート用紙を
片手に叱られちゃう俺達。。。
 
  
1割ほどの先生方が手厳しい反応
だったためにまだ改善が必要だそうだ。
 
  
セミナーはヤらなければ分からないことばかりだ。
ヤると反省点が見つかり次の目標が出てくる。
原口准教授に言わせると大学の講義とセミナーは
全くの別物であり授業のペースは全く参考にならない。
 
  
大学講義はなんて言うか毎週つづくドラマのようだし、
セミナーは起承転結がその場で分からなければいけない
映画の様だと表現していた。
 
  
彼もまた自分を誇張して凄いだろ
と言わないタイプだ。自分を等身大で表現
してくれるから分かりやすく付き合いやすい。
 
  
大学や専門学校で『教える』を
10年以上されている原口准教授だが
セミナーではまだ2回戦目のルーキーだ。
 
 
でも教えるコトに慣れている+誰よりも教え好きなところ
を見ていると間違いなくとんでもない素晴らしい
セミナー講師になる伸び代は果てしないと確信している。
 
  
いつかセミナー後のアンケートが
全員がフル満点て日も来るに違いない。
 
  
「次の講義が在れば絶対にみんなを満足させるんだ」
そう言うと咳込みながら原口准教授は帰って行った。
俺は心地イイ疲労感に満たされながら
夜の赤提灯の街に歩をすすめた。
 
 
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【KenYamamotoテクニック東京セミナーの開催が決定しました】

 
 
KYTは今現在20数ヶ国のドクター、
理学療法士、手技療法家達に使用されている。
 
  
ココまでやってくるのに相当な学びの時間を割き、
臨床時間を割き、そして情熱をこの
【世界の腰痛を治したい】というコトだけに傾けてきた。
 
  
学び臨床に活かすだけでも大変だったけど一番大変
だったのは自分の理論を言葉にして伝える作業だった。
 
  
俺みたいに口下手な人間はこの作業が
非常に苦戦して自分自身の脚を引っ張った。
 
  
でも、15年以上このセミナー講師を続けていると
少しづつ自分の伝え方が分かってきて
理論を分かってもらえ、そして共感を得ることが
できるようになってそこに喜びを感じるようになった。
 
  
更にKYTで患者様に喜んで貰えました。
KYTだけで開業しました。
KYTで家建てました。
 
  
という言葉を聞くようになると
もうこの現場から俺は後に引けなくなっていった。
 
  
KYTが世界中でセミナー開かれるようになると、
日本のみならず海外のメディカルに呼び出され
KYTを証明しろと言われた時、解剖学的に
運動学的に証明しなければならないコトが分かった。
 
  
KYTは解剖学から出来ている。
KYTを否定することは解剖学を否定しているコトになる。
 
  
という位置まで高めなければ部分的に認められた
としてもメディカル全体がKYTを認めないだろう。
 
  
俺は人体解剖学を初めから学びなおした。
今の俺は現役医師よりもある分野は解剖学を
知っていると、とある医師も認めてくれた。
 
  
アメリカのカイロプラクティックドクターも
インドのアユルベーダー医師もKYTを認めてくれた。
 
  
ただ俺は未だに発展途上の臨床家であるし
今後はさらなる学びや発想で
社会貢献をして行きたいと思っている。
 
  
原口セミナーを終えて若干燃え尽き症候群の
俺の元へジャーマネ藤田マンがやってきて言った。
 
  
「4月KYT東京セミナー開くから4649、言っとくけど2017年
バージョンでベーシックもアドバンスもババーーンと頼んだ」
 
  
最近のジャーマネ藤田マン。
俺に風当たりが強いのは気のせいなのだろうか?
 
  
てコトで4月KYT東京セミナー決まったらしいです。
ババーーン(?)としっかりやります。
 
  
今、俺は今年も始まってしまった
世界治療ツアーに出発しました。
世界を圧倒してくる。
その流れのまま日本セミナーを制して
再び5月は2回目の世界遠征に出かける予定になっている。
 
  
【世界の腰痛を治したい】という俺の夢は
ようやくスタート地点に立ってと感じているんだ。
 
  
 
【KenYamamotoテクニック東京セミナーの開催が決定しました】
 
  
お申し込み開始は2月5日(日)午後12時
にメールマガジンまたはFacebookページ
にてご案内しますのでCheckしてください。
 
  
【日程】
4月2日(日) ベーシックセミナー
4月9日(日) ベーシックセミナー
4月16日(日) ベーシックセミナー
4月23日(日) アドバンスセミナー
4月30日(日) アドバンスセミナー
です。
 
  
詳細及びお申し込みは
2月5日(日)午後12時配信のメールマガジン
またはFacebookページにてご案内しますので
予めご予定の確認をお願い致します。
 
 
栃木県 理学療法士 富田先生

 
 
静岡県 柔道整復師学生・リラクゼーション勤務 坂口先生

 
 
大阪市 整体院経営 田中先生

 
 

KENYAMAMOTO DVD紹介

 
 

◆NEW DVD販売開始しました!!! ◆
■若手治療家の悩みをバッサリ斬る!! 『下肢腰椎編』
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