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フィリピン理学療法士の実態&原口先生のテクニックセミナー

2017.04.11

カテゴリー:【治療家】KENYAMAMOTO 氏

KENYAMAMOTO

KENYAMAMOTOのご紹介

『腰痛を世界からなくしたい』
この想いから解剖学、運動学に基づいたKen Yamamotoオリジナル治療法を確立。
柔道整復師、准看護師二つの国家資格を持つ。
現在、東京に3か所の治療院と10か所の機能訓練に特化したデイサービス(介護施設)を運営。

国内外の治療家やドクターに向けたセミナーも実施。

1年ほとんど海外で過ごし、招かれた国はニューヨーク・LA・カナダ・ドイツ・スペイン・イタリア・オランダ・オーストリア・ケニア・モルジブ・インド・タイ・フィリピン・マレーシア・シンガポール・インドネシア・カンボジア・ネパール・オーストラリア・韓国・その他多数。
東京大学医学部教授をはじめ、署名ドクターを対象にセミナーを開催。解剖学、運動学からも考えられた治療法に日本医療最高峰のドクターたちからも喝采を浴びる。世界中の著名なプロスポーツ選手・有名人・要人からも依頼が多い。

【本日の議題】フィリピン理学療法士の実態&原口先生のテクニックセミナー

 
    
【フィリピン理学療法士の実態&原口先生のテクニックセミナー】
 
  
俺はアメリカの州立大学医学部で解剖学強化合宿
を終えた後フィリピンへ戻ったんだ。
 
  
メインは来週マニラで開かれるチンコ先生主催の
『KYTマニラセミナー』の為なんだが
ところでチンコは本名だから◯や◎では隠さないよ。
 
  
チンコ先生はKYTを取り入れマニラで
大活躍している理学療法士であり
オステオパシーを専門で学んだ事もあるそうだ。
 
  
マニラはどうも怖いイメージしかないから
俺はセミナー前日の夜まで所縁のある
セブ島で準備をすることにした。
 
  
ふとセブ島のメディカル大学の理学療法学科の
教授が俺に話があると言っていたのを先延ばしに
していたのを思い出し連絡をしてみたんだ。
 
  
今回は少し興味深かった。ナゼかというと今回彼女
が俺を呼び寄せたのは自分のクリニックだったんだ。
 
  
どんなシステムになってるのか
よく分からないんだけど
フィリピンや多くの海外の治療家は
自分のオフィスをクリニックと呼ぶんだ。
 
  
日本でクリニックと言ったら
メディカルドクターのことを指すけどさ、
どうもコレもアレもソレもクリニックな様子だ。
 
  
彼女は大学の教授をしながら
理学療法クリニックの運営も行なっており、
結婚して娘もバレエで活躍していて
順調そのものに見えていた。
 
  
ところがフィリピン理学療法士達の給与は実に安く、
ドクターばかりドンドンリッチになっていく
システムだと以前友達の村長に聞いていたけど、
実際彼女に実態を聞いてそれが現実だったのに驚いた。
それ程なのか?と思わされるほどだった。
 
  
「私たちはサバイブして行くのに苦労している」
という表現だった。
サバイブ つまり『生き残る』
のに苦労していると言ったのだ。
 
  
フィリピンでは理学療法学科は増設され供給過多
となっており、まるで日本の柔整師や鍼灸師、
もしくはやはり理学療法士の様だと思った。
 
  
理学療法という仕事は実に尊い仕事であり
脳血管障害から立ち直るためには
彼らの手を借りるのが一番早い。
 
  
実際には医師の指示ということになっている様だが、
理学療法士さんの勉強は実に専門的で、ある意味
医師よりも理学療法士さんの方が患者様に近い分、
現場の意見や成果を得られることが出来るから
学びも医学を独自で切り開いて来てる。
 
  
フィリピンだってそうだ。
貧困からコメばかり喰いまくって結果
炭水化物は糖になるから太って病気になりやすい。
脳血管障害もかなり多いと聞く。
 
  
そして理学療法士さんの登場になるんだけど
なにせ理学療法士だらけとなっている為に
給与は上がることは期待できない。
ライセンス過剰はロクなことが起こらない。
 
  
小泉元首相がタクシーのライセンスを増やしたことで
タクシードライバーは喰えなくなってきた
と運ちゃんに聞いたことがあった。
もう大分前の話だけど。
 
  
それに加えて最近じゃあウーバーだの白タク的なものも
認められる世の中になっていて更に元からいた
タクシードライバーにとってはダブルパンチとなった。
 
  
手技療法家の世界ではライセンス的には守られてきた
あんま指圧師も格安マッサージ店に悩まされていると聞く。
時代に乗りおくれるとエライこっちゃ。
 
  
話をフィリピンに戻す。
彼らの1番の夢はアメリカに渡りライセンスを使って
高給取りになるというのがフィリピン人理学療法士や
看護師の夢でもあるが、この度トランプ大統領に
なってしまい移民をどんどん追い出す政策が始まり、
しかもナゼかとフィリピン大統領がアメリカに
噛み付く言動を言いまくっていることから
このアメリカンドリームの夢もナカナカ益々厳しそうだ。
 
  
この教授は3つのライセンスを取った為に
どうにかサバイブしていると言った。
大学教員のライセンス、理学療法士のライセンス
そして車椅子の専門的なライセンスだと言った。
 
  
俺を呼んだ理由はそんな暗い話から
始まったものの段々明らかにされていった。
 
  
アメリカの解剖学で学んだことも話に出たけど
彼女の目的はそれがメインではなかった。
 
  
「Ken 、前回大学の講義を持った時の生徒の
アンケート結果の話はもうしたけどね、
詳しくあの後聴いてみたのよ」
 
  
「あぁ去年授業したね俺 それで彼らは
なんだって?KYT使ってんのかな?」
 
  
「topics(話題 題名)は良い、テクニックも良い、
習ったものはできる様になったか?コレも良いだったの、でも」
 
  
「でもなんだよティーチャー」
 
  
「でも、ランゲジーがBad、生徒のリクエストは
もっとあなたのテクニックを知りたいだったわ。
でもあなたの英語じゃね」
 
  
「英語ね分かってる。今勉強し始めたから」
 
  
「いつから?」
 
  
「先週のアメリカの講義でいよいよ頑張らないと
と思ったとこだよ。だから1週間前から」
 
  
吹き出す教授が更に付け加えた。
 
  
「Ken、ココでクリニックを開きなさいよ。
そしてまた授業を受け持ってちょうだい」
 
  
「グハっ!前にも言ったろ?セブ島では
仕事しないで勉強とリラックスに当てているんだって」
 
  
「ええ聞いたわ。でもこれはチャンスよ」
 
  
「何のチャンス?」
 
  
散々お金ありませんって話を聞かされた後に開業しろっ
そして授業を持てって、ボランティアしろってことか?
頭の中で無理な方へ柱が倒れて行く
 
  
「相手は大学生よ」
 
  
あ、逆に女子大生を引き合いに出すってこと?
大学生を紹介するということ?
大学生とお付き合いしちゃえるってコト?僕。
 
  
柱が真ん中辺まで戻ってきた。
そして意図していることは違った。
 
 
「若い学生たちに夢と希望を与えてあげるチャンスよ。
そしてあなたいずれは通訳なしで英語で
セミナーできる様に練習できるじゃない!」
 
  
その言葉は俺のヤル気を出させるのに充分な言葉だった。
 
  
まとめて色々足して考えるとこうだ。
ティーチャーの想いはこうだ。多分。
 
  
『フィリピンの理学療法士の為に特に自分の教え子
にはKYTを教え、生き残れる人材にして欲しい』だ。
 
  
「ティーチャー ちょっと考えてみる。時間もらえるか?」
即答してジャーマネ藤田マンに怒られたことが
あったからチョット時間を置いて考えることにした。
 
  
もう女子大生のことで、いえ違います。
英語でセミナーを開ける絶好のチャンスとなり得る。
教えるからには英語を学ばなければい
けないワケできっと今より成長するに違いない。
 
  
そして俺もフィリピン人を見習って、
英語を身に付けてKYTセミナーで
英語圏を塗りつぶして行こう。
 
  
だってKYTを世界標準にすればどれだけ痛みに対して
悩んでいる方々の役に立てられるだろうか。
そう思うとゾクゾクしてきた。
 
  
俺のアメリアンドリーム計画は
思わぬ死角から陽が昇り始めた気がした。
 
  
 
そして前回も伝えたんだけど、
盟友、原口先生にも前々から本当にたくさんの先生方
から頂いていたご要望に応えてもらうことになった。
 
  
それは原口准教授初の『テクニックセミナー』開催
 
  
なーんだセミナーか。
いえいえ、そこらのセミナーと
同じ括りにするのは余りに失礼すぎる。
 
  
なぜ25年間最前線で臨床、研究、教鞭
を継続発展することができたのか。
セミナーにはその答えが詰まってる。
 
  
臨床経験は俺なんかよりも長く
もちろん原口准教授のテクニックには
25年培った理論ありきで成り立っている。
 
  
昨年11月、今年1月に行った理論の講義
だけでなく、今回のセミナーではテクニックを
手取り足取り教えてくれることを約束してもらった。
 
  
そこで原口准教授に今回の
【セミナーでお伝えする5つの約束】
をしてただいた。
 
  
(1)なんで怪我しやすいヒトとしないヒトがいるのか?
 怪我をする原因
 どの筋肉が足りないの?
 エクササイズは何を注意すればいいの?
 を理解できるようにする。
 
  
(2)歩行について
歩き方から障害の部位を特定することができる。
 
  
(3)施術時間の短縮方法
 
  
(4)スポーツアスリートの障害の理解、パフォーマンス向上
怪我からの最短の復活する臨床経験から解説することができる。
 
 
(5)テクニック、足関節、膝関節、股関節、
 肩関節、首の調整をわかりやすく解説する。
 
  
原口准教授初のテクニックセミナーが待ち遠しくてしょうがないよ。
Ken Yamamoto
 
  
原口先生からの熱いメッセージです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ついに私、原口力也自身の
テクニックセミナーを開催することになりました!!
 
  
昨年11月、今年1月に行った理論セミナーでは
3時間という短い時間の中だった。
まだまだ伝えきれない。
 
  
メルボルン(AUS)で行ったセミナーでは
フィジオやリメディアルセラピスト、
指圧などの先生に自身が持つ理論から
テクニックまでみっちり伝えて来た。
それぞれの資格の中で行っている施術に取り入れて、
施術時間の時短とその効果を実感してもらえた。
 
  
施術には色々あるけれど痛みを取る為には?
筋肉の緊張を取る為には?
関節可動域をあげる為には?
筋肉アプローチ、神経、筋膜、どうやってますか?
 
  
関節の機能構造と多関節運動連鎖から障害を
理解する事によって本当の病態がみえて来る。
『見えないものをみれる』と言うことは、
まずしっかりと病態を理解出来る事が重要。
これを理解するには様々な知識も必要となる。
 
  
例えば、
解剖学(骨学、組織学、形態学、機能解剖学etc)
運動連鎖(運動学、関節運動連鎖etc)
診断学、障害学、治療学、予防学etc
つまり全て人をみるという事に尽きる!
 
  
下肢の関節から考えると、
膝関節に問題を訴えるクライアントは多い。
そこで膝の骨や筋肉にアプローチする。。
ちょっと待って。
膝関節が痛いのか、膝関節が悪いのか
では意味が違うよね。
 
  
骨関節構造からしても、
脛骨は足関節の構成骨でもあり、
大腿骨は股関節の構成骨でもある。
したがって、股関節と足関節の半分ずつで
膝関節を構成していることがわかる。
 
  
これは機能面でも同じことが言える。
それがまさに多関節運動連鎖となる。
この多関節運動連鎖は、上行性運動連鎖として
下肢から脊椎や上肢にも影響を及ぼす。
 
  
この理解を障害学とマッチングさせることで
本当の病態理解と適切な施術、
トレーニング、傷害予防の指導が行えるんだ。
 
  
可動域の広い関節といえば肩関節がある。
可動域が広いということは骨性支持が少なく、
軟部組織への依存率が高い関節だと言え、
その支持にはインナーマッスル(肩腱板)
が重要だと、ここまでは教科書に書いてある。
それ以外に関節の支持に重要なものは。。関節包。
 
  
関節には関節包(閉鎖腔)があり、
滑膜細胞からの滑液でみたされ、
潤滑と栄養を担っている。
 
  
更に関節包は陰圧で安静下垂時では
その支持を関節包(Suction徴候)で行い、
関節運動時には陽圧となり、
その支持は靭帯や筋肉に委ねられる。
 
  
この関節内圧の変化に問題が生じれば、
痛みや可動域障害が起こることが推測される。
こんな感じで、なぜ?どうして?
が理解できるよね。
 
  
経験と知識からなる臨床実践テクニックを
セミナーではしっかりお伝えします。
 
  
先生方の知識とテクニックの
幅が格段に向上する事でしょう!
筋緊張を関節を使って緩めちゃう。
目指すところは皆一緒だよね。
 
  
そして多くの方を少しでも早く笑顔にしたい!
多くの治療家と理論とテクニックを共有
することで、より多くの結果を出したい!
クライアントとは出逢いと想っているから。
 
  
Ken先生との出逢いもそうだ。
学生時代からの先輩でずっと知っていたし、
KEN先生のデンジャラスさも知っている。
 
  
しかし再会し現在は治療家として
世界を飛び回っているとはびっくり。
再会後色々な話をした。
懐かしい話もままならないうちに
すぐに治療談義でヒートアップ。
 
  
その時KEN先生からお話をもらった。
『一緒に何かやろうよ!』って。
正直、困惑し即答はできず考えた。
 
  
なぜなら自身の知識、技術、経験は
クライアントの為にと考えているからであり、
その為に今でも悩み考えて自己研鑽している。
この思いは今も変わらない。
 
  
しかし多くの治療家がそれぞれの資格やテクニック、
経験の中で多くのクライアントを笑顔にしている。
すばらしい事だと思っている。
 
  
その中で私の理論やテクニック・経験が、
全国、世界の治療家の新たな知識と技となれば、
より多くの結果と笑顔をつくり出せると考えた。
 
  
私1人では限界がある。だから多くの治療家
の皆様に理論とテクニックを伝えていきたい。
 
  
KEN先生との再会から多くの治療家
の先生との出会い繋がりを感じる!
ということで、いよいよ始めます。
 
  
セミナー内容は以下のようになります。
 
  
 
・足関節機能構造と障害について
・足関節評価法(静的・動的)と実技テクニック
・膝関節機能構造と評価方法
・変形性膝関節症のテクニック
・股関節の機能構造と障害について
・股関節・骨盤・腰椎の機能評価方法
・腰椎・股関節テクニック
(変形性股関節症・腰椎過前彎・大腿筋肥大改善テクニック)
・下肢の関節運動連鎖的みかた
・肩関節機能構造と障害について
・肩関節テクニック
・頚椎テクニック(ストレートネック・脊椎機能不全等)
・関節テクニック後(動き)の歩行やトレーニング(動作)について
・身体特性の評価方法(競技スポーツ特性)
※内容は多少変更することがございます。
 
  
 
セミナー当日会場で多くの治療家の皆さんと
お逢いできることを楽しみにしております。
 
  
帝京池袋接骨院 院長
原口整骨院 院長
帝京平成大学ヒューマンケア学部・
帝京平成大学大学院健康科学研究科 准教授
原口 力也
 
  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
原口准教授テクニックセミナー
 
  
【日時】
■5月21日(日)11:00から17:00
■5月28日(日)11:00から17:00
■6月4日(日)11:00から17:00
 
  
※いずれの日程も同内容・1日で完了するセミナーです。
ご予定をご確認の上お申し込みください。
 
 
  
【会場】
東京都23区内
下記のお申し込みフォーム及び
お申し込み後にお届けするメール内の詳細をご確認ください。
九州、北海道の方でも日帰り可能な時間と場所です。
 
  
 
【お支払い】
お支払いはクレジット及び銀行振込です。
 
 
  
◆お申し込みは下記よりお願い致します。
内容をよくご確認の上お申し込みください。
下記入力フォームがキャンセル待ちとなった
場合は既に定員となっている場合です。
宜しければキャンセル待ちにご登録ください。
 
  
 
《お申し込みはこちら》
■5月21日(日)
https://goo.gl/sStQXA
 
  
■5月28日(日)
https://goo.gl/Jmctz2
 
  
■6月4日(日)
https://goo.gl/paUEyo
 
  
※お問い合わせはFacebookメッセージではなく下記までお願い致します。
 
  
【主催】株式会社Quest / Ken Yamamoto事務局
【住所】東京都港区北青山2-7-26 フジビル28-2F
【E-mail】info@quest-tokyo.com
 
 

 
 

 
 

KYTベーシックのテクニック大幅変更

 
 
【KYTベーシックテクニック大幅変更】
 
  
2017年のKYTベーシックは内容を変える事にした。
アメリカの医学部で学んで来た人体解剖学実習の事実確認を
元に思い切ってベーシックをガラリと変える事にしたんだ。
 
  
今まででもベーシックだけでもかなりの成果を
セミナーを受講してくれた先生方が報告して来た。
でも新しいベーシックはもっと改善が見られる事がわかった。
 
  
コレはWindowsが毎回機能を改善して、
かつ便利に更新しているようにKYTも
その都度証明が出来たモノの変更を行って来た。
 
  
ただ今までの変化はアドバンスがメインとなって
いたが今回はベーシックも大幅な変更になった。
 
  
減る手技もあるし、
そして勿論テクニックも増えている。
そして改善を加えられているモノも多い。
そして何よりも成果が上がるのは
間違いないから期待してくれてイイ。
 
今週末マニラで予定しているオーガナイザーの
チンコ先生に(チンコ=本名です)このコトを
伝えるとチンコのヤツ興奮してしまったようだった。
 
今回のマニラセミナーは少し人数が少ない様子で
チンコ先生のチンコクリニックで
KYTセミナーを開催する事になったらしい。
 
セミナーには実際にチンコクリニックの
チンコ先生が解決できなかった患者様が
やって来て症状を改善して下さいって言うからさ、
まさににバーリトゥードって言うか
何でもありになって来ちゃってて
実にエキサイティングでデンジャラスな感じだ。
 
デンジャラスと言えば、
今はフィリピンのミンダナオ島に来てて、
ココはフィリピン軍とイスラム過激派が
ぶつかり合って何故か軍隊が滅茶滅茶劣勢の本気で
危ない地域に滞在してて、うーんやっぱりデンジャラス。
なんでこんなとこにいるかって?
機会があれば話をしようかな。。。
 
  
とにかく俺は今カガヤンデオロ
という地方都市でこれを書いている。
 
  
先ずフィリピンセミナーを成功させて翌週の
東京セミナーに勢いをつけて来るつもりでいるんだ。
 
  
それではまた。
 
  

原口准教授初の『テクニックセミナー』開催決定しました。
 
  
なーんだセミナーか。
いえいえ、そこらのセミナーと
同じ括りにするのは余りに失礼すぎる。
 
  
なぜ25年間最前線で臨床、研究、教鞭
を継続発展することができたのか。
セミナーにはその答えが詰まってる。
 
  
臨床経験は俺なんかよりも長く
もちろん原口准教授のテクニックには
25年培った理論ありきで成り立っている。
 
  
昨年11月、今年1月に行った理論の講義
だけでなく、今回のセミナーではテクニックを
手取り足取り教えてくれることを約束してもらった。
 
  
そこで原口准教授に今回の
【セミナーでお伝えする5つの約束】
をしてただいた。
 
  
(1)なんで怪我しやすいヒトとしないヒトがいるのか?
 怪我をする原因
 どの筋肉が足りないの?
 エクササイズは何を注意すればいいの?
 を理解できるようにする。
 
  
(2)歩行について
歩き方から障害の部位を特定することができる。
 
  
(3)施術時間の短縮方法
 
  
(4)スポーツアスリートの障害の理解、パフォーマンス向上
怪我からの最短の復活する臨床経験から解説することができる。
 
 
(5)テクニック、足関節、膝関節、股関節、
 肩関節、首の調整をわかりやすく解説する。
 
  
原口准教授初のテクニックセミナーが待ち遠しくてしょうがないよ。
Ken Yamamoto
 
  
原口先生からの熱いメッセージです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ついに私、原口力也自身の
テクニックセミナーを開催することになりました!!
 
  
昨年11月、今年1月に行った理論セミナーでは
3時間という短い時間の中だった。
まだまだ伝えきれない。
 
  
メルボルン(AUS)で行ったセミナーでは
フィジオやリメディアルセラピスト、
指圧などの先生に自身が持つ理論から
テクニックまでみっちり伝えて来た。
それぞれの資格の中で行っている施術に取り入れて、
施術時間の時短とその効果を実感してもらえた。
 
  
施術には色々あるけれど痛みを取る為には?
筋肉の緊張を取る為には?
関節可動域をあげる為には?
筋肉アプローチ、神経、筋膜、どうやってますか?
 
  
関節の機能構造と多関節運動連鎖から障害を
理解する事によって本当の病態がみえて来る。
『見えないものをみれる』と言うことは、
まずしっかりと病態を理解出来る事が重要。
これを理解するには様々な知識も必要となる。
 
  
例えば、
解剖学(骨学、組織学、形態学、機能解剖学etc)
運動連鎖(運動学、関節運動連鎖etc)
診断学、障害学、治療学、予防学etc
つまり全て人をみるという事に尽きる!
 
  
下肢の関節から考えると、
膝関節に問題を訴えるクライアントは多い。
そこで膝の骨や筋肉にアプローチする。。
ちょっと待って。
膝関節が痛いのか、膝関節が悪いのか
では意味が違うよね。
 
  
骨関節構造からしても、
脛骨は足関節の構成骨でもあり、
大腿骨は股関節の構成骨でもある。
したがって、股関節と足関節の半分ずつで
膝関節を構成していることがわかる。
 
  
これは機能面でも同じことが言える。
それがまさに多関節運動連鎖となる。
この多関節運動連鎖は、上行性運動連鎖として
下肢から脊椎や上肢にも影響を及ぼす。
 
  
この理解を障害学とマッチングさせることで
本当の病態理解と適切な施術、
トレーニング、傷害予防の指導が行えるんだ。
 
  
可動域の広い関節といえば肩関節がある。
可動域が広いということは骨性支持が少なく、
軟部組織への依存率が高い関節だと言え、
その支持にはインナーマッスル(肩腱板)
が重要だと、ここまでは教科書に書いてある。
それ以外に関節の支持に重要なものは。。関節包。
 
  
関節には関節包(閉鎖腔)があり、
滑膜細胞からの滑液でみたされ、
潤滑と栄養を担っている。
 
  
更に関節包は陰圧で安静下垂時では
その支持を関節包(Suction徴候)で行い、
関節運動時には陽圧となり、
その支持は靭帯や筋肉に委ねられる。
 
  
この関節内圧の変化に問題が生じれば、
痛みや可動域障害が起こることが推測される。
こんな感じで、なぜ?どうして?
が理解できるよね。
 
  
経験と知識からなる臨床実践テクニックを
セミナーではしっかりお伝えします。
 
  
先生方の知識とテクニックの
幅が格段に向上する事でしょう!
筋緊張を関節を使って緩めちゃう。
目指すところは皆一緒だよね。
 
  
そして多くの方を少しでも早く笑顔にしたい!
多くの治療家と理論とテクニックを共有
することで、より多くの結果を出したい!
クライアントとは出逢いと想っているから。
 
  
Ken先生との出逢いもそうだ。
学生時代からの先輩でずっと知っていたし、
KEN先生のデンジャラスさも知っている。
 
  
しかし再会し現在は治療家として
世界を飛び回っているとはびっくり。
再会後色々な話をした。
懐かしい話もままならないうちに
すぐに治療談義でヒートアップ。
 
  
その時KEN先生からお話をもらった。
『一緒に何かやろうよ!』って。
正直、困惑し即答はできず考えた。
 
  
なぜなら自身の知識、技術、経験は
クライアントの為にと考えているからであり、
その為に今でも悩み考えて自己研鑽している。
この思いは今も変わらない。
 
  
しかし多くの治療家がそれぞれの資格やテクニック、
経験の中で多くのクライアントを笑顔にしている。
すばらしい事だと思っている。
 
  
その中で私の理論やテクニック・経験が、
全国、世界の治療家の新たな知識と技となれば、
より多くの結果と笑顔をつくり出せると考えた。
 
  
私1人では限界がある。だから多くの治療家
の皆様に理論とテクニックを伝えていきたい。
 
  
KEN先生との再会から多くの治療家
の先生との出会い繋がりを感じる!
ということで、いよいよ始めます。
 
  
セミナー内容は以下のようになります。
 
  
 
・足関節機能構造と障害について
・足関節評価法(静的・動的)と実技テクニック
・膝関節機能構造と評価方法
・変形性膝関節症のテクニック
・股関節の機能構造と障害について
・股関節・骨盤・腰椎の機能評価方法
・腰椎・股関節テクニック
(変形性股関節症・腰椎過前彎・大腿筋肥大改善テクニック)
・下肢の関節運動連鎖的みかた
・肩関節機能構造と障害について
・肩関節テクニック
・頚椎テクニック(ストレートネック・脊椎機能不全等)
・関節テクニック後(動き)の歩行やトレーニング(動作)について
・身体特性の評価方法(競技スポーツ特性)
※内容は多少変更することがございます。
 
  
 
セミナー当日会場で多くの治療家の皆さんと
お逢いできることを楽しみにしております。
 
  
帝京池袋接骨院 院長
原口整骨院 院長
帝京平成大学ヒューマンケア学部・
帝京平成大学大学院健康科学研究科 准教授
原口 力也
 
  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
原口准教授テクニックセミナー
 
【日時】
■5月21日(日)11:00から17:00
■5月28日(日)11:00から17:00
■6月4日(日)11:00から17:00
 
※いずれの日程も同内容・1日で完了するセミナーです。
ご予定をご確認の上お申し込みください。
 
 
【会場】
東京都23区内
下記のお申し込みフォーム及び
お申し込み後にお届けするメール内の詳細をご確認ください。
九州、北海道の方でも日帰り可能な時間と場所です。
 
 
【お支払い】
お支払いはクレジット及び銀行振込です。
 
  
 
◆お申し込みは下記よりお願い致します。
内容をよくご確認の上お申し込みください。
下記入力フォームがキャンセル待ちとなった
場合は既に定員となっている場合です。
宜しければキャンセル待ちにご登録ください。
 
  
 
《お申し込みはこちら》
■5月21日(日)
https://goo.gl/sStQXA
 
  
■5月28日(日)
https://goo.gl/Jmctz2
 
  
■6月4日(日)
https://goo.gl/paUEyo
 
  
【主催】株式会社Quest / Ken Yamamoto事務局
【E-mail】info@quest-tokyo.com
 
 

KYTマニラセミナー

 
 
フィリピンのマニラに到着したのは軽く日を跨いでいた。
空港までチンコ夫妻(チンコ=本名です)
が迎えに来てくれていてホッとしたよ。
マニラと言えばデンジャラス。
日本人がコンスタントに殺されてますからね。
 
   
ホテルに着いたのは夜中の1時半過ぎだった。
こんな感じで呼ばれても当然セミナーで
いいパホーマンスが出るはずがないぜチンコ
と小言を言っておきますた。
 
   
だって5時間ほどしたらもう起きて
ご飯食ってセミナー会場へGoでしょ
まぁ今回のコタァもうイイんだけどさ、
 
   
彼の名前は【ヴァード・チンコ・Jr】
チンコの後にジュニアを付けてるところからして
あそこを強調しているかの様な強そうな名前だ。
父親は海軍の偉い人みたいで礼儀は
ピチッとしているところは気に入ってる。
 
   
そしてやはり朝眠いままセミナー会場入りしますた。
やはりココは東南アジア。
会場には半分の受講生しかおらず、
なんとなんと僕の通訳もいませんです。
時間通りに始まらないなんてのはオーガナイザー
のチンコのヤツも織り込み済みだった様子。
 
   
それでも俺は時間通り来ていた当たり前の
礼儀の持ち主達を待たすのは悪いと
まだまだ待つ気満々だったチンコに急かせますた。
 
   
驚いたことにさすがキリスト教の国だけあります。
セミナーはチンコの祈りから始められますた。
Kenがちゃんと説明できますように、
皆が理解できますようにて感じの短い祈りですた。
通訳なしだったけど俺は早速前に出て話し出しましたよ。
勿論イングリッシュで٩( ‘ω’ )وメチャ汗かくよね。
 
   
白板に絵を描いたり
iPhoneの辞書引いてみたりしながら、でも不思議と
分かってくれだしたのは本当に嬉しかったな。
先方が分かってくれる気になれば
どうにか通じるようです僕の英語でも。
 
   
さて、そんなこんなで遅れてやって来た通訳の力も
借りて大変に盛り上がったセミナーになりましたよ。
 
   
10年以上向けなかった右が向けるようになったり
数ヶ月前からある挙上時の肩の痛みや勿論取れた
ことがないという腰痛もその場で取り去りました。
 
   
取り去ったのは俺でなく受講生同士でやり合って
オーアメージング
ワォミラクル
とかって言葉が飛び交い今日は皆が大満足で
帰って行ってくれた。ニューベーシックハンパねー!
 
   
明日は今日の復習といきなり患者さんが数名来て
バーリトゥード的にKYTベーシックだけでその場で
痛みが取れるのか見せることになってんだよ。
 
   
フィリピンでも徐々にKYTが浸透して来ていて
次はアドバンスセミナーも開かせてくださいと
チンコのヤツからオファーを貰ったよ。
皆が興奮してるの見てチンコ自体も興奮してたね。
 
   
俺はさ、今日は英語でセミナー導入部分が
上手く伝わったことがとても嬉しかったんだ。
もうちょっと今年中英語を学んでみたいと思ったんだ
 
   
カタールからの参加者もいて、是非カタール
でもセミナーをしてくれと頼まれますた。
カタール?中東だよねたしか。。。
どこにでも行きますよKYT広げるためならね!
 
   
来週から始まる4月のKYT東京セミナーは
既にソールドアウトしてしまったから、
いつかまたニューベーシックを学んで欲しいなと思ってる。
Ken

 
 

チンコ先生主催のマニラセミナー

 
 
セミナーを受講している理学療法士達は
目の前に現れた患者さんに恐れおののいていた。
 
  
ども、マニラからこんにちは
KYTフィリピン代表のチンコ(チンコ=本名です)は
生徒達にとんでもないプレッシャーを掛けたんだ。
2日目のKYTマニラセミナーはフィリピンらしく
時間通りに生徒は集まらなかった。それでも会場の
温度は興奮と共にあったまり非常に沸いた。
 
  
後半に差し掛かりチンコのやつがなんと
「リアル患者を用意したからみんなでなおそうぜ!」
生徒達は理学療法士達なのに1回で痛みを
取り切るなんて経験したことがなかったから
チョッと恐れおののいていた。
 
  
昨日と今日の2日目、どれだけ彼等は
奇跡だと思う現象を何度体験したのだろうか。
それでも尚恐れおののく生徒達に喝を入れる俺。
 
  
「KYTは力学だから俺がやっても君らが
やっても同じ成果が出る。それに君らがやっても
治らなかったら俺がやるから安心してくれ」
 
  
用意された患者さんは5人のチアリーダー達だった。
何やら別の意味でざわつき出した理学療法士達。
こ、こ、こんな素敵な子達に触れて
いいのだろうか?って感じだった。
 
  
どんだけ君らの治療院や病院はオババしかこねーんだ?
チアリーダーの監督がチンコのクライアント
であり医師でもあるんだけど、
とにかくチンコはこのチアリーダー
のチームに深く関わっているらしい。
チンコリーダー達はそれぞれ
腰痛や首の痛みなど抱えていた。
 
いきなり用意された患者さんに驚くだけじゃなくて、
二十歳そこそこのピッチピチにまたおののき、
そして症状も酷い子もいておののいていた。
 
  
「じゃあお手本は俺がやろうか?」
というと
「Sir Ken、僕にやらせてください」
きたきたこの反応を待ってたんだ。
 
  
検査を行い徐々にカラダの痛みが分かってきた。
それぞれがベッドに分れて実践を行いだした。
 
  
そして実際に施術を開始しだした受講生達、
上手くいったチームもそうでないチームもいた。
ガサツだったし触り方が可憐な女子を触るということ
で汗だくになっちゃってるおじさん理学療法士、
 
  
女の子まで緊張しだしちゃって、
「ハイそこ交代。君さ病院でいつも何してんの?
あんま患者さんに触れてないの?」
 
  
って聞くと
「普段は電気治療のスイッチ入れて
ウルトラサウンドかけてます」
 
  
なるほどあまりにも人に触るのに慣れて
いないという理学療法士7年目の彼は
敢え無くそのチームの後ろに回した。
 
  
最終的にチンコリーダー達は
全員痛みが無くなってしまった。
じーーんとしている生徒達の前に
現れたのは首と腰の脊柱管狭窄症、
そして分離すべり症だった。
 
  
チアリーダーの監督のお母さん
だそうで気難しい感じのオババだった。
部屋だというのにサングラスは外さない。
ピンクの高価そうなワンピース姿で
ムスッとしてて誰が挨拶してもシカト状態。
 
  
「うちの母はとてもセンシティブなのです。
病院では手術しかないと言われていて、
この手術はアメリカでないと難しいと
フィリピンドクター達は言います。
座っている時の痛みだけでも取れたら、
若しくはエクササイズを教えてもらえませんか?」
と娘の医師はとても低姿勢だ。
 
  
座っていたい。理想な姿勢の状態にすると
痺れと熱感がお尻全体を覆う。足の痺れが
ビシッときてどうしようもなくなる。
 
  
MRI状脊柱管のなかに狭窄ができていて
実際にそれが神経を障害しているならば、
そんな症状を治せるなんて言ってはいけない。
 
  
コレは生徒達のいい刺激になった。
ただ、痛みが取れる場合も確かにある。
座った状態で痺れや痛みが出るのは
実際に2分でとってみせた。
 
  
オババもビックリしていた。
だって取れたことがないんだもん。
 
  
それで
「あなたの治療を受けたいわ」
と言った。俺は日本ではこんな頑固そうな
態度の悪いオババなどは一蹴する。
みないで、帰ってくれ。って言っちゃうけど
いくつか興味があったし生徒の前だし
チンコリーダーの監督のママだし、
みてみることにした。
 
  
確かに施術では何の成果も出なかったが骨盤の位置
次第で痛みも痺れもピタリと止まるシイを見つけた。
俺はダルンダルンになっている筋肉を指差し
 
  
「この位置で近辺で収めたいのにこのラードみて、
全然骨格を支える筋肉がないじゃん。コレじゃこの姿勢
では痛みが取れたとしても治ったことにはならない」
 
  
オババは俺みたいにズケズケ言うヤツが初めてだった
みたいで圧倒されたようで納得してくれていた。
 
  
そしてコルセットをまた巻きだしたから、
コレは巻かなくていいのならば巻かない方がいいよ。
急性期じゃないしと言ったが小言を言い出したから、
 
  
「もうアンタ勝手にしてくれ」
ってそれ以降何を言われても知らんを通した。
 
  
コレも是非学んで欲しかった。どっちが
主導権を握るのかは非常に大事な問題だ。
オババのせいで時間がオーバーしたけど
彼等は幸せを噛み締めていた。
 
  
初めてだったのだ。患者さんが来て
痛みをゼロにして返すことができた。
こんなに良い経験は初めてだったのだ。
 
  
明日から理学療法クリニックを開業する
女性理学療法士もいてこの経験は
非常にありがたかったと話してくれた。
 
  
こうしてマニラセミナーは無事に終わり
俺はチンコ夫妻に連れられて打ち上げに行った。
もうさ、疲れちゃって泥酔しちゃったよ。
 
  
うっすら覚えているのは
「来年はベーシックとアドバンスも考えてくれませんか?」
ってチンコのやつが言った言葉だ。
 
  
ベーシックが完全ならほとんどの痛みに対応できる。
それでも無理ならばアドバンスなんだが、
まぁ連絡を待つとしよう。
 
  
年に1度しかフィリピンセミナーは
開く時間がないけど、徐々にKYTが
フィリピン中に拡がっていってくれる
ことを願ってやまない。
Ken
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

原口テクニックをご存知だろうか?

 
 
原口テクニックをご存知だろうか?
 
  
今更だが改めて原口テクニックの凄さを
ここフィリピンでも出すことが出来ている。
 
  
今回はフィリピン代表選手でもある大友選手の
紹介でマニラのサッカーチームの監督であり
選手である柳川選手の施術をさせて貰った。
 
  
柳川選手は数ヶ月前に試合中捻挫をしたそうなんだ。
捻挫はすぐに治ったのだけど、
どうもアキレス腱と拇指球の辺りの違和感と
指先の異常感覚が治らないで困っていた。
 
  
日本帰国時に病院での診察結果は足根管症候群だった。
捻挫をした際に血管を傷つけアキレス腱の
部位に出血した跡があると医師が言い
注射によって血液を抜いたと言っていた。
 
  
拇指球あたりの方も血液が溜まっている
可能性があり、でもココは注射で抜くには
深すぎるとかで抜かれなかったらしい。
 
  
その異常感覚は残ったままで
このシーズンオフ中にどうしても治したがっていた。
 
  
この出血の後は勿論2週間ほどで吸収される
との事だったけど一度そういった経験があると
また同じ血管の場所が破れて出血するかもしれない。
医師曰く手術でよくすることができるとの事
だったけど俺にしてみたら少し疑問だったんだ。
 
  
足根管症候群ならば脛骨神経であり、
柳川選手の異常感覚は足の甲
つまり腓骨神経レベルだったからだ。
 
  
「カカトを床についたまましゃがめる?」
と聞くとしゃがめたことがないと彼は言った。
そして股関節がいつも開く癖があると言った。
 
  
コレで俺は全て繋がった。
原口テクニックの足首矯正で良くなるな。
 
  
メルヘンチックなカフェレストランで
柳川選手をソファに寝かせて足首を
数回原口テクニックで矯正した。
 
  
彼はその後完全にしゃがめるまではいかなかったが
相当お尻が床に近づく所まで下がるようになった。
また足首が弛んだことから
片脚スクワットがかなり改善が見られた。
 
  
「今まで真っ直ぐに膝が曲がったことなかったス
けど今違和感なく真っ直ぐに膝を下ろせます」
 
  
完全には取りきれなかったものの
足の異常感覚は拇指と示指で摘むような
動きの感覚はかなり改善されたそうだ。
 
  
コレは医師の言うように血液がカラダに
吸収されるまでは、溜まっている血液が、
つまり膨張して神経を圧迫しているならば
これは取れなくても仕方がない時を待つしかない。
 
  
今までは構造的に壊れたものでも果敢に
攻めて散ってきたことも多かったけど、
このように理由がしっかりしているものは
敢えて攻めることをしなくなった。
 
  
コレは患者様のカラダの負担を減らす意味でも
大事な事だと思うようになったんだ。
 
  
前回も書いたように脊柱管狭窄症は脊柱管
つまり脊髄が通るトンネルの中
をコツのようなモノが出っ張ってきて
神経を圧迫しているのにコレは外から
揉んだり矯正したところで良くなるわけがない。
 
  
危険だが外科的手術をして
出っ張りを取り除く以外方法はない。
しかし、しかしだ。不思議なことに多くの場合は
痛みが減ったり痺れが直ったりする場合がある。
 
  
コレはさほど脊柱管の中の問題が影響していなかった
モノであり運が良かったパターンに過ぎない。
 
  
整形外科学を知った上での施術を行うのと
知らないで、なおったなおらないを
測定していると馬鹿馬鹿しいことになる。
今回だって柳川選手の病院での診断が
なければ深追いしていたかもしれない。
 
  
我々手技療法家はメディカルの手を
借りなければいけない場面も決して少なくはない。
 
  
驚いたことに柳川選手は
メルヘンレストランでの施術後食事中に
 
  
「今、ハムストリングにしっかり力が
入ってます。今までにないいい感じです」
と言った。
 
  
原口テクニックは足関節を矯正するけど
単に足首の影響は足首だけにあらず。であり、
我々手技療法家は足首の矯正は充分に頚椎の
回旋制限を解除するのがあり得る事を知る必要がある。
 
  
以下は原口テクニックセミナーのご案内。
募集人数に達成しつつあるがあと若干名だけ余裕がある。
 
  
足首から全身をなおしていく療法を学んでみることは
治療家人生を楽しくしてくれる事になるのは間違いないだろう。
 
  
マニラ滞在中のKenより

 
 

原口准教授初の『テクニックセミナー』のご案内です。
 
  
昨年11月、今年1月に行った理論の講義
だけでなく、今回のセミナーではテクニックを
手取り足取り教えてくれることを約束してもらいました。
 
  
そこで原口准教授に
【セミナーでお伝えする5つの約束】
をしていただきました。
 
  
(1)なんで怪我しやすいヒトとしないヒトがいるのか?
 怪我をする原因
 どの筋肉が足りないの?
 エクササイズは何を注意すればいいの?
 を理解できるようにする。
 
  
(2)歩行について
歩き方から障害の部位を特定することができる。
 
  
(3)施術時間の短縮方法
 
  
(4)スポーツアスリートの障害の理解、パフォーマンス向上
怪我からの最短の復活する臨床経験から解説することができる。
 
 
(5)テクニック、足関節、膝関節、股関節、
 肩関節、首の調整をわかりやすく解説する。
 
原口先生からメッセージです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
私、原口力也自身の
テクニックセミナーを開催することになりました!!
 
  
昨年11月、今年1月に行った理論セミナーでは
3時間という短い時間の中だった。
まだまだ伝えきれていない。
 
  
施術には色々あるけれど痛みを取る為には?
筋肉の緊張を取る為には?
関節可動域をあげる為には?
筋肉アプローチ、神経、筋膜、どうやってますか?
 
  
関節の機能構造と多関節運動連鎖から障害を
理解する事によって本当の病態がみえて来る。
『見えないものをみれる』と言うことは、
まずしっかりと病態を理解出来る事が重要。
これを理解するには様々な知識も必要となる。
 
  
例えば、
解剖学(骨学、組織学、形態学、機能解剖学etc)
運動連鎖(運動学、関節運動連鎖etc)
診断学、障害学、治療学、予防学etc
つまり全て人をみるという事に尽きる!
 
  
下肢の関節から考えると、
膝関節に問題を訴えるクライアントは多い。
そこで膝の骨や筋肉にアプローチする。。
ちょっと待って。
膝関節が痛いのか、膝関節が悪いのか
では意味が違うよね。
 
  
骨関節構造からしても、
脛骨は足関節の構成骨でもあり、
大腿骨は股関節の構成骨でもある。
したがって、股関節と足関節の半分ずつで
膝関節を構成していることがわかる。
 
  
これは機能面でも同じことが言える。
それがまさに多関節運動連鎖となる。
この多関節運動連鎖は、上行性運動連鎖として
下肢から脊椎や上肢にも影響を及ぼす。
 
  
この理解を障害学とマッチングさせることで
本当の病態理解と適切な施術、
トレーニング、傷害予防の指導が行えるんだ。
 
  
可動域の広い関節といえば肩関節がある。
可動域が広いということは骨性支持が少なく、
軟部組織への依存率が高い関節だと言え、
その支持にはインナーマッスル(肩腱板)
が重要だと、ここまでは教科書に書いてある。
それ以外に関節の支持に重要なものは。関節包。
 
  
関節には関節包(閉鎖腔)があり、
滑膜細胞からの滑液でみたされ、
潤滑と栄養を担っている。
 
  
更に関節包は陰圧で安静下垂時では
その支持を関節包(Suction徴候)で行い、
関節運動時には陽圧となり、
その支持は靭帯や筋肉に委ねられる。
 
  
この関節内圧の変化に問題が生じれば、
痛みや可動域障害が起こることが推測される。
こんな感じで、なぜ?どうして?
が理解できるよね。
 
  
経験と知識からなる臨床実践テクニックを
セミナーではしっかりお伝えします。
 
  
先生方の知識とテクニックの
幅が格段に向上する事でしょう!
筋緊張を関節を使って緩めちゃう。
目指すところは皆一緒だよね。
 
  
そして多くの方を少しでも早く笑顔にしたい!
多くの治療家と理論とテクニックを共有
することで、より多くの結果を出したい!
クライアントとは出逢いと想っているから。
 
  
Ken先生との出逢いもそうだ。
学生時代からの先輩でずっと知っていたし、
KEN先生のデンジャラスさも知っている。
 
  
しかし再会し現在は治療家として
世界を飛び回っているとはびっくり。
再会後色々な話をした。
懐かしい話もままならないうちに
すぐに治療談義でヒートアップ。
 
  
その時KEN先生からお話をもらった。
『一緒に何かやろうよ!』って。
正直、困惑し即答はできず考えた。
 
  
なぜなら自身の知識、技術、経験は
クライアントの為にと考えているからであり、
その為に今でも悩み考えて自己研鑽している。
この思いは今も変わらない。
 
  
しかし多くの治療家がそれぞれの資格やテクニック、
経験の中で多くのクライアントを笑顔にしている。
すばらしい事だと思っている。
 
  
その中で私の理論やテクニック・経験が、
全国、世界の治療家の新たな知識と技となれば、
より多くの結果と笑顔をつくり出せると考えた。
 
  
私1人では限界がある。だから多くの治療家
の皆様に理論とテクニックを伝えていきたい。
 
  
KEN先生との再会から多くの治療家
の先生との出会い繋がりを感じる!
ということで、いよいよ始めます。
 
  
セミナー内容は以下の予定です。。
 
  
・足関節機能構造と障害について
・足関節評価法(静的・動的)と実技テクニック
・膝関節機能構造と評価方法
・変形性膝関節症のテクニック
・股関節の機能構造と障害について
・股関節・骨盤・腰椎の機能評価方法
・腰椎・股関節テクニック
(変形性股関節症・腰椎過前彎・大腿筋肥大改善テクニック)
・下肢の関節運動連鎖的みかた
・肩関節機能構造と障害について
・肩関節テクニック
・頚椎テクニック(ストレートネック・脊椎機能不全等)
・関節テクニック後(動き)の歩行やトレーニング(動作)について
・身体特性の評価方法(競技スポーツ特性)
※内容は多少変更することがございます。
 
 
  
セミナー当日会場で多くの治療家の皆さんと
お逢いできることを楽しみにしております。
 
  
帝京池袋接骨院 院長
原口整骨院 院長
帝京平成大学ヒューマンケア学部・
帝京平成大学大学院健康科学研究科 准教授
原口 力也
 
  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
原口准教授テクニックセミナー
 
  
【日時】
■5月21日(日)11:00から17:00
■5月28日(日)11:00から17:00
■6月4日(日)11:00から17:00
 
  
※いずれの日程も同内容・1日で完了するセミナーです。
ご予定をご確認の上お申し込みください。
 
  
 
【会場】
東京都23区内
下記のお申し込みフォーム及び
お申し込み後にお届けするメール内の詳細をご確認ください。
九州、北海道の方でも日帰り可能な時間と場所です。
 
  
 
【お支払い】
お支払いはクレジット及び銀行振込です。
 
 
  
◆お申し込みは下記よりお願い致します。
内容をよくご確認の上お申し込みください。
下記入力フォームがキャンセル待ちとなった
場合は既に定員となっている場合です。
宜しければキャンセル待ちにご登録ください。
 
  
 
《お申し込みはこちら》
■5月21日(日)
https://goo.gl/sStQXA
 
  
■5月28日(日)
https://goo.gl/Jmctz2
 
  
■6月4日(日)
https://goo.gl/paUEyo
 
  
 
【主催】株式会社Quest / Ken Yamamoto事務局
【E-mail】info@quest-tokyo.com
 
 

 
 

 
 

 
 

これからのこと

 
 
マニラのチンコ先生(チンコ本名です)が
セミナーの成功の喜びを表わしていた。
 
  
リハビリドクターや大学教授からも問合せがあった様だ。
来年にはKYTアドバンスセミナーも予定している。
マニラセミナーでフィリピンの手技療法家レベルは
間違いなく上がって行き今後も発展をして行くはずだ。
 
  
マニラセミナーの後、俺は無事にどうにか帰国した。
マニラの水にあたってしまい、
どうにかこうにかの帰国だった。
思い返すと今回の世界治療ツアー
はおよそ2ヶ月間の出張だった。
 
  
バンコクで松井真一郎氏と腰痛研究
→マドリッドの手技療法世界大会
→バルセロナの理学療法クリニックでの指導
→マドリッド→バンコク治療家とミーティング
→セブ島で英語の学び
→アメリカ州立大学医学部での勉強
→セブ島メディカル大学の教授とミーティング
→チンコ先生のマニラセミナー
→東京セミナー
 
  
この後の予定も大分埋まってしまっている今年の予定。
とにかく世界中の治療家の喜んでいる顔を
思い浮かべるとワクワクしかしないな。
とても疲れてなんか居られない。
 
  
Ken

 
 

 
 

KYT スーパーNewベーシックセミナーin TOKYO

 
 

「こんなに出し惜しみをしないセミナーは初めて受けました!」
 
  
セミナーが終わり懇親会の乾杯の後、
ふと受講生さんの1人が言ったんだ。
 
  
セミナーによっては一度では解決せず何度も通わせたり
back endに高額商品を買わせようとするセミナーが
多いそうでコレもその類かと思っていた様だった。
 
  
KYTはどうか?
参加してくれた受講生さんに聞いてもらっても構わないけど、
俺はね全部教えたくなっちゃうタイプなんだ。
出し惜しみなんかして残尿感みたいなの残したくねーし。
 
  
とにかくセミナー終了後俺たちは懇親会で
大いに盛り上り何度も乾杯を繰り返したんだ。
ホームである東京講演はヤッパリやり甲斐があるよ。
海外セミナーと違って、通訳も要らないし
日本語で良いのだから気がだいぶん楽なんだ。
俺の言葉がそのままダイレクトに皆に届いてくれる。
 
  
でも責任も重大だ。
だって皆がKYTを信じたくてやっていているんだから。
そんなプレッシャーの中今回も無事にやりきった。
3日前俺は水にあたり絶不調でマニラから帰国したんだ。
 
  
いつでも何処でもどんな時も
「元気ですか?」
と聞かれれば必ず俺は
「はい!絶好調です」
と答えるけどさすがに3日前は
答えられないくらいの状態だった。
 
  
でも今日はどうにか体調を戻し、
絶好調に華麗に技を決めまくった。
俺自身はとても興奮していた。
早く講義したい!と息巻いた。
 
  
そう、今日からはとんでもなく進化した
Newベーシックテクニックの日本初披露目だからだ。
何せベーシックの1番から殆ど変えてしまったんだ。
数年前に起きた事故によるムチウチの首の痛みも、
年初めから柔道して肩の外旋が動かなかった肩も、
手の上がりが悪い人も皆ノータッチで全快にしてみせた。
ノータッチでない人もいたけど痛みはドンドン消えてった。
 
  
内容が濃くなった為に解説と説明と実技の時間が
長くなり練習時間が押すのは仕方がない。
すぐに理解できる人もできない人も
皆理解する時間までは待てない。
 
  
セミナー会場の時間は限りがあるからね。
それでも進化したNewベーシックの斬れ味は素晴らしかった。
来週以降のベーシックセミナー参加する先生達はラッキーだ。
教え方も今回よりも次回の方が上手く教えられるだろうしね。
 
  
何よりも大事なことは習ったことを
反復練習を明日から続けることが大事だ。
今日参加された先生達は殆どの人がニコニコしていた。
なぜ痛みが消えるのか消えたのか理由が全て分かるからだ。
 
  
今回セミナー中の殆どの人の痛みが消えてしまった様に
今日習った人達は自分の患者様やクライアントさん達に
同じことをしてあげられるんだ。
バンバン社会貢献にNewベーシックを使いまくってみて。
皆の報告を楽しみにしてるからね!
 
  
またセミナー後の懇親会の参加率が半端なくいい!
今日も25人で呑んだくれたもん。
ぜひこんな症状はどうなんだろうか?
とか飲み会の席でも聞いて欲しいな。
俺は出し惜しみなんかしねーからさ。
 
  
とにかく今は出し切った
Newベーシックに乾杯したい気分だ。
腹も調子いいし懇親会の後1人反省会
をしに小料理屋でも行ってみようかな。
 
  
TOKYO 滞在中のKen
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

格闘家とのご縁

 
 
総合格闘技の選手との付き合いは
かれこれ20年ほど続いている。
 
  
無名の選手からトップアスリートまで
様々な選手を見てきたし、生活まで
どっぷりと共にした選手も少なくない。
 
  
日本にほとんどいなくなった今でも
格闘技選手との付き合いは終わらない。
俺が活躍しているのは
年末格闘技番組の時だけではないんだ。
 
  
ネットを通して
いつも知らない選手からも連絡が来る。
 
  
「先生今アメリカにいますか?」
「いやフィリピンだ」
「そうでしたか。。。」
「どうした?」
「アメリカで明日タイトルマッチの選手が
ギックリ腰で、もし近かったらって思ったんです」
「明日タイトルマッチというコトは今日軽量かな?」
「そうなんです。これからと言ってます」
「わかった選手と繋いでくれ」
 
  
こんな感じで連絡が来たんだ。
今から2週間前だった。
 
  
マニラのチンコ先生(チンコ=本名です)主催
のKYTマニラセミナーを明日に控えた日だった。
 
  
何枚かセコンドに写真を撮らせ送らせて
アレコレ動ける範囲を確認した。
俺はセブ島からマニラに移動する空港で
この痛みの遠隔施術に取り組み出したんだ。
 
  
ギックリ腰間もないため、
そしてあまりの痛みにセコンド陣は
試合自体あるのか?。。
といった感じが漂っていた。
 
  
セコンドは諦めたのかご飯食べに行って
しまって助手をしてくれなかった。
 
  
「俺はね何度も試合直前のこういった症状を救って
来たから力になるよ。闘いたいんだろ?明日」
「はい」
 
  
ここまで辿り着くのに努力してきただろう。
アメリカに来て世界タイトルを
獲る為だけに節制して来たんだろう。
 
  
アスリートは青春時代を格闘技にかけている
場合が多いのを俺は知っている。
短い返事にもそんな想いを感じてしまったんだ。
 
  
送られて来た写真から様々な様子が見えて来た。
つまりKYTのスクリーニングで
どこが悪いのかが見えて来たのだ。
痛い部位と原因は通常違う場所にあるのだから
痛い部位に気を取られていると一向に
なおらないどころか酷くしてしまいかねない。
時に痛い動きもする必要がある場合がある。
 
  
「痛くてこの動きは出来ません」
「いや、ヤるべきだ。やってみろ」
「分かりました。。。」
 
 
 
痛い動きは間違いであるという人もいるが
鑑別ができていれば問題はない。
俺は遠慮などしない。
痛くてもヤるんだと指示を送る。
何度か同じ動きをさせ 症状を聞く。
 
  
セコンドが飯から帰って来るころには
立ち上がることができるようになっていたし
軽めに走れるようになってしまった
選手を見てセコンドは驚いていたそうだ。
 
  
試合前日には体重測定がある。
つまり階級制となっており
体重のリミットが決まっている。
 
  
幸いにも減量は終わっていたようで
歩いて計量会場まで行って帰って
来ることができたと選手は言っていた。
 
  
計量が行われたのはフィリピン時間の夜中だった。
俺はマニラセミナーの為に就寝した。
起床すると選手が気になってしまって
直ぐに連絡をしたが先方が夜中だった為に
連絡は取れなかった。
 
  
セミナーが終わる頃返事があった。
「少し腰が気になるけど試合頑張って来ます」
と連絡が来た。
 
  
試合結果は負けてしまったが試合中
腰の痛みは気にならなかったといっていた。
 
  
「結果は残念だけど 何度でも立ち上がる
勇気があれば大丈夫だ。また立ち上がれそうか?」
「はい!次は頑張ります」
 
  
といって連絡を終えた。
選手が勝てばモチロン無条件に嬉しいけど、
そうでないときも我々治療家やトレーナーは
近くにいて何かを与えるコトはできる。
総合格闘技の選手と共に彼此20年一緒に闘っているけど
コレからも縁は続いていく予感がしているんだ。
 
  
Ken
 
 

 
 

ディープ インパクトKYTベーシック

 
 
今回は帝京平成大学の原口准教授も
見学にやって来たセミナーだった。
 
  
ディープインパクツですよnewベーシック
脱臼の後療にKYTが有効なのを40名近い目が確認した。
 
  
脱臼して以来、肩の動きが悪い
という受講生の先生達がいた。
2ヶ月前の脱臼もいたし
肩の脱臼経験者が4人いたんだ。
 
  
固定したり、後療が上手くいってなかったり
するから肩関節の可動域が悪くなる。
コレは柔整師なら誰でも知っているよね。
 
  
こんなのKYTをもってすれば触らず
(これはジョークでもなんでもなく)
触らずなおすことができたのを
40名の目が目の当たりにしたよね。
 
  
解剖学を知ると手品師のように痛みが取れるんだ。
解剖学を知ってもそれだけではダメだ。
解剖学をどう活かすかは
その治療家自身のアイデアに掛かっている。
KYTはそのアイデアを振り絞り
今のNewベーシックが完成している。
 
  
今まで後ろで手を繋げなかった先生方も殆どの
先生が手を繋ぐことが出来るようになった。
生まれてこの方、後ろで指同士が
タッチ出来たことがないという先生も、
脱臼して恐々してた先生も殆どの先生が
背中の後ろで指同士がタッチするとができた。
 
  
コレは肩関節の可動域があがり
背中が緩むコトを意味しているんだ。
 
  
分かるだろうか。背中が緩んだことが
ない人でもKYTニューベーシックを行えば
完全に緊張感が無くなるようになる。
 
  
全てをさらけ出し全てを教え込むセミナー、
今回は散々練習する時間を設けて
質問なくなるまで落とし込むとができた。
皆大満足で帰って行った。
 
  
セミナー後の懇親会でもセミナーの内容
以外の質問攻撃を受け全ての質問に答えた。
懇親会でもKYTセミナーの続きをさせられちゃったよ。
ホント自分で言うのもなんだけどさ、
 
  
KYTは本当に進化した。
 
  
5年前ベーシックは5つの手技しか
無かったけど今は17手技あるんだ。
成果というか症状の斬れ味はカッターナイフ
と日本刀ぐらいの差が出てしまっている。
 
  
今回受講された先生に是非質問してみてくれ。
やまもとやスタッフは全力でセミナーしてたか?
全て時間内にセミナーの内容を把握することがてきたか?
KYTのNewベーシックの成果はどうか?
驚くような答えがきっと返ってくるに違いない。
ホンモノの解剖学から出来いるKYTを学ぶ価値はあったか?
コレも是非聞いてほしい。
 
  
KYTを否定するバカがいたとする。
コレは解剖学を否定していることになる。
この意見は同意できるかどうかも聞いてみてほしい。
ゴメン少し今は酔っ払っちゃってマックス。
 
  
でも本心だから言うとさ、
本気で患者様の痛みに向き合ってほしいんだ。
もしも治療、施術で悩んでるなら一回KYTを学んでみようよ。
見える世界が変わるからさ。
踏み出した人にしか見えない世界があるんだ。
 
  
ところでいま俺はハスキーVoice、
7時間喋り倒したからね、
多分明日は声にならないだろうな。
でもやりきった感ハンパないから最高に充実した気分だ。
 
  
KYTはこれかりも変化し続けるよ。
俺が学ぶ限り進化し続けるんだ。
Ken
 
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

側弯症について

 
 
14歳以上の側弯症は治らない。
これはメディカルドクターの発言であり、
恐らくメディカル内外がそれに同意してきたに違いない。
 
  
そして俺もモチロンこれに同意してきたし、
これからもそうだろうなと思っている。
ただ俺が他と違いがあるとすれば、
1度でも2度でも角度を改善が見られるならば
患者様やクライアントさんを少しでも
幸せにしてあげられるのにと思い続けているところだ。
 
  
・側弯症を彼氏に見られ、気持ち悪いと言われ
彼は去って行ったと泣いていた女性を知っている。
 
  
・側弯症のために学校の授業で水着になりたく
ないと言っていた女子学生を知っている。
 
  
・側弯症が目立たない様にダボっとした服しか
着れないと言って他の子みたいにオシャレを
楽しめないと悲しい顔していた女の子を知っている。
 
  
O脚みたいなその辺に転がっている症状でない。
側弯症はミニスカートがO脚のために履けないなんて
悩みの何十倍の苦しみなんだろうか?
 
  
側弯症を隠す様にして生活している人が多いそうだ。
どれだけ苦しんでいるか計り知れないよ。
側弯症の原因は21世紀の医学をもってしても不明。
と言われている。
 
  
右から左ばかり捻る一方向性の運動ばかり
していたからとか、姿勢の問題とか
しまいには精神的ストレスが原因とか
言い出し、ドレもコレも合っている様な
合っていない様なといった感じしかしない。
 
  
この動画の男性は現在20代後半
ホッケーやサッカーを子供の頃からしていたが突如、
中学校の健康診断で側弯症を見つけられ
整形外科に行き診断されたそうだ。
 
  
「コレは治らない。真っ直ぐしたいのならば
手術しかない。ここでは治しようがないんだ」
 
  
と言われ、症状が進行していっても手がない
と言って経過観察しかしてくれなかったそうだ。
 
  
どこもそんなもんだろう。
だって原因がわからないんだから。
同じスポーツしてても腰痛に
なる人もいればならない人もいる。
側弯症になる人もいるのに
ならない人の方が圧倒的に多い。
 
  
とにかく俺は受け持った以上、
どうにかしてあげたい気持ちになる。
実はこの青年とは知り合いであり
側弯症だというのは知っていたのだが、
俺が日本になかなか居ない為に
この側弯をなかなか見る機会がなかったんだ。
 
  
数回みてきたがどうにもこうにも押しても引いても
変化してんだかしてないんだかわからない様な
感じで数回とも帰らせてしまった。
 
  
本人はじめスタッフや周りは
「しょうがないっすよ側弯症は
誰も治せる人がいないんですから」
 
  
と俺にとっては慰めにならない言葉を掛けてくれていた。
側弯症。コレは俺にとって人生最大の強敵だった。
 
  
側弯症を治せる
と言い切れる人は世界中殆ど耳にしない。
改善することは可能程度だ。
だから誰も教えてくれない分野だ。
だから自分でドンドン切り開いていくしかないんだ。
 
  
しかしコレにヒントをくれたのは
海外で出来てしまったガールフレンド。
彼女は側弯症だった。
いや、恋に落ちた子が側弯症だったというより
側弯症だから恋に落ちたのだった。
 
  
1日中この子を観察していたんだ。
俺の前を歩けと永遠歩かせた。
 
  
あの壁まで行って戻ってきてくれと
何十回も歩行を観察した。
 
  
メシを食うとき右手を使わないでみてくれ。
寝るときはあっち向いて寝てろ。
 
  
観察し続けて少しづつ側弯がわかってきたことがあった。
この子は側弯がすっかり良くなると
俺の前からいなくなっていった。
 
  
聖書に書いてある言葉に
「求めなさい、そうすれば与えられます。
探しなさい、そうすれば見つかります」
 
  
て言うのがあるんだけど正にその為だけに
現れ消えていった女の子だった。
俺は側弯を治すためのヒントを真剣に求めた。
側弯のヒトを探していた。
すると側弯の子が舞い降りてきてくれた。
 
  
側弯症の症状をよく観察させてくれたし、
どこまでも歩かせてしまった。
嫌がっても左手で飯を食い続けてくれた。
 
  
帰国した俺は迷わず彼を呼び寄せた。
まだ彼に側弯が激しく残っているのに心躍らせた。
今までは側弯の施術後、
立位での背中の高さが揃ったと喜んでいた。
 
  
でもお辞儀するとどうだろうか。相変わらず
側弯の出っ張っているところは出っ張っていた。
 
  
コレは凹んでいる側の筋肉が無いのだから
仕方がないと自分に納得する様聞かせていた。
 
  
しかし、今回のこの動画は完全に高さが逆転
するところまで持ってきてくることができた。
施術前と施術後の映像を見て見るとよく分かるだろう。
コレは俺が求めているモノに限りなく近い。
 
  
ただ粗削りであり、完全な作品になっていない。
しかし、正直に告白するとコレが今の俺の精一杯だ。
もう一度言う。まだ未完成だ。
 
  
俺は決して釣った魚を盛って話をする人を信用しないし、
だから自分でも等身大の発言を心掛けている。
 
  
俺はこの男性の施術後 大声でやったぜ!
と喜びを表したかったけど
他の患者様達が並んでいてとても表現できなかった。
 
  
心の中で小さくガッツポーズを決めたけど
普段どおりの顔をしていつも通り仕事を終えた。
 
  
まだ未完成ではあるけど今回のKYTアドバンスセミナー
ではこれについても教える準備がある。
 
  
アドバンスセミナーまでに何を学んで
準備しておいたらいいでしょうか?
とよく聞かれるんだけど、
KenYamamotoテクニックDVDでもLevel6迄に
側弯症の話をしてきたがそれがあってこそ
活きる手技が多いのは間違いない。
それらをよく見ておいてくれるのが理想だ、
 
  
しかしその環境にない人ならば一切なにもない
真っさらな状態でセミナーにきてくれた方がありがたい。
白紙の方が頭に入りやすいから。
 
  
今開かれている4月のKYT東京セミナーも
あっという間に約170枠がソールドアウトしてしまった。
募集は2ヶ月前だったから2月だったけど まさに瞬殺だった。
それだけKYTを学びたい人は年々増えている。
 
  
しかしなかなか東京セミナーを開くのが
毎年困難になってきている。
手技療法を求めているのは日本だけでなく世界中なんだ。
 
  
次のセミナーは秋に開けるといいなとは
思っているが今年はいろんな国から新規に
手を上げてもらっており忙しくなっている。
 
  
KYT=マニュピレーション療法だけど
俺はマニュピレーション家としてやってきた期間が
長かったからこのマニュピレーション療法の
限界とか言われるとナニクソと思うんだ。
 
  
ボーダーを決めているのは自分自身だし、
ソレを特によその畑の人間が
マニュピレーション療法?
治んのそんなんで?
 
  
って言われれば言われる程、俺はソレを超えて
見せてやりたくなってしまうんだ。
 
  
今回のような側弯だってマニュピレーション療法
では無理だろうと言われてきた。
でも、今回はそのボーダーラインを
大きく超えることができた。
 
  
手技療法家ならば自分の二本の腕だけでカラダを
治せる様に目指さなければ意味がないと思うんだ。
素晴らしい機械もあるのを知ってるけど
俺は手技にこだわりたいな。
俺は世界治療ツアーはいつも着替え以外手ぶらだよ。
 
  
いつでも何処でも闘える。
それぎ手技療法の良いところだもんね。
 
  
マニュピレーション療法の限界ライン?
俺にはまだまだ全然見えてねーよ。
Ken
 
 

 
 

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