自ら考え自ら行動する人財
2017.03.10
カテゴリー:【社員教育コンサルタント】朝倉千恵子 氏
自己紹介
小学校教員を経て、35歳で人生の崖っぷちに立たされ、「地獄の特訓」で有名な社員教育研究所に入社。中途採用、営業経験ゼロからのスタート。
礼儀、挨拶を徹底した営業で、3年後には社員数200名超、年間売上げ23億円の企業で単独1億円を達成。ダントツぶっちぎりのトップセールス賞を受賞。その9割は、飛び込み営業などの新規開拓営業。
2001年に独立。有限会社朝倉千恵子事務所を設立。
2003年にオフィスを東京日比谷の帝国ホテルタワーに移し、2004年に株式会社新規開拓を設立。講師として全国を飛び回る。
自らの経験を生かした研修・講演は多くの企業から支持され、リピート率は98%を誇る。今現在、丸ビルにオフィスを構える。
また、働く女性の応援団長として自社にて「トップセールスレディ育成塾」を主催。全国から自分を変えたい!という女性たちが集まり、20時間のレッスンを共有する。
一回目のレッスン後から蛹が蝶になるごとく、激変する朝倉マジック。
その卒業生は2000名を超える。
【本日の議題】自ら考え自ら行動する人財
株式会社新規開拓の朝倉千恵子と申します。
今回は自ら考え自ら行動する人財についてお話ししたいと思います。
部下に嫌われることを恐れて注意も指摘もできない管理職や、一度、二度の指導で改善がみられないとあきらめてしまう管理職が多いという声をよく耳にします。
でも、子ども教育と同じで十回でも二十回でも教えることが大事なのではないでしょうか。部下も最初から優秀ではないかもしれませんが、鍛えれば、上司があきらめさえしなければ必ず優秀な部下になります。
しかしながら、小学校のテストと違って、社会人に百点満点はありません。ゴールも完全な正解もない世界ではありますが、それでも、“仕事ができる”人とそうでない人がいることは事実です。“仕事ができる”人というのは、自分なりの明確な目標、つまり、“当面のゴール”を自分で設定して、そこに向かって努力できる、自立型の人ではないでしょうか。
講演や研修で多くの経営トップの方とお話させて頂く中で、皆さんがおっしゃるのが、「自ら考え、自ら行動する人財が欲しい」ということです。しかし続けて、「でもそういった社員は一割もいないし、いても結果を出して独立していくケースが多い」ともおっしゃいます。
私が行っていた鉄板焼きのお店に、とてもよく働き、とても気が利く22,3歳の若い従業員の方がいらっしゃいました。あるとき「どうしてそんなに一生懸命にやっているの?」と聞いてみました。彼ははっきりと答えました。「私はこの店で修業を積んで、いずれ店を持ちたい」と明確な目標を語っていました。
真の自立というのは、自分が経営者であれば自分を雇いたいと思うかどうか、いくらのお給料なら雇うかということを、常に考えている人のことを言うのでしょう。
この若い従業員は、店長やフロアリーダーといった肩書はありませんが、立派に経営者意識で仕事をしている。独立を目標としているのだからなおさらです。逆に、肩書きがあっても一般社員意識でしか仕事をしていない人が、どれほど多いことか。
【夢サイクル】
私は、明確な目標が結果を生み出すサイクルを“夢サイクル”と呼んで大事にしています。
夢があるから目標を持ち、目標があるから計画を立て、計画があるから行動し、
行動するから結果が出て、結果が出るから自信がつき、自信がやがて夢を叶える。
実はこれは、逆もまた真なりなのです。夢のない人に目標はなく、目標のない人に計画なく、計画のない人に行動なく、行動のない人に結果なく、結果のない人に自信はなく、自信のない人に夢はない。
ですから、まずは夢を抱いてそれに期日をつけて挑戦を始めることが、自ら考え、自ら行動する人財への第一歩だと思うのです。
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