電話をかける メール相談 LINE相談

ハイパフォーマンスな整骨院を創る 株式会社ラポールスタイル

03-5791-2400

無料メール相談

無料会員登録

柔術家アンディーの手の痺れ

2017.07.24

カテゴリー:【治療家】KENYAMAMOTO 氏

KENYAMAMOTO

KENYAMAMOTOのご紹介

『腰痛を世界からなくしたい』
この想いから解剖学、運動学に基づいたKen Yamamotoオリジナル治療法を確立。
柔道整復師、准看護師二つの国家資格を持つ。
現在、東京に3か所の治療院と10か所の機能訓練に特化したデイサービス(介護施設)を運営。

国内外の治療家やドクターに向けたセミナーも実施。

1年ほとんど海外で過ごし、招かれた国はニューヨーク・LA・カナダ・ドイツ・スペイン・イタリア・オランダ・オーストリア・ケニア・モルジブ・インド・タイ・フィリピン・マレーシア・シンガポール・インドネシア・カンボジア・ネパール・オーストラリア・韓国・その他多数。
東京大学医学部教授をはじめ、署名ドクターを対象にセミナーを開催。解剖学、運動学からも考えられた治療法に日本医療最高峰のドクターたちからも喝采を浴びる。世界中の著名なプロスポーツ選手・有名人・要人からも依頼が多い。

【本日の議題】柔術家アンディーの手の痺れ。

 
    
柔術家アンディーと出会ったのは
今から7年ほど前のことだった。
 
  
彼はアメリカ人の証券マン。
日夜忙しく、そして空いている時間
は柔術家としても活躍している。
 
  
3年ぶりに連絡が来たのは先週のことだった。
「Kenさん 日本に居るの?時間あったら
カラダをフィックスしてもらえない?」
 
  
アンディーは日本語と英語を混ぜて使うから
俺の英会話が少し出来るようになったのも
アンディーのお陰ってのもあるんだ。
 
  
日本語と英語を混ぜて使ってくれると
ニュアンスがわかりやすいよね。
チョベリバとか イイよね。
 
  
ところで腰痛だとばかり思っていたら、
手の痺れだった。腰痛が好きなのに。。。
 
  
部位的には拇指と人差し指に
ビリビリ痺れてる様子だった。
テストではどうも頸椎とは関係ない様子だった。
で、肩の可動域も極端に狭く首もリラックス
させて観察して側屈と回旋が伴っていた。
 
  
彼の場合は側屈による自然な回旋とは逆側に
回旋しており普通じゃない歪みとなっていた。
これはまだ統計を取ったわけではないのだが、
こういったリバースの場合、今回の彼もだが
通常の骨盤の傾きのシナリオと異なることが以前もあった。
普通じゃない骨盤の歪みを見て俺は楽しくなってしまった。
 
  
いつもの様に骨盤や下肢から調整していくと
肩の可動域があっという間に変わっていった。
 
  
上肢に触れるまでもなく肩の可動域は
正常に近づいていった。
ところが痺れは一向に変わらない。
これもまた面白い。
 
  
小胸筋にアプローチを加え、
鎖骨の位置と肩甲骨の位置を変えていくと
痛みと橈骨神経レベルの痺れが半分未満になった。
どうも橈骨神経以外にも問題がある様だ。
 
  
俺は細かくチェックしていき
正中神経へのアプローチも試みた。
 
  
「スッゴイね!ワンダフォーだよ。もうね、
殆ど感じないよ!いやあるのかな?ないのかな?」
 
  
アンディーは興奮していた。
大分この痺れや痛みに悩んで来ていたんだからね。
あるんだかないんだかってのは
よく痺れが無くなった人アルアルなんだよね。
今まであった感覚が急に無くなってしまうと
今までフォーカスしていた為に
まだある様なない様なという表現をするんだ。
 
  
アンディーの様な英語の先生だとイイよね。
イイやつアンディー。また逢おうぜ!!
マァァァァックス!!!
 
 

 
 
  

世界が恐れる柔術家の。

 
    
世界が恐れる足関10段のイマナーこと今成選手が
世田谷の腰痛研究所に遊びに来てくれた
顔がヒゲモジャで取っつきにくい感じ
なのは分かるけど、実際はそんな事ない。
 
   
彼は格闘家の中でも異端児。
柔道も柔術も知らない。
ましてレスリングなんかやったこともない。
でも世界が恐れる柔術家とも言われている。
階級関係なく足関節を捻り決めまくる。
 
   
先日の試合でもUFCファイターだった
アメリカ人のナムファンを秒殺している。
ホント強いんだ。
 
   
強いんだけど腰痛には勝てないね。
首の動きはホント悪かった。
回旋も側屈もギャクでしょ?
てくらい動かなかったんだ。
 
   
問診票見て思わず吹き出してしまった僕
全身隈なく痛いところに丸がついている。
全部痛いんだそうで、検査していくと
見えて来たのが骨盤の位置異常だ。
 
   
そ〜っと、ふわぁ〜と触れていくと
カラダは反応しだし痛みが消えていくんだ。
背中の後ろで手がタッチ出来たことない。
と言っていたけど、
終わる頃にはしっかり指で繋げられた。
 
   
バンザイも首の動きも、
もちろん腰痛もすべて無くなり記念写真。
 
   
「ん?そのクロスした腕はどんな意味?」
て聞くと
「オメ⚫️です」
と爽やかになった顔で答えた。
 
   
イマナー劇場、今度はイギリスで闘うそうです。
応援よろしくお願い致します。
 
  

 

 

 
   

私の喜び

 
    
「Hi Ken」
 
    
シスターは俺を見ると笑顔になった後、
なんとも言えない感慨深い顔をしていたんだ。
 
    
「シスター どうした?」
「Ken あなたが来るなんて。。。いつも
必要な時に奇跡の様にあなたが現れるの」
 
    
「でしょ」
俺はうまく調子を合わせた。
 
    
シスターは空の粉ミルクのバケツを見せ、
薬がしまっている部屋に連れていき、
ほぼ空になっている引き出しを開けて俺に見せ
 
    
「散々祈っていたのよ。コレが解決する様にって。今日は
このエリアの病気の子たちが薬とご飯を食べに来る日なの」
 
    
とカレンダーを指差した。
それにマザーテレサの孤児院には、
なぜか大抵お年寄りがランチしに来るんだ。
 
    
マザーテレサの意思が受け継がれている。
マザーテレサは困っている人が倒れている
と誰でも彼でも、死にそうな高齢者の人でさえ
孤児院に連れて来て看取ったそうだ。
 
「シスター。。。」
英語で役に立って嬉しいってなんて言うんだ?
と言葉が詰まって下を向いた俺に
 
「あぁぁ、そうゴメンなさい。ノーマネーなのね、
今回はそういうサポートをしに来たわけじゃないのね?
無くてもいいのよ来てくれただけで嬉しいから」
 
「シスター、、それが、、」
 
「いいのよ いいのよ 子守とお年寄り
の面倒をお願いできるかしら?」
 
「それが、金はあるんですよ」
 
「ホント?子供達のためにお金を捧げてくれるの?」
 
「勿論だよシスター。それをしに来たんんだから」
 
マイ プレジャー(私の喜びです)
今更思い出しちゃった。
 
孤児院のクルマで大量の粉ミルクに
フルーツ、肉に野菜と必要な支援物資を
大量にクルマに詰め込んで帰った。
 
お年寄りの世話も大好きだからそんなの俺に任せて。
赤ちゃんの寝顔を見るのも大好きだ。
こんなにいい体験をさせて貰えて此方こそ幸せだ。
 
仕事があり、得た収入を全て自分の
モノにしないで困っている人に回していくと
世の中はきっといい方向に変わっていく。
 
それと孤児院に一回行って満足してはいけない。
だって孤児たちは毎日成長していくから
毎日食料や必需品がいるだろ?
だからできる範囲で何度も足を運び、
できる範囲で徹底的にサポートし続ける。
 
これが俺の考えなんだ。体験型ボランティア
なんかタダの冷やかしとおんなじだよ。
特にこのマザーテレサの孤児院はスラム街にあり
タクシーも怖がって入りたがらない地域だから
特にボランティアも少ないんだ。
 
それでも子供は成長していくから
誰かがそれを担わないと子供が可哀想だ。
 
    
俺は自分の会社のスタッフ一人一人が
募金しているという気持ちで
彼らのサポートに当たっている。
 
    
スタッフが働いてくれている
カケラが孤児の為になっているんだ。
ウチの会社の小さな取り組みだけど、
賛同してくれる人や会社が出ることを願ってやまない。
 
    
小さな小さな恐らく未熟児で産まれたのであろう
赤ちゃんを見ながらそんな事を思っていたんだ。
 
  

 

 

 

 

 
  

UFC世界チャンピオンのマックスと不良のカリスマ渋谷リク選手

 
    
UFC世界チャンピオンのマックスが所属する
格闘技ジムはハワイ大学医学部を越えた先にあった。
驚いたことに着いたところはグレイシー柔術の道場だった。
 
   
今回俺は日本を代表するファイターの1人、
不良のカリスマ『渋谷リク選手』に
連れられてこの道場にやって来たんだ。
 
   
午前練はプロのみだったが、世界のトップが集まる
いろんな団体のチャンピオンが所属していて、
タダでさえ強い渋谷リク選手もココで揉まれてたら
間違いなく更に強くなっちゃってるに違いない。
世界一の選手が何人もいたら自然に実力も上がっていくよね。
 
   
アメリカの格闘技ジムを10軒以上観て
きたけど、驚くのはその練習の短さだ。
1時間半程で練習は終わり後は
施術を頼まれた選手の面倒をみた。
 
   
彼は映像の彼はマッキーピトロ
間も無く試合だと言うのに痛みのために
腕を上げることができなかった。
 
   
痛いのはココだと肩を指したけど
じっくり見ていくと三角筋よりも
奥であり上腕二頭筋長頭だと検査で分かった。
 
   
俺はカラダ全体で見ていくタイプだから、
仰臥位にして足の先から見ていくんだ。
 
   
触ったのは下肢だけ。俺は一旦カラダを
起こさせて肩をチェックさせたんだ。
 
   
「ワォ クレイジー!」
なんでクレイジーなんだ?
 
   
と思ったけど いつもクレイジーと
言われてるから別にいいんだけどさ。
 
   
肩が痛いのに脚だけ触れて痛みが
消えたことに酷く驚いていた様子だった。
 
   
俺の施術を見ていたコーチが
「あの選手もこの選手も見て欲しい」
と言い出した。
 
    
 
コレがKYT、
コレがメイド イン JPN
喜んだ彼はコメントをくれた。
英語で全くなんて言ってんのか分かんねーけど
誰か訳して。。。
 
    
 
とにかく俺は何処にいても選手や
患者さまに囲まれて幸せを感じている。
押忍
 
    

 
  

 

 
  

今年もやってきましたアメリカツアー

 
 
  
皆さんこんにちは KenYamamotoです。
今年もやってきましたアメリカツアー。
1ヶ月で20回くらい飛行機のって
何度も NICE TO MEET YOU を繰り返し
8月前半まで一気に駆け抜けます。
 
     
 
今回もスタートはここKYTハワイセミナーからスタート。
ハワイ州を代表する東京フォーラム
みたいな会場のハワイコンベンションセンター
ココも俺にとってお馴染みになっている。
 
     
 
徐々に地元の友達も増えてきて、
プライベートも充実しつつあるんだ。
ただ、ハワイで思っきし遊んだってことは
一度もなくゆっくりじっくり楽しみたいとも思ってる。
ハワイは老人になってからでも楽しめるしね。
 
     
 
KYTベーシックは今年から一新してその斬れ味は
正に日本刀並(以前のベーシック比較で)
全く照れるよね〜
今回もとても楽しいセミナーができた。
 
     
 
KYTハワイセミナーはオマケが付いているんだ。
オマケってのは通常セミナーの2〜3ヶ月あとに
フォローアップセミナーがあるんだけど
ハワイセミナーは次の日にフォローアップセミナーがある。
しかも無料。。。これで完全に
KYTニューベーシックをマスターしてしまえる。
情熱を持ってわざわざハワイまでKYTを習いに
きてくれるんだからという俺からのギフトだ。
 
     
 
今回はハワイ大学の講師陣も
参加してくれ所々補足を行ってくれて
皆にもとても為になったと思われる。
 
     
 
KYTは解剖学を元に作られている。
だからもうすぐ医学部で行われる解剖学実習室は
3日間あり、しかも生献体で学べる為に
(ホルマリン漬けの献体でも充分学べるけど
生献体では関節を自由自在に動かせ観察できる)
また新たなテクニックを考えていて
ソレの検証の為に俺はやって来たんだ。
 
     
 
とにかく俺の世界の腰痛を治したい
という夢は情熱が消える気配は全くないね。
マァァァァックス!!!
 
     

 
     

いよいよ待ちに待った人体解剖実習。

 
   
ハワイ大学の医学部で行われる
人体解剖学実習は5年目に突入している。
毎年2度3度この地を訪れて解剖学を
学ぶのだけど、未だに発見しまくりな毎日だ。
 
  
 
新たに発見する起始停止は驚くことに
単純に教科書通りという訳ではない。
例えば大臀筋の停止は大腿骨の臀筋粗面と
腸ケイ靭帯だと書いてあるけど、
教科書にはついている、とだけ書いてあって
どっちがたくさん付いているとか書いていないよね。
 
筋出力は単純に筋量によって作られる訳だから
4分の3は腸ケイ靭帯に付いているから大臀筋の
メインの作用は、もしかして大腿骨の伸展というよりも
外旋の方が強いんじゃないのかなと思わせるんだ。
 
  
 
こんなことから発見はスタートしだす。
今日はそんな事前説明会を行った。
ランナーズニーについて熱く語りすぎて
今日の事前説明に来た人達は
少々俺の熱さにドン引き気味だったよ。
 
  
 
その他にもハワイならではのKYTセミナーは
翌日フォローアップセミナが付いていて
今日はじっくりゆっくりと昨日の復習をして
皆がマスターすることが出来た。
 
さすがに2日あると何度も繰り返し、
当日の夜に思いついた質問も
答えることができていい感じだった。
受講生さん 皆がいい顔していて嬉しいな。
 
  
 
俺の人体解剖学実習は5年目に突入なんだけど
実はというと、この生献体と3日間の
人体解剖学実習室は医学部の教授が特別に
Kenは毎年よく来て学んでいるって言ってくれたあと、
教授側が提案してくれた案だったものの
きっと誰も参加しないだろうなって思ってたんだ。
 
  
 
だってタダでさえグロいとか言われる解剖なのに
腐敗処理していない生の御献体と言ったら嫌だろうし
皆さん忙しいだろうから3日間も日本の
治療院を空けてこれないって思ってたんだ。
 
  
 
だからジャーマネ藤田マンに言ったんだ。
「誰もこなくても俺1人でもこの勉強を続けるつもりだよ」
って。だから、今回も前回も生献体の
お金は俺の自費で賄われている。
 
  
 
俺の自費なんだけども、全然みんなと
共有したいから俺と一緒に学んでよ。
って少しカマをかけてみた。
 
  
 
だってグロいけど一緒に恐怖を味わう?
ってのよりよっぽど一緒に学ぼうよと
言った方が1人くらい誰か俺の初の生献体の
怖さも共有してくれるかなと思って。
 
  
 
一応聴くけど3日間だし、
生献体だけど学びたい人いる?
って一応応募したんだ。
 
  
 
驚いたことに、俺の主催する
人体解剖学実習は瞬殺で埋まってしまい
生献体というのと3日間学べるというのが
非常に興味津々であることがわかった
 
  
 
「皆んな そうかぁ 皆んなも俺とおんなじ気持ちなんだね」
ってのが分かってスゲー嬉しかったんだ。
申し込みは当日の僅かな時間で全て埋まってしまったんだ。
 
  
 
明日はいよいよ待ちに待った人体解剖学実習。
 
  
 
 
  

ハワイ大学解剖実習第1日目

 
    
ライス処置知ってるよね。あの怪我した時の
コレやっとけってヤツ。みんな習うよね。
良いか悪いかは自分で判断して欲しいんだけど
 
  
アイシング。
アイシングは実は痛みを緩和させるだけというか、
痛みを誤魔化す以外は何の役にも立っていないらしい。
いやむしろその逆だった。と言ったらぶったまげるよね。
 
  
もうね、初っ端から全員が絶句だったね。
アメリカ州立大学医学部人体解剖学実習室からこんにちは
今日も爆弾投下のような情報が山のように収集することが
できて俺達は全員大満足で1日目医学部を後にしたんだ。
 
  
アイシングは意味がないだけでなく
むしろネガティヴかもしれないというんだ。
 
  
詳しく説明するとこうだ。
筋腱損傷時に新たな筋繊維になる細胞のことを
サテライト細胞と言ってこの細胞は普段何にもしない。
でも怪我をすると目覚め、
傷の損傷修復に尽くしてくれる細胞なんだ。
 
  
この時筋腱の炎症に対して冷やすより温めた方が
サテライト細胞の反応が良いと研究結果が報告されている。
 
  
また炎症期はマクロファージという白血球の一種が活発になる。
マクロファージがIGFー1というカラダの修復に
必要なインスリン要成長因子をリリースする。
簡単にいうとアイシングするとそのIGFー1を
抑えてしまい再生修復が遅れる可能性が高い。
 
  
参考文献はこちら
Federation of American Societies for Experimental Biology, November 2010
 
  
俺の知っていたライス処置のアイシング
は俺の知識の真逆が正解だったようだ。
柔整の学校でも看護学校でも習ったアイシング。
スポーツトレーナー学科の人達もアイシング
の重要性を授業で習ったと言っていた。
 
つまり、時代は変わって、今のアメリカの
アスレチックトレーナーの常識は
アイシング?痛みを誤魔化すのには役立つよね〜。
って感じだ。
 
  
ちなみに打撲に関しても冷やすなって習ったよ。
例えばサッカー選手が明日も試合って場合、
モモカン食らって打撲の症状があったとする。
こんなのよくあることだよね。連戦しなくちゃいけない。
今までのセラピスト達は取り敢えず冷やしましょうってやる。
しかしコレをすると次の日、膝がちゃんと曲がらない。
ACミランのトレーナーは冷やさない。
むしろ動かし続けるらしい。
 
  
習ってきたのと違う!
知って使ってたのと違う!
コレが最先端、コレが選手のために学んだこと!
 
  
サッカー選手以外にも空手や柔道の
トーナメントは1日に何試合もするよね。
 
  
プロもそうだ。
冷やしてヨイのかどうか今一度考えてみて。
患者様のためにね。
知らなかった人はシェアしてね。
 
  
明日はサッカー選手が「前距腓靭帯Ⅲ度の捻挫」
つまり完全断裂でも1週間で現場復帰
させた方法を紹介しようかなと思ってる。
 
  
興奮で今夜は眠れそうにないな。
受講生の皆もきっと同じ気持ちだ。
 
  
追伸
脂肪の中に知覚神経が入っていて、
その痛みはもしかして脂肪が痛いなんて
こともあり得ると言ったらコレも驚くよね。
 
  
もうさ、俺達って知っていることの方が
少ないんじゃねーの?ってくらい
どん底に落とされる気分だったよね。笑
でも、勉強って楽しいね。
一生勉強だ。
 
 

 
 
  

ハワイ大学解剖実習第2日目

 
    
受傷レベル2度から3度の捻挫でもアメリカの
ATC(アスレチックトレーナー)は1週間後に
は競技に戻れるように必死にトライする。
俺たちはそれを聞いて深く感動してしまったんだ。
前回の続きを書くね!
 
  
例えばそれが前距腓靭帯であれば1週間後の大事な
試合に出場させる事は可能かもしれないと言っていた。
ただ痛いのは可哀想だからアイシングは行う。
アイシングは痛みを誤魔化すことができるという理由だ。
 
  
あとこの痛みというのは厄介でもある。
と言うのはもしも痛いままリハビリを
開始したとするとメカノレセプターが
痛みを避けた歩行や体重の過重位を
覚えてしまい治った後の正常な過重や
歩行を直すのにとても時間や労力がかかる。
 
  
メカノレセプターとは位置覚
つまり自分が今どの角度にこの関節を曲げている
というのを脳に伝える役目をしている組織だ。
このときメカノレセプターは過重による痛みにより、
痛まない歩き方を選択してしまう可能性もあるようだ。
脚を引きずるようにして。
 
  
さて、前距腓靭帯損傷の場合、なるべく固定はしない
というのは正常歩行ではアメリカのATCによると
前距腓靭帯は離開方向に向かわない。
だから固定はしないで治していくというのだ。
 
  
痛いために受傷初日はアイシングをして痛みを抑える。
痛みを抑える以外にも毛細血管の出血を最小限にする
役目もアイシングにはある可能性があるそうだ。
 
  
冷やした方が止まるのは早いかもしれない。
ただ毛細血管の出血は放っててもすぐ止まるのだそうだけど。
 
  
過重でも痛いが冷やしているうちに過重が可能になるだろう。
そして正常歩行が出来るように松葉杖に頼る。
 
  
言いたいのはこうだ。
痛い急性期でも9割松葉杖に頼れば
正常歩行できるならばそれを行う。
翌日も同じ事を行う。
こまめに評価を行うことが大事だ。
 
  
固定はしないと言ったが弾性包帯で圧迫は行うそうだ。
コレは腫れを出来る限り作らないために行うが
勿論痺れるほど巻いてはいけない。
徐々に痺れるなら巻き直す。
常に再評価を行うそうだ。
 
  
9割過重が平気な歩行になったとしても
1割松葉杖に頼らせて歩かせる方が治りは早いそうだ。
それくらいアメリカのATCは歩き方に気を遣っている。
歩き方が崩れて治ると歩き方を直すのに苦労するから。
 
  
前回書いたように
試合ではホワイトテープなどで
しっかり固定してプレイさせる。
レベル2〜3度の捻挫は靭帯の状態が修復する
のに勿論そんなに早くはくっ付くわけがない。
だから様々な動きをするスポーツの復帰では
しっかりと固定する。
 
  
さて、なぜ固定しないのかと言うと
前距腓靭帯に限らず、どこか一つの関節を固定すると
次の関節がハイパーに動かないといけなくなる。
それが過重関節ならなおさらだ。
 
  
ただ前距腓靭帯を1番早く直す方法は
やはりその靭帯を繋がせることに他ならない。
しかし固定するというのは他の関節に迷惑がかかり、
過重位や歩行に当然影響を及ぼす。
痛みの逃避過重になる。
 
  
一度再教育された立ち方でいるとまた再教育するのに
かなりの手間を要することになるからだ。
だからアメリカのATCは固定せずに
前距腓靭帯が離開しない正しい歩き方などを
指導し靭帯の癒合を待つようだ。
 
  
受傷してアイシングをしないという論文や本は
ここアメリカでは山のように出ているが、
今だにアイシングを行うATCもいる。
 
  
ただそれは日本の学校で習ったような理由ではなく
痛みの緩和の為だったり、固定しないために
過重のときの痛みを緩和させるため。
または歩行時に痛みからの逃避歩行にならないように
する為にアイシングをするケースが多いようだ。
 
  
1週間後の競技に戻れたところで
勿論全力復帰という訳にはいかないだろう。
なにせ固定されているからね。
 
  
さっき書いた通り一つの関節を固めるということは
その上下の関節にかならず迷惑がかかるわけだ。
 
  
今日は2日目のハワイ州立大学医学部で夕方まで
バッチリびっちり人体解剖学実習を行ってきた。
 
  
今日は昨日の御献体の他に腐敗処理していない
いわゆる『生献体』つまり関節が自由自在に
動かせることができる、この大学では
KenYamamotoチームしか体験できないコースが始まった。
今日は上半身だった。
 
  
人体は素晴らしい。どこを見ても無駄がない。
前回に続き今回も見惚れてしまった。
広背筋の上腕骨の付着部はネジれるように
着いておりソレはまるで芸術的だった。
泣き出しそうな受講生さんもいた。
 
  
生献体であるが故に分かることが多い。
詳しくは次回のメルマガで書こうと思うが
なんで生献体は関節が自由自在に動かせる
ことが出来るのか説明するとこうだ。
 
  
死後数時間すると死後硬直が始まり固まりだす。
しかしそれは半日から1日過ぎると
再び弛緩状態になり2度と固くならない。
だから自由自在に全ての関節が
生前のように動かせることができる。
まるで生きている方を触っている錯覚に陥る。
 
  
勿論ホルマリン処理後の御献体でも学べることは
多いがホルマリン処理後の御献体は、殆ど関節が
動かせず固まった状態で観察することしかできない。
それが一番の勉強方法だと思っていたのだが違った。
生献体は爪もピンク色していて末
節の関節も自由に動く。表皮もまるで生きている。
 
  
俺たち30人はそれを目撃し
自由自在に動かし観察を行うことができた。
学べることは無限にある。だって全てが動くんだから。
 
  
胸郭出口症候群の腕神経叢の圧迫について
ホントに圧迫するのかどうなのか調べてみたり
関節包の厚さやしまわれていく様子を確認できた。
 
  
学んだことをどうやって使って行くのか、
それが俺たちの課題になる。
使い方はそれはもう無限大だ。
 
  
それではまた次回のメルマガではで会いましょう。
 
 

 
 

ハワイ大学解剖実習レポートno.4 & 次回ハワイ大学解剖実習開催日程

 
    
【次回ハワイ大学解剖実習&KYTセミナーin Hawaiiの日程が決定しました】
 
    
今日の最大の発見は手のシビれについて
 
    
カラダの中は陰圧になっている。
こんなのは本にいくらでも書いてある内容だが、
実際に文を読んで、へーーほーーーなるほど
とやるより断然目の前で見て触って動かして、
さらにその場で解説してもらい、
なるほどなるほどホントだった、という方が
言うまでもなく素晴らしいのだが、
今迄はそれをすることが出来なかったんだ。
 
     
人体解剖学実習に参加したもののホルマリン処理後
の御献体は殆ど関節が動かなくなっているし
色も変色してて見たものをこれが本物だと信じるしかなかった。
 
     
でもKenYamamoto主催のチームは最高責任者である
教授の提案により、腐敗処理していない御献体
の提供をして頂くことが出来るようになった。
前回に引き続き今回もこの生御献体分は俺の自費で賄われた。
 
     
つまり3日学べる人体解剖学実習の値段のまま
皆さんにも学んで貰えたら最高だなと思って
先ずは俺が解剖しそれをそのまま皆さんが
全員触れ、動かし、学ぶことができた。
2日目は上半身、3日目は下半身となる。
 
     
生献体のカラダは実に素晴らしかった。
筋肉は赤々していて皮膚も全く生前と何ら変わらない
弾力があり全ての関節が自由に動かすコトができた。
指の一つ一つまで動かせたんだ。
 
     
それぞれが御献体の方と手を繋ぎ肘を曲げ伸ばし
しながら動かして行くと今まで見えてこなかった
キネスティックチェーンが見えて来た。
 
     
見えないモノが見え出すと一気に全てが変わり出す。
生献体で動かした後、受講生同士が手と肘を持ち動かして
確かに自分のカラダでも同じ動きだと言っていた。
 
     
ピアノの奏者が首が痛くなるとか指しか使わないのに
何故首なの?という問いもコレで解けたと言っていた。
《生献体でキネスティックチェーンを学べた》
 
     
手首と肘を持って動かしているのに大胸筋の収縮
も始まり、コレは腹部へと緊張が広がって行く。
また鎖骨の動きがリアルに見え僅かな動きも
見逃さずに観察することも出来た。
 
     
広背筋と上腕三頭筋の連結は教科書に載ってないが、
筋連結というよりも固く離れない膜が二つの筋肉を強固に繋げていた。
 
     
ホルマリン処理後の御献体も美しいが
生献体の美しさに殆どの皆んなが見惚れてい
て涙を浮かべている人もいた位だ。
 
     
★最大の山場は胸郭出口症候群の射角筋隙による
挟み込みや鎖骨と第一肋骨の間の挟み込みや小胸筋の
間隙の圧迫による手の痺れが本当か全員でどうか試してみた。
 
     
前射角筋と中射角筋の間のスペースは首を体側に倒すと
確かにスペースは減って行くが底辺×高さ÷2の
面積は相変わらず変わらないと言うか、第一肋骨に
付いている位置は同じわけで、ココであらゆる方向に
首を倒しひねりしたがバチコンと挟まった感じはなかった。
 
     
また鎖骨と第一肋骨のスペースで挟まる案だが、
これも腕神経叢が出てくる位置はほぼ第一肋骨の外であり、
鎖骨が降りてきて挟まる様子は感じられなかった。
 
     
小胸筋の間隙は指が3〜4本入るスペースが確保されていて
腕を下方牽引したり、首を体側へ倒してみたり
色々したが、やはりこのスペースが腕神経叢を
圧迫すると考えられるほどの変化は到底なかった。
 
     
誰かが脂肪で圧迫されるのではと言った。
待ってましたとばかりに俺は対側の腋窩を指差し
コッチの脂肪はそのまま残してるからこの脂肪が
腕神経叢を圧迫するかどうか考えて分かったことを教えて!
と言ったが、誰もが脂肪が圧迫して神経圧迫が
起こるとは考えられなかったと言った。
 
     
さらに誰かが言った。
今は仰向けだから挟まらないのかな?
そこで我々は上半身だけの御献体を立たせ
同じように首を動かさせてみた。
 
     
「あーー挟まるー!」
 
     
頭の重さなのかどうなのか射角筋間隙で
指がしっかりと挟まったと1人が言い出した。
え?本当に?
ホントだった。御献体の顔を前に突き出した
状態だったが確かに挟まる感じがわかった。
次に顔を元の位置に戻し、再び首を動かすと
やはり挟まる様子はなかった。
 
     
これで分かってしまったのは解剖学的肢位の大切さだった。
正常肢位では挟まりにくく
顔を前に突き出したようにして側屈すると挟まるのだ。
 
     
肩甲上腕リズムの動きも見事だった。
2日目は上半身のみの御献体だったが
カラダを起こして観察することもできた。
 
     
カラダは完璧に出来ている。
全てが美しかったんだ。
俺は皆の充実した顔を見れて満足だったんだ。
 
     
【次回のハワイ大学解剖実習&KYTベーシックハワイセミナーの日程が決定しました】
7月9日(日)PM12時からこのメールマガジン及びFacebookページにて募集開始致します。
 
     
【日程】
■ハワイ大学解剖実習2018年1月13日〜1月15日(ハワイ時間)
■KYTベーシックセミナー&フォローアップセミナー2018年1月11日〜12日(ハワイ時間)
詳細は7月9日PM12時の募集案内をご覧ください。
 
    

 
    

皆が好きな筋膜&次回ハワイ大学解剖実習日程が決定しました!!

 
    
【次回ハワイ大学解剖実習&KYTセミナーin Hawaiiの日程が決定しました】
 
 
皆が好きな筋膜
 
  
流行りというか今はとにかく筋膜が流行ってる。
筋膜は人間のカラダにずーっとあったのに
今流行ってるってなんか面白いね。
 
  
筋膜キンマクって誰も彼も言いだしたけど
いわゆる筋膜って沢山あるんだ。
あなたが言ってる筋膜ってどこでございまっくす?
と言うとさ
「だぁかぁらぁ 腕の筋膜だっつーの」
って言って怒られたことがある。
 
  
アメリカではファシャと呼ばれるのがそれに当たるんだけど
ファシャは全身を包んでおり、ここが短縮するのなら
外側の方が骨格を歪めるのに有利だからさ、
ここが縮まるならば皮膚が縮む次に有利だろうね。
もしも言っているのが外側のファシャで
ぱつんぱつんとした強い組織ならば。
 
  
で、そもそもファシャは縮まるのか?ってことだけど
ニュアンス的にファシャ縮まるというよりも軟部組織、
つまり膠原線維が固まると言った方が的を得ていると気がする。
 
  
膠原線維の多くはコラーゲンとも言われていて
つまりコレは固まる性質があるんだ。
縮んで固まるとそれらも短縮位で固まるだろうね。
 
  
筋膜は筋肉を包んでる膜と思っている人が殆どだよね。
それも筋膜、つまりファシャなんだけど、
ファシャはそれだけでは無いんだ
 
  
皮膚の表面は表皮と呼ばれる触れられる組織があるよね。
その下が真皮と言って皮膚のすぐ下にある組織だ。
その下にある組織がスーパーフィシャルファシャと言って
表層の1番外側のファシャつまり筋膜だ。
 
  
四肢にはストッキング状のファシャがあり、
それをディープファシャと呼ばれるが
膝から下はクルラルファシャであり
膝から上はファシャラタと呼ばれている。
 
  
でも、四肢にはこう言ったパッツンパッツンの
ストッキング状のファシャ、つまり筋膜があるんだけど
体幹には薄っすらとしたファシャしか見当たらない。
体幹を捻るほど引っ張る力が本当にあんの?
ってほど薄く頼りなくも見えた。
 
  
ただ先程も書いた通り脂肪組織の他にコラーゲンが
ビッシリ詰まっており、これが一旦捻れた状態で固め
その状態で落ち着くと厄介だなと観察できた。
 
  
話は下肢に向かう。
下腿はさ、末端には静脈血やリンパが滞りやすいよね。
だからストッキング状のパッツンパッツン
の筋肉を締めておく筋膜が必要なんだ。
 
  
むくまないストッキングっての日本で売ってるでしょ。
アレはこの解剖学を参考に考案されたらしいよ。
ちなみに腸脛靭帯は靭帯組織ではなく
筋膜が分厚くなった組織だ。解剖していくとここを
モンでもちょっとナンセンスかなって思っちゃった。
 
  
この奥にある大腿四頭筋の外側を
揉んでいる意識なら分かるんだけどね。
 
話を進めると
このディープファシャの下に1つ1つ筋肉が出てくる。
この1つ1つ筋肉を包んでいるのも筋膜、
つまりファシャだ。
 
  
筋肉を解剖していくと筋肉の束があるんだけど
コレを包んでいるのはまた筋膜だ。
更に束の中の筋繊維を包んでいるのも筋膜。
さらに、更にと進んでいき筋原繊維という
ほっそい線維を包んでんのもいわゆる筋膜。
 
  
筋膜リリースと言っているあなたが
リリースしてんのはどの筋膜を指しているの?
って言うとだいたい嫌われちゃうんだよね。
答えを出す前に怒っちゃって答えてくれない。
でも、何に対してアプローチしてんのか
考えるのはとても大事なんだ。
 
  
Fascia distortion model (FDM)という治療法があるらしい。
ファシャにしか痛みは発生しない。って言う
これもまた仰天するような理論なんだけど面白いね。
 
  
ファシャは常に動いているものだけど
動きが制限されたところに痛みが発生する。
滑りが悪いってのは癒着とか、密着しててくっ付いて
下の筋膜が上の筋膜をヘルニアの様に貫くんだって。
痛い所にその癒着があるからそこを強刺激で押し込むんだって。
 
  
実際にそれで痛みがなくなるケースが多いらしい。
実際にやって貰ったんだけどさ、
絶叫するくらい痛かった。。。
 
  
痛い所に原因が無いことが多いよっていう
KYTのベーシック理論と真っ向反対、笑
でも局所が悪いことも勿論あるからね。
アザできまくりになるらしいけど
コレが最高だと言ってるそうだ。
 
  
俺は思うんだ。どんな治療法でもイイ。
患者様が良くなってくれるならどれだって良いじゃないか。
だって他の治療法で素晴らしいものがあればそれで良い。
KYTが1番だなんて思ったことはないよ。
でも言いたいのは理論がしっかりしている上に成り立っている
治療法は再現性があってもっと良いよね。
 
  
整体の先生も カイロプラクティックの先生も
鍼灸 指圧の先生も信じている治療法で良いんだ。
アメリカの医学部で人体解剖学を学びながら
そんなことを考えていたんだ。
 
 
 
 
【次回のハワイ大学解剖実習&KYTベーシックハワイセミナーの日程が決定しました】
7月9日(日)PM12時からこのメールマガジン及びFacebookページにて募集開始致します。
 
 
 
【日程】
■ハワイ大学解剖実習2018年1月13日〜1月15日(ハワイ時間)
■KYTベーシックセミナー&フォローアップセミナー2018年1月11日〜12日(ハワイ時間)
詳細は7月9日PM12時の募集案内をご覧ください。
 
 

 
 

次回ハワイ大学解剖実習レポートno.7&ハワイ大学解剖実習&KYTセミナーin Hawaii日程が決定しました

 
 【次回ハワイ大学解剖実習&KYTセミナーin Hawaii日程が決定しました】
 
  
今回は8回目のKenYamamoto主催の
ハワイ州立大学医学部人体解剖学実習だったけど
募集開始からあっという間に埋まってしまった。
そして3分の1以上が複数回参加者だった。
 
  
勿論初めての参加者も多数なんだけど、
解剖学自体初めてだった方もいた。
とても緊張していて、折角学びに来たのに
私は上手く学べるだろうか?
と心配されている方もいた。
 
  
しかし複数回目の先輩方や講師陣が
しっかりサポートしてくれていたし、
勿論俺も全力でバックアップした。
 
  
実習室が終わった直後の今日の学びのシェア会で
沢山の情報収集が可能であった為に
彼女もまた満足そうに医学部を後にしていた。
 
  
例えば、乳ガンの手術をした後、
肩甲骨の動きが悪くなってしまうことがある。
それは乳ガンの摘出術の際に大抵脇の方から
メスを挿入して行く為に前鋸筋の支配神経である
長胸神経を傷つけてしまった可能性がある。
もしかすると翼状肩甲といって背中に患側側の肩甲骨が
後ろに飛び出している状態ならばそれかもしれない。
と教えてくれたのは東京都大田区からやって来た石川先生だ。
 
  
腸骨稜の一箇所を押すと神経の方向と全く関係ない
部位が痺れ出す。てのを発表してくれたのは
静岡県三島市からやって来た村田先生だった。
彼はシェア会の時詳しくこのメカニズムを解きほぐしてくれた。
 
  
投球動作でどうしても内側上カに痛みと痺れが出る高校生
の為にわざわざ愛知からやって来たのは岡田先生だった。
彼は情熱に溢れた治療家でありお弟子さんも連れて参加している。
この肘の痛みは幾つか新しいテストをドクター
に提案されたと言い皆に発表してくれた。
 
  
30名以上が発表して行くのだがそれぞれ気が付いた観察は
それぞれ違っており殆ど発表が重なることがなかった。
そしてこれを一つ一つメモして行くだけでも
充分一冊本が出来てしまうほどの終了であった。
 
  
ここハワイまでやって来て朝から夕方まで
共に過ごしていると学生時代に戻りクラスメイト
のような感覚にそれぞれがなって行くのが面白い。
 
  
同じ目的に向かって走る仲間は
大抵同じ悩みを待っていたり、
同じ感覚をある意味持っている訳だからさ、
ここで築き上げた友情は日本に帰っても続くことだろう。
若しくは一生の友になる可能性だってある。
 
  
今回もオーストラリアから参戦してくれたメンバーがいた。
彼の名前は藤井先生。KYTオーストラリアの代表の1人なんだ。
彼からオーストラリアの治療家情報を得ることも出来たようだ。
人の縁を育くむとどこまででも紹介の紹介が続いて行くね。
 
  
医学部を後にしたみんなの眼が希望に
満ち溢れたキラキラした眩しい目だった。
俺は主催者側としてホントに
ジーーンと幸せを感じたんだ。
 
  
1月はどんな方と勉強できるのかな。
とワクワクして待っているよ。
 
  
【次回のハワイ大学解剖実習&KYTベーシックハワイセミナーの日程が決定しました】
7月9日(日)PM12時からこのメールマガジン及びFacebookページにて募集開始致します。
 
  
【日程】
■ハワイ大学解剖実習2018年1月13日〜1月15日(ハワイ時間)
■KYTベーシックセミナー&フォローアップセミナー2018年1月11日〜12日(ハワイ時間)
詳細は7月9日PM12時の募集案内をご覧ください。
 
  
今回のハワイ大学解剖実習の前日ミーティングです。

KENYAMAMOTO DVD紹介

◆過去最高傑作 KenYamamoto最新手技DVD Level7完成です!!!◆
【KenYamamotoテクニック Level7】
⇒ http://www.ken-yamamoto.com/level7/

メルマガヘッドライン
Top
Mail Magazine
次回ハワイ大学解剖実習レポートno.7&ハワイ大学解剖実習&KYTセミナーin Hawaii日程が決定しました
次回ハワイ大学解剖実習レポートno.7&ハワイ大学解剖実習&KYTセミナーin Hawaii日程が決定しました

【次回ハワイ大学解剖実習&KYTセミナーin Hawaii日程が決定しました】
 
今回は8回目のKenYamamoto主催の
ハワイ州立大学医学部人体解剖学実習だったけど
募集開始からあっという間に埋まってしまった。
そして3分の1以上が複数回参加者だった。
 
勿論初めての参加者も多数なんだけど、
解剖学自体初めてだった方もいた。
とても緊張していて、折角学びに来たのに
私は上手く学べるだろうか?
と心配されている方もいた。
 
しかし複数回目の先輩方や講師陣が
しっかりサポートしてくれていたし、
勿論俺も全力でバックアップした。
 
実習室が終わった直後の今日の学びのシェア会で
沢山の情報収集が可能であった為に
彼女もまた満足そうに医学部を後にしていた。
 
例えば、乳ガンの手術をした後、
肩甲骨の動きが悪くなってしまうことがある。
それは乳ガンの摘出術の際に大抵脇の方から
メスを挿入して行く為に前鋸筋の支配神経である
長胸神経を傷つけてしまった可能性がある。
もしかすると翼状肩甲といって背中に患側側の肩甲骨が
後ろに飛び出している状態ならばそれかもしれない。
と教えてくれたのは東京都大田区からやって来た石川先生だ。
 
腸骨稜の一箇所を押すと神経の方向と全く関係ない
部位が痺れ出す。てのを発表してくれたのは
静岡県三島市からやって来た村田先生だった。
彼はシェア会の時詳しくこのメカニズムを解きほぐしてくれた。
 
投球動作でどうしても内側上カに痛みと痺れが出る高校生
の為にわざわざ愛知からやって来たのは岡田先生だった。
彼は情熱に溢れた治療家でありお弟子さんも連れて参加している。
この肘の痛みは幾つか新しいテストをドクター
に提案されたと言い皆に発表してくれた。
 
30名以上が発表して行くのだがそれぞれ気が付いた観察は
それぞれ違っており殆ど発表が重なることがなかった。
そしてこれを一つ一つメモして行くだけでも
充分一冊本が出来てしまうほどの終了であった。
 
ここハワイまでやって来て朝から夕方まで
共に過ごしていると学生時代に戻りクラスメイト
のような感覚にそれぞれがなって行くのが面白い。
 
同じ目的に向かって走る仲間は
大抵同じ悩みを待っていたり、
同じ感覚をある意味持っている訳だからさ、
ここで築き上げた友情は日本に帰っても続くことだろう。
若しくは一生の友になる可能性だってある。
 
今回もオーストラリアから参戦してくれたメンバーがいた。
彼の名前は藤井先生。KYTオーストラリアの代表の1人なんだ。
彼からオーストラリアの治療家情報を得ることも出来たようだ。
人の縁を育くむとどこまででも紹介の紹介が続いて行くね。
 
医学部を後にしたみんなの眼が希望に
満ち溢れたキラキラした眩しい目だった。
俺は主催者側としてホントに
ジーーンと幸せを感じたんだ。
 
1月はどんな方と勉強できるのかな。
とワクワクして待っているよ。
 
【次回のハワイ大学解剖実習&KYTベーシックハワイセミナーの日程が決定しました】
7月9日(日)PM12時からこのメールマガジン及びFacebookページにて募集開始致します。
 
【日程】
■ハワイ大学解剖実習2018年1月13日〜1月15日(ハワイ時間)
■KYTベーシックセミナー&フォローアップセミナー2018年1月11日〜12日(ハワイ時間)
詳細は7月9日PM12時の募集案内をご覧ください。
 
今回のハワイ大学解剖実習の前日ミーティングです。

 

◆過去最高傑作 KenYamamoto最新手技DVD Level7完成です!!!◆
【KenYamamotoテクニック Level7】
⇒ http://ken-yamamoto.com/level7/

Ken Yamamoto Technique NEW DVD Level7
■解剖学
■正しい歩き方・走り方について
■正しい立ち方の筋肉の使い方
■肘などスポーツ障害の解説
■カラダを歪める筋肉は?
■大腰筋、広背筋の新発想
■広背筋の検査
■肩関節の見方
■筋トレ新理論
■筋肉が緊張する順番の重要性
■KYTは骨盤から
■前十字靭帯について
■膝へのアプローチ
■仙腸関節について
■腕神経叢について
■腸腰筋リリース
■猫背の原因と改善法と解剖学的肢位の新しい理解
■反腰の新しい理解
■なかなか改善しない慢性腰痛の原因とアプローチ方法
■頚椎へのアプローチ

■KenYamamotoテクニックDVD Level6
⇒ http://www.ken-yamamoto.com/level6/
 
■KenYamamotoテクニックベーシックセミナー&フォローアップセミナーin Hawaii
2017年6月28日(水)・29日(木)(2日間)
⇒https://asp.jcity.co.jp/FORM/?UserID=quest&formid=277
 
◆Dr.ウエムラ New DVD発売開始です!!!◆
■ なぜカイロプラクターは頚椎にこだわるのか?【頸椎編】
⇒http://druemura.jp/uemura4/
 
◆【対談】若手治療家 × KenYamamoto/Dr.ウエムラ/原口准教授 ◆
■若手治療家の悩みをバッサリ斬る!! 『下肢腰椎編』
⇒http://chiryouka.jp/bassari/
 
■Ken YamamotoテクニックDVD Level1・2
⇒http://www.ken-yamamoto.com/level1-2/
 
■Ken Yamamotoテクニック DVD Level3
⇒http://ken-yamamoto.com/level3/
 
■Ken YamamotoテクニックDVD Level4
⇒http://ken-yamamoto.com/level4/
 
■Ken YamamotoテクニックDVD Level5
⇒http://ken-yamamoto.com/level5/
 
■原口准教授による正復テクニックによるDVD発売決定!!!
『下肢から診る身体のきのう構造
  〜准教授が教える下肢の重要性と痛みの根本原因〜』
⇒http://ken-yamamoto.com/haraguchi/
 
■Dr.ウエムラ New DVD販売開始!!!『四肢が体幹及び姿勢に及ぼす影響編』
⇒http://ken-yamamoto.com/uemura3/
 
■Dr.ウエムラDVD【胸椎編】
⇒http://www.ken-yamamoto.com/uemura/
 
■Dr.ウエムラDVD【腰椎編】
⇒http://www.ken-yamamoto.com/uemura2/
 
■患者様から支持される続けるプロ治療家の検査方法
⇒http://ken-yamamoto.com/kensahou/

【会員限定】医療機関の経営に必要不可欠な無料ツール

整骨院用

Page Top