返還された療養費は約5億7000万円
2017.02.21
カテゴリー:【治療院経営】今冨貴夫
ご挨拶
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【本日の議題】返還された療養費は約5億7000万円
2017年2月17日の日経新聞に柔道整復師の不正防止について厚生労働省の見解が記載されましたので情報を共有させて頂きます。
(日経新聞引用)
2014年度までの5年間で不正が判明し、返納された療養費は約5億7000万円以上に上るようです。主に来院していない患者に施術したり、施術日数を実際より増やししたりするケースが目立っているようです。厚生労働省としては不正請求を見破るために協会けんぽの都道府県支部などが設置する柔道整復師審査会の権限を強化することが本件で一番重要なポイントになります。(審査会の構成メンバーは日本柔道整復師会を中心に構成されている傾向有り)
つまり実際に整骨院経営に代わっている方々を中心に部位転がし、不正請求などを重点項目に位置づけますので100%に近く不正請求は見破られることが予想されます。また、領収書の発行履歴やカルテなどの提示を柔道整復師審査会が求められるようになりますので、カルテに施術内容の記載があっても領収書が発行されていないなどの辻つまが合わない事例は要注意です。
結論、領収書の発行は必ず行う。カルテにも施術内容の記載をしっかり行うこと。そして目立ちすぎる広告などを行っている院は柔道整復師審査会の審査対象になりやすくなる(私の個人的な意見)ことが考えられますので、今の内からしっかり準備をしていくことが大切です。2017年4月の改定までに準備しておく事項を資料にまとめましたので、ラポールスタイルオフィシャルサイトの新着情報から資料をダウンロードして確認頂けますと幸いです。