世界で通用する治療家になるためには

2017.11.07

KENYAMAMOTO

KENYAMAMOTOのご紹介

『腰痛を世界からなくしたい』
この想いから解剖学、運動学に基づいたKen Yamamotoオリジナル治療法を確立。
柔道整復師、准看護師二つの国家資格を持つ。
現在、東京に3か所の治療院と10か所の機能訓練に特化したデイサービス（介護施設）を運営。

国内外の治療家やドクターに向けたセミナーも実施。

1年ほとんど海外で過ごし、招かれた国はニューヨーク・LA・カナダ・ドイツ・スペイン・イタリア・オランダ・オーストリア・ケニア・モルジブ・インド・タイ・フィリピン・マレーシア・シンガポール・インドネシア・カンボジア・ネパール・オーストラリア・韓国・その他多数。
東京大学医学部教授をはじめ、署名ドクターを対象にセミナーを開催。解剖学、運動学からも考えられた治療法に日本医療最高峰のドクターたちからも喝采を浴びる。世界中の著名なプロスポーツ選手・有名人・要人からも依頼が多い。

【本日の議題】世界で通用する治療家になるためには

先月ブラジルを旅している時、グレイシー柔術に勝った
バルボーサ柔術道場のマルコ・バルボーサが言った。

　
「柔術はブラジルが1番強い。日本？
まぁね、動きはいいけど強くはない。
是が非でも勝つって気持ちが伝わって来ないよ」

　
彼の言葉はその時自分の中でうまく消化できなかったんだ。
だって俺は世界中のファイターと付き合いがあるし、
日本人ファイターとは寝食を共にする生活もして来たからだ。

　
時が経ち、俺はタイに滞在していた。
サッカー選手が会いに来てくれたり、
コーチが会いに来てくれたりする。

　
ワールドカップ予選かなんかが開かれている
らしく日本チームの近況について聞いてみた。

　
「日本サッカーですか？良くはなっているんですけどね」

　
含みを匂わせる回答に疑問を思って
掘り下げる様に聞いてみたんだ。

　
「日本は体育とスポーツを同じに考えてますよね。
海外は違うんです。体育は教育スポーツは生きる術です。
つまり海外とくに発展途上国でのプレイヤーは
生きるために命懸けでサッカーをしている。
日本は引退してもどうにかバイトでもすれば
食っていけるでしょ？海外の選手は違う。
勝たなければならない。勝たなければいけないから
多少の反則があっても勝てばいいと思っている。
日本はどうですか？反則をして勝っても罵られる。
つまり体育はスポーツなんです」

　
ここまで説明されてやっとバルボーサさんが
言った言葉の意味が分かった気がした。

　
治療家に置き換えてみて思う事は
世界一の器用さと勉強量の厚さがある日本人治療家
これは俺が世界中で行って来た
セミナーをして感じていることだ。

　
でも今は国家資格者はなんとなく法律で
守られている感があるだろ？でも一斉に
国家資格者も無資格者も関係無し！
という世界に放り出されたらどうだろうか？

　
簡単な話、今海外に出て治療技術だけで
食っていけるか？考えてみたら良く分かる。
世界に出て通じるかどうか？
これは言葉の問題ではない。
世界で通用するスキル、世界で通用する説得力
がある治療ができるかという話になる。

　
どんな症状でも果敢に挑み、結果を出す。
あたかも発展途上国のサッカー選手の様に
打たれても跳ね返す程のエネルギッシュな、
失敗しても立ち直るだけの情熱がある人材が
どれだけいるだろうか。

　
今回、原口准教授を東南アジア最大規模
のバンコク病院で教えてみな！と言ったのは
原口准教授の教えかたや教えるテクニックは
世界でも通用すると俺は確信していたからだ。

　
あとは准教授がこれに乗っかる技量と
タイミングがあれば彼は日本のみならず
世界で教えることが出来る教師になりうる。

　
原口准教授と海外遠征に出掛けるのは2回目だった。
前回は海外に住む日本人治療家に対して行われる
セミナーだったけど今回はタイ人のみだった。
彼は俺の予想を大きく上回るほど最高の結果を出してくれた。

　
バンコク病院は実に素晴らしい病院だ。一流が揃っている。
しかし、彼らは常に上昇志向があり、いつでも常に
どうしたら患者様が良くなってくれるのか考えている。

　
「つまり情熱だけではダメなんだ。
技術がないと説得力がないに等しい」

　
彼らはこれを良く理解している。
彼らは原口准教授の教えた技術を日頃の
診療に取り入れると約束してくれたし、
彼ら同士で練習し合うと約束した。
医師にも逆提案してみると言った。

　
通常は医師から理学療法士への
トップダウンで指示を出す様だが
今回を機に治らない患者さんに対しては
逆に医師に提案すると言ったんだ。
タイの理学療法士の革命が芽吹いた感じがした。

　
理学療法士さんは柔整師の数倍の
時間をかけて専門や大学で学んでいる。
種類が違うと言えば、それまでだが
ある意味専門分野では医師よりも
詳しい分野がある筈だと思っている。

　
それでも医師の指示書の通りに
施術を行わなければならないというルールを
逆提案も行ってみたいと言い出したのだ。

　
ジャーマネ藤田マンによると
KenYamamoto事務局には原口准教授の
次のセミナーはいつか？
と問合せが多数来ているそうだ。

そんな要望もあり
11月に原口准教授がパワーアップして
セミナーを開いてくれることが決定したそうだ。
日本の治療家に足りないモノを聞きに
是非原口准教授に会いに来てみてはどうだろうか？

日程及びお申し込み開始は9月17日（日）12:00からです。
今から空けといて。

　
原口准教授テクニックセミナー開催します。
【開催日時】
・2017年11月19日（日）11:00-!7:00
・2017年11月26日（日）11:00-!7:00
・2017年12月3日（日）11:00-!7:00
3日間全て同内容・1日で完了するセミナーです。

【場所】
東京都23区内

【お申し込み開始日時】
2017年9月17日（日）12:00
Ken Yamamotoメールマガジン及びFacebookページにて

【本日の議題】先日のイギリスのオジさんの腰痛。

先日のイギリスのオジさんの腰痛。

　
仰向けに寝れるようになり
久々によく寝れたと言ってくれたけど、
施術するからということで仰向けで
寝るまで相当な時間が掛かった。

　
前回は坐位だけの施術しかさせてくれなかった。
俺的にも時間もなく仰向け施術拒否だったから、
じゃあ座位でて感じで終わったんだ。
痛みを3割だけとって今日またやって来たわけ。

　
本人は仰向けに寝れてかなりよく寝れたと喜んでいたけど
仰向けで寝て少し動かすたびに痛みが強く怒鳴り散らす。
いてぇ〜！いてぇんだよ。

　
僕、怖くなっちゃったよ。ウソです。
今回は仰向けから立てたし、
椅子からも動画の通り立てた。
動画は施術ハーフタイム。

　
5年以上バランスの悪かったという脚も軽快になり、
しまいにはオジさん俺のことをブラザー呼び出したよ。
嬉しかったんだろうね。俺も嬉しいよオジさん。

　
動画の後、さらに練習して
さらにスタスタ歩けるようになった。
もうきっと大丈夫だね。
奥さんもお手伝いさんも、
もう怒鳴られなくてスムはずだ。
沢山の患者様に出逢えて幸せなタイ生活だったな。

　
《原口准教授テクニックセミナー開催します》

　
【開催日時】
・2017年11月19日（日）11:00-!7:00
・2017年11月26日（日）11:00-!7:00
・2017年12月3日（日）11:00-!7:00
3日間全て同内容・1日で完了するセミナーです。

【場所】
東京都23区内

【お申し込み開始日時】
2017年9月17日（日）12:00
Ken Yamamotoメールマガジン及びFacebookページにて

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【本日の議題】原口准教授の東京セミナー受付は明日正午です

【原口准教授の東京セミナー受付は明日正午です】

　
灼熱のイスラエルからこんにちは。
KenYamamotoです。
セミナーを終えて今はエルサレムに来てるんだ。
皆さんは『嘆きの壁』って知ってるかな？
午後嘆きの壁を見に行く予定なんだ。
　
この地域はキリスト教、ユダヤ教、
そしてイスラエル教の聖地。
どの宗教もこの地域を欲しがっていて
結局3つの宗教が3等分した感じになっている様だ。

　
どの宗教も素晴らしい教えなはずだ。
海外では日本と違ってどの宗教ですか？
いえいえ無宗教なんです。
って言うとかなり驚かれる。
神様を信じていないの？え？えぇぇ？？
本気で言ってるの？ってなる。
アメリカなんかは無宗教ですと言っても
通じるけど他の国では圧倒的にマイノリティーだ。

　
産まれた家庭がキリスト教ならば、
そのままキリスト教になることが多いだろうし
イスラム教もユダヤ教でもそうなる事がほとんどだろう。
宗教を改宗するなんてめったに聞かない。
それ位宗教を信じていく。

　
俺なんかは変わっている方で、
キリスト教徒ではあるものの
ほとんど教会は行かない。
ユダヤ教の人とも話をするし
イスラム教の話も聞く。
仏教の話だって大好きだ。
それを知った上でキリスト教徒をやっている。
解釈が違うだけで、どの宗教も
ほとんどが同じことを言っているんだ。

　
平和について説き、愛について説く。
人との関係に悩み、親子関係に悩み、時に絶望に喘ぐ。
そんな時全ての教祖が優しく救われる方法を説いている。

　
神への冒涜を命懸けで戦うのは
テレビの中でよく見るだろ？
他人の信じる神様を馬鹿にしてはいけない。
彼らは命懸けで信じているんだからね。

　
ところでこれは手技療法の世界にも見られる。
最初に学んだモノが最高だと感じてしまう。
それがカイロプラクティックなら
カイロプラクティック最強だろ、と固く信じ
反対派がいたら全力で火消しに回る。
指圧だろうが、整体だろうが、
オステオパシーだろうが全く同じ事が言える。

　
俺が1番初めに学んだ手技療法は
カイロプラクティックのSOTもどきの
インチキ整体学園だった。3ヶ月で手技を
取得してバンバン稼げちゃうってヤツだった。
でも、俺は初めて習った手技だから魔法かと思ったね。

　
すごい。ホントすごいや。
人のカラダは真っ直ぐにすると治るのか！
と教えてくれた先生には今でも感謝している。

　
でも、この学校は同業の学校や
生徒からのバッシングが激しかったけど
これに闘いを挑んでしまっている自分がいたんだ。

　
カイロプラクティックの種類は
30種類以上あることも知らないまま
自分の学んでいるモノがカイロプラクティックの
全てだと思っていたし、学校の先生が教えるまま
これがベストであり、これ以外はつまり
ベスト以外と思わされていた。宗教に近いよね。

　
さっきも言った通り、全ての宗教は
ほとんどが共通して同じことを言っている。
どうやったら生きやすくなるのか
どうすると神は喜ばれるのか
どうすれば幸せになるのか

　
手技療法だってどうすれば患者様の苦痛は取れるのか。
どうすれば薬なしで痛くなくなるのか。
どうすれば患者様が幸せになって生活を送れるのか。
どの手技療法家も同じ方向を向いている。
ただ、信じている手技が違うだけなんだ。

　
もしも自分の手技で悩んでいることがあるならば
新しい手技の話を聞くのはとても有意義だ。
いとも簡単に悩みが吹き飛び可能性があるからだ。

　
KYTも原口准教授が教えるテクニックも共通している事が多い。
でも切り口が違う。見ている位置が
違うと言ったほうがいいかもしれない。
つまり目的はというか結果は同じだが
別の方向からのアプローチをしているとも言える。

　
俺は原口准教授の教えが好きだし
原口准教授のセミナーは海外でも好評を貰った。
今後は准教授を連れて世界ツアーに
回っていきたいとも思っている。

　
でも、一番はやはり日本セミナーだ。
原口准教授の新しい説明と若干変化した
新しいテクニックを引っ提げ
東京セミナーが決まりました。

　
信じている手技療法があって良いじゃない。
軸となる手技があって良いじゃない。

　
KYTを学んだ先生も
ぜひ原口准教授の講義を聞いてみて欲しいな。
結果が同じでも切り口が違うから
KYTをより深く理解できると思うんだ。

　
　
【原口准教授テクニックセミナー開催決定しました】
セミナー内容及び日程、お申し込み開始日程は下記です。

　
【セミナー内容】
・足関節機能構造と障害について
・過回内症候群に伴う疾患について
・足関節評価法（静的・動的）と実技テクニック
・膝関節機能構造と評価方法
・変形性膝関節症のテクニック
・股関節の機能構造と障害について
・股関節・骨盤・腰椎の機能評価方法
・腰椎・股関節テクニック
（変形性股関節症・腰椎過前彎・大腿筋肥大改善テクニック）
・下肢の関節運動連鎖的みかた
・肩関節機能構造と障害について
・肩関節テクニック
・頚椎テクニック（ストレートネック・脊椎機能不全等）
・関節テクニック後（動き）の歩行やトレーニング（動作）について
・身体特性の評価方法（競技スポーツ特性）
※内容は多少変更することがございます。

　
【開催日時】
・2017年11月19日（日）11:00-!7:00
・2017年11月26日（日）11:00-!7:00
・2017年12月3日（日）11:00-!7:00
3日間全て同内容・1日で完了するセミナーです。

【場所】
東京都23区内

【お申し込み開始日時】
2017年9月17日（日）12:00
Ken Yamamotoメールマガジン及びFacebookページにて

【本日の議題】【重要なお知らせ】原口准教授テクニックセミナー募集開始します！！

【原口准教授テクニックセミナー募集開始します！！】

　
エルサレムからこんにちは
KenYamamotoです。

　
聞いて欲しいのは俺は
『世界脳腰痛を治したい』と本気で思っている。

　
KYTは現在30数ヶ国で使われ始めているし
KYTで俺の夢が達成されるならば
こんなに光栄なことはないけど
でも、これ’にはどう考えても
俺の人生の時間では足りなさそうなんだ。

　
だから痛みが無くなる手技で、
それがロジックがしっかりしていて、
つまり医学的根拠、かつ再現性の高い手技ならば
これも強く勧めたいと思っている。
俺の目標がブレブレになっているかって？
とんでもない、俺は終始一貫して
『世界の腰痛を治したい』と考えている。

　
さっきも書いた通り、俺の目的は
KYTを啓蒙したいというのではなく
「世界の腰痛を治したい」
というのが目的なんだ。

　
俺はこれに全力で取り組んでいるから、
原口准教授の教える理論や手技ならば
俺からも自信を持って推薦できると感じた。

　
推薦できると感じただけではなく
実際に再現性があるかテストした。
つまりウチのスタッフがその日のうちにマスター
できるかどうかということがテストだった。
スタッフは1日で習得、実際患者様に手技を
行いカラダの問題をなくしていっている。

　
そして彼のテクニックは実際に現場で使えるか？
俺は彼を海外に連れていき、何人も
「この腰痛をなおしてみてくれ」
とパスしたが、ほとんど全て患者様の痛みを
取り去り患者様を笑顔にしてくれた。

　
最後に
「東南アジア最大規模のバンコク病院にタイ中から
理学療法士を集めさせるから、そこで講義してみな」
と講義してもらったが彼は教えることに非常に
長けていて外国人理学療法士たちを魅了した。

　
先日も書いた通り、その結果バンコク病院の医師から
もう一度来年春に教えに来てくれとオファーを受け取った。

　
いろんな人が俺に売り込んでくれと来るけど、
医学的根拠は？
それは再現性があるの？
自分しかできない技ならいらない。
がクリアできず今のところ次の戦士が見つかっていない。

　
クリアできない人を推薦することは
俺の夢『世界の腰痛を治したい』から
離れていることになるからね。
　
残りの人生を有効かつ戦力的に
夢に向かって爆進していきたいと願っているんだ。
　
原口准教授の東京セミナー募集開始します。

原口准教授からメッセージです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

　
帝京平成大学の原口力也です。
11月の東京セミナー開催が決まりました。

　
私の座右の銘は「一生勉強一生青春」
時に本を読んだり、文献を調べたりするけど、
考える勉強は何時もしているよ。
肉を食べればこのスジは羽状角？
筋の作用方向と筋繊維の走行の違いだとか、
フライドチキンでは骨配列の話とか。

　
大学院でバイメカニクスや動作解析を学び、
人間に興味を持ち哺乳類である人に興味を持った。️
人を更に知るために他の動物興味を持った。
比較解剖学が好きなのはここから来ている
人で無いものと人を比較すると更に人の理解が深まる。

　
でも先ずは人を診る。
治療家として人を診る時にの特徴は直立である。
動作は直立二足歩行である。
自ずと下肢の重要性は理解出来ると思う。

　
この考え方から骨、関節・筋、骨配列、関節運動、
多関節運動連鎖、動作の順で診なくてはならない
という理論が生まれた。
これを疾患に当てはめて行くと病態が理解出来て適切な
施術が可能となり障害予防までできることとなリます。

　
海外でも評価を頂き来年の
Bangkok病院でのSeminarが決まったらしい。
国は違えど人としての機能構造は変わらないから。
️しかし疾患に対しての対処方法は色々だよね。️

　
11月に東京で開催するセミナーでは、
疾患に対しての効果と再現性をお伝えします。
是非多くの先生方方に知って頂ければ幸いです。

　
セミナー内容は以下となります。

　
・足関節機能構造と障害について
・過回内症候群に伴う疾患について
・足関節評価法（静的・動的）と実技テクニック
・膝関節機能構造と評価方法
・変形性膝関節症のテクニック
・股関節の機能構造と障害について
・股関節・骨盤・腰椎の機能評価方法
・腰椎・股関節テクニック
（変形性股関節症・腰椎過前彎・大腿筋肥大改善テクニック）
・下肢の関節運動連鎖的みかた
・肩関節機能構造と障害について
・肩関節テクニック
・頚椎テクニック（ストレートネック・脊椎機能不全等）
・関節テクニック後（動き）の歩行やトレーニング（動作）について
・身体特性の評価方法（競技スポーツ特性）
※内容は多少変更することがございます。

　
セミナー当日会場で多くの治療家の皆さんと
お逢いできることを楽しみにしております。
　

　
帝京平成大学ヒューマンケア学部・
帝京平成大学大学院健康科学研究科　准教授
帝京池袋接骨院　院長
原口整骨院　院長
原口力也

　
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
原口准教授テクニックセミナー募集開始いたします。
　
まずは前回のセミナーにご参加頂いた方の声をお聞きください。

　
■神奈川県　47歳
どれも明日から使えるものばかりでした。

　
■神奈川県　28歳
わかりやすいセミナーでした。解剖学、運動学、
運動連鎖などわかりやすい内容でした。
テクニック練習時間も作ってくれて良かったです。

　
■東京都　30歳
なぜその症状が出るのかなど解剖学的なお話が聞けたのが良かったです。
施術後の変化もすごかったです。

　
■東京都　32歳
わかりやすさ、結果がついてくる圧倒的な技術、
親切、丁寧な対応と何をとっても素晴らしかったです。

　
■埼玉県　38歳
これほど実践的で効果が出やすい技術を
惜しみなく出すセミナーは初めてです。

　
■栃木県　27歳
筋にアプローチしなくても関節を
正すだけで緩むという新しい発想ができた。

　
■東京都　41歳
とってもわかりやすかったです。
手の位置や体の使い方などスタッフ
の先生方も教えてくださったので。

　
■千葉県　41歳
動き、解剖学についても丁寧に説明して頂いて
多くの気づきを頂けただけでなく技術もみっちり
教えて頂きとても充実したセミナーでした。

　
■千葉県　30歳
今まで筋肉に着目していましたが、
今回（セミナーに）出たことによって
関節のアプローチの大切さを改めて感じ、
治療の幅が広がりました。

　
■鹿児島県　36歳
施術方法だけではなく、個人の体格に沿った
アドバイスをたくさん頂けて良かった。
練習時間も長めに設定して頂けたのも良かった。

　
■京都府　32歳
痛みを取るだけでなく、痛みの原因から考えて痛みを
出さないようにするにはどうすればいいかまでわかった。
実際に自分の痛みも取れたので本当に取れるんだと
実感できてさらに満足しました。

　
■栃木県　29歳
現在、接骨院で働いていてどのように治療すれば
いいのか悩んでいて解決できたことで120点。
ぜひ明日から実践してみたいです。

　
■秋田県　32歳
なぜ、そういう痛みはこういう理屈で出るなどの理論も
しっかりわかってテクニックもその場ですぐ結果が出ました。
　
■愛知県　49歳
効果的な手技を解剖学的な裏付けを
もってわかりやすく教えてもらえた。
　

　
【日時】
■11月19日（日）11:00から17:00
■11月26日（日）11:00から17:00
■12月3日（日）11:00から17:00

　
※いずれの日程も同内容・1日で完了するセミナーです。

　
　
【会場】
東京都23区内
下記のお申し込みフォーム及び
お申し込み後にお届けするメール内の詳細をご確認ください。
九州、北海道の方でも日帰り可能な時間と場所です。

　
　
【お支払い】
お支払いはクレジットカード決済（分割可）及び銀行振込です。

　
　
◆お申し込みは下記よりお願い致します。
下記入力フォームがキャンセル待ち表示と
なった場合は既に定員となっている場合です。
宜しければキャンセル待ちにご登録ください。

　
　
《お申し込みはこちら》
■11月19日（日）
https://goo.gl/apJsXC

　
■11月26日（日）
https://goo.gl/Ew2UC2

　
■12月3日（日）
https://goo.gl/6dgSCu

　
※原口准教授へのお問い合わせは受け付けておりません。
※お問い合わせはFacebookメッセージではなく
下記メールアドレスまでお願い致します。

　
【主催】株式会社Quest / Ken Yamamoto事務局
【住所】東京都港区北青山2-7-26 Landwork青山ビル2F
【E-mail】info@quest-tokyo.com

【本日の議題】原口准教授の教えるテクニックセミナーを推薦します

【原口准教授の教えるテクニックセミナーを推薦します】

　
日本を飛び出すと分かるのは、世の中O脚も
いるけどX脚の方が多いんじゃね？ってことだ。

　
知ったかぶりの先生は、O脚について
日本は長いこと床の生活をして来たからね。
と言うんだ。

　
それならタイやフィリピンの子達がO脚よりも
X脚の方が圧倒的に多い説明にならない。
何故ならば彼らも長いこと床に座り生活しているからだ。

　
原口准教授をバンコクに呼んで
良かったのはそんな現状も見せれたことだ。
これは原口准教授が教えるテクニックの
厚みを増す経験となった。

　
股関節が固まってしまう人の特徴、
膝や腰が痛い人の特徴を理論的に言えるか？
原口准教授は前から歩いて来る人を見て瞬時に
あの人はこんな痛みを抱えているはずだ。
今痛くなくても徐々にその傾向にある。
ココとココを見ればそれが言える。
彼は瞬時にスクリーニングを行い、
何故ならばと自分の考えに証明というか
裏付けを付け加える。

　
これらを学べる希少の体験は前回のセミナーを受講された
先生達の感想を聞いて貰えばよく分かるだろう。

　
そして理論を隠さず全て提供してくれるから
その日のうちにマスターすることができる。

　
理論あってのテクニックだから
患者様にもそのままフィードバックできる。

　
原口准教授は教えるのに長けているから
アンケートの満足度の点数も殆どが95点以上だった。

　
原口准教授はとても忙しい生活をしている。
普段の講義の他2つの接骨院の院長を兼任し、
その他、大学で授業も受け持ち、多数の学会に属し
博士論文も書いている最中でもある。
肩書きは以下の通りだ。

　
原口力也
帝京平成大学大学院　健康科学研究科
帝京平成大学ヒューマンケア学部柔道整復学科　准教授
帝京池袋接骨院　院長
原口整骨院　院長
公益財団法人　柔道整復研修試験財団　認定実技審査員

　
【所属学会】
日本柔道整復接骨医学会　
日本医薬品登録販売者協会　
日本人類学会　
日本体力医学会　
バイメカニズム学会　
日本超音波骨軟骨組織学会

　
この11月のセミナーのタイミング以外に
手取り足取り教えて貰える機会は皆無に等しい。
多忙すぎるため、正直今回11月に行うセミナーの
次はいつセミナーを開催できるかはわからない。

　
今回は前回に次いで新たなテクニック
をセミナーで発表すると言っていた。
俺自身も学びたいと思うセミナーになっている。

　
このセミナーを受講したらどう自身が
変わるか分かるだろうか？
四肢の問題、体幹の問題の多くを解決できる。
特に股関節の痛み、膝の痛みは
原口先生の専門と言っても良いレベルだ。
また肩こりの原因を患者様になんて伝えているだろうか？
首の痛みはどうだろうか？

　
技術を知る前に理論を学ぶから理解に容易い。
セラピスト、有資格者無資格者関係なく
基礎から応用まで教えてくれるセミナーになる。

　
医学的根拠は？
運動学的にどうなっている？
解剖学的には？
全て答えてくれる。

今回のセミナーでの学びは以下の通り ↓

　
・足関節機能構造と障害について
・過回内症候群に伴う疾患について
・足関節評価法（静的・動的）と実技テクニック
・膝関節機能構造と評価方法
・変形性膝関節症のテクニック
・股関節の機能構造と障害について
・股関節・骨盤・腰椎の機能評価方法
・腰椎・股関節テクニック
（変形性股関節症・腰椎過前彎・大腿筋肥大改善テクニック）
・下肢の関節運動連鎖的みかた
・肩関節機能構造と障害について
・肩関節テクニック
・頚椎テクニック（ストレートネック・脊椎機能不全等）
・関節テクニック後（動き）の歩行やトレーニング（動作）について
・身体特性の評価方法（競技スポーツ特性）
※この他、今回新しいテクニックも増やす事を約束してくれています。
※内容は多少変更することがございます。

　
セミナー当日会場で多くの治療家の皆さんと
お逢いできることを楽しみにしております。
　

　
帝京平成大学ヒューマンケア学部
帝京平成大学大学院健康科学研究科准教授
帝京池袋接骨院　院長
原口整骨院　院長
原口力也

　
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
原口准教授テクニックセミナー募集開始です。

まずは前回のセミナーにご参加頂いた方の声をお聞きください。

　
■神奈川県　47歳
どれも明日から使えるものばかりでした。

　
■神奈川県　28歳
わかりやすいセミナーでした。解剖学、運動学、
運動連鎖などわかりやすい内容でした。
テクニック練習時間も作ってくれて良かったです。

　
■東京都　30歳
なぜその症状が出るのかなど解剖学的なお話が聞けたのが良かったです。
施術後の変化もすごかったです。

　
■東京都　32歳
わかりやすさ、結果がついてくる圧倒的な技術、
親切、丁寧な対応と何をとっても素晴らしかったです。

　
■埼玉県　38歳
これほど実践的で効果が出やすい技術を
惜しみなく出すセミナーは初めてです。

　
■栃木県　27歳
筋にアプローチしなくても関節を
正すだけで緩むという新しい発想ができた。

　
■東京都　41歳
とってもわかりやすかったです。
手の位置や体の使い方などスタッフ
の先生方も教えてくださったので。

　
■千葉県　41歳
動き、解剖学についても丁寧に説明して頂いて
多くの気づきを頂けただけでなく技術もみっちり
教えて頂きとても充実したセミナーでした。

　
■千葉県　30歳
今まで筋肉に着目していましたが、
今回（セミナーに）出たことによって
関節のアプローチの大切さを改めて感じ、
治療の幅が広がりました。

　
■鹿児島県　36歳
施術方法だけではなく、個人の体格に沿った
アドバイスをたくさん頂けて良かった。
練習時間も長めに設定して頂けたのも良かった。

　
■京都府　32歳
痛みを取るだけでなく、痛みの原因から考えて痛みを
出さないようにするにはどうすればいいかまでわかった。
実際に自分の痛みも取れたので本当に取れるんだと
実感できてさらに満足しました。

　
■栃木県　29歳
現在、接骨院で働いていてどのように治療すれば
いいのか悩んでいて解決できたことで120点。
ぜひ明日から実践してみたいです。

　
■秋田県　32歳
なぜ、そういう痛みはこういう理屈で出るなどの理論も
しっかりわかってテクニックもその場ですぐ結果が出ました。

　
■愛知県　49歳
効果的な手技を解剖学的な裏付けを
もってわかりやすく教えてもらえた。

　
　
【日時】
■11月19日（日）11:00から17:00
■11月26日（日）11:00から17:00
■12月3日（日）11:00から17:00

　
※いずれの日程も同内容・1日で完了するセミナーです。

　
　
【会場】
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※原口准教授へのお問い合わせは受け付けておりません。
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【主催】株式会社Quest / Ken Yamamoto事務局
【住所】東京都港区北青山2-7-26 Landwork青山ビル2F
【E-mail】info@quest-tokyo.com

【本日の議題】カラダを10度前屈すると痛みでそれ以上前に屈めない

寝技世界一決定戦のアブダビコンバット
という格闘技の大会に参加しています。
もちろん俺は選手のケアだけどね。

　
今回はグレイシー柔術のヘンゾグレイシーと対戦する
菊田早苗選手のセコンドとして招集されたんだ。
ここはフィンランドの首都ヘルシンキ。

　
試合会場に入るといつも通り
顔見知りの選手がたくさんいる。
選手は満身創痍で大会に参加するから
試合前に痛みを少しでも無くしたい。
そこに俺が登場するワケだ。
首も腰も痛む、痺れがあったり、
動かない動きもあったりする。

　
それを丁寧にKYTでリリースしていく。
今回は原口准教授が教えてくれた
肩周りのテクニックを使うことも多々あった。

　
原口先生の教えてもらったテクニックを
行なったその途端に可動域、動きが良くなり
痛みが半減してそのうち痛みは消えていった。

　
僕のクライアントは世界チャンピオンがたくさんいる。
彼らが連覇できるかどうかはとにかく本人次第。
本人次第なんだけど、そのパフォーマンスを
最大限に引き出せるのは、関節可動域が
全て整っていて痛みが無いに越したことはない。

　
肩が動かなかった場合、
原口准教授に教わった方法で調整してみた。

　
首の痛みも足首の整復で可動域が正常に戻った。
しゃがめない症状も、手の痺れも、
問題なく無くなってしまった。

　
原口准教授の教える理論ありきのテクニックは
今回のアブダビコンバットで大活躍を見せた。

　
今回も思ったが何年痛いとかは関係ない。
何年痛い、何年動かない、と言っても
癒着がない限り良くなっていく。

　
頼まれれば全力でケアを行う。
それが噂を呼んでまた海外に
クライアントが増えていくんだ。

　
湯浅選手をご存知だろうか？
日本の女子柔術の第一人者である彼女は
今回は柔術着を着ない大会、しかも自分の3階級上
のクラスでアブダビコンバット日本代表に選ばれた。
しかし去年の秋からひどい腰痛に苛まれてもいた。

　
彼女は菊田早苗選手の勧めで、
腰をなおして欲しいと頼んできた。
俺は彼女のカラダをチェックすると
驚くほど悪いことがわかった。

　
カラダを10度前屈すると
痛みでそれ以上前に屈めないのだ。
これでいろんな団体のチャンピオンが集まり
寝技世界一を決める大会なのに出場すら
ヤバイ状態である事は明らかだった。

　
俺は彼女の施術にトライした。すぐに成果が出て
彼女はあらゆる動きができるようになった。
施術した日は試合前日であり、
彼女にとっては遅すぎる施術となってしまった。

　
俺が日本にいたら彼女はもっと
練習をこなし強くなれたに違いない。
でも、いまどの動きも痛みがなくなり
彼女は試合に向かっていった。

　
3階級上の階級というのは10キロ以上差の
相手と闘うことであり、非常に難を極める。
しかし果敢に彼女はチャレンジしていった。
その勇気に俺も勇気付けられたんだ。

【本日の議題】フィンランドで試合前の菊田早苗選手の何年も痛めている肩の施術

菊田早苗選手と出逢ったのは今から10年前に遡る。
アメリカのニュージャージー州のUFC大会で
郷野選手のセコンドとして来ていた菊田選手。
そこで初めて出逢い会話が始まった。
彼は話やすく気さくであり、会話は格闘技
以外にも及びそこから友人関係を築いて来た。

　
それまで名前くらいしか知らなかった菊田選手だったが
聞けばアブダビコンバットという寝技世界一決定戦で
日本人で唯一優勝しているのが彼だった。
それは今年の大会まで誰も日本人が達成していない。

　
彼は試合が決まり2ヶ月間の必死の練習を終え
ここフィンランドに乗り込んで来た。
菊田選手の相手は伝説であり、ブラジルの英雄
でもあるグレイシー柔術のヘンゾグレイシーだ。
もちろん難敵であり、でも彼は勝機もあると言った。

　
カラダの調整をして全ての可動域をチェックしていく。
特に何年も痛めている肩を重点的に行っていった。
アブダビコンバットの大会で様々な選手を今回は
原口准教授の教える、素晴らしい肩関節の整復を
試みると動画の感想の通り、動きはほぼ正常になり
そして痛みがかなり減ったと言った。

　
痛みをとり切らなかったのは、
恐らく自然治癒していくに違いないと考えたからだ。

　
動きが悪いからその人の関節可動域を越えると痛みが出る。
関節可動域を正常に戻したが、痛みがまだ残るのは、
今まで縮みすぎていた軟部組織がガチッと
ガードしているからだし、動かしているうちに
痛みは取れていくのは経験からわかっていたからだ。

　
今から60年前、木村政彦という柔道家がブラジルに渡り
グレイシー柔術を作ったエリオグレイシーと対戦し
木村政彦がダブルアームロックという技で肘関節
を取り勝利している。

　
その技はその後キムラロックと言われるようになり、
格闘家は世界中の誰でも知っている名前となった。

　
今回菊田選手はインタビューでは
60年ぶりに日本人が勝利する。
しかもキムラロックで勝つと宣言したが、
その後、俺には菊田ロックというのがあって
その技で勝ちたいと考えていると言った。

　
俺は彼を応援しにというか彼に施術を頼まれて
北欧までやって来た。試合の開始はもうまもなくだ。
「勝ちに行け！」
俺は彼にゲキを飛ばし送り出そうと思っている。

　
素晴らしい経験をさせて貰っている。
これには運とチャンスとタイミングと
何よりも技術が必要なんだ。

　
今回は原口准教授から教わった
整復が何人もの選手に活きた。

　
どの技でも良い、１つでも2つでも極めると
患者様こういったアスリートにも大変喜んでもらえる。

【本日の議題】ボーンセッティングセラピスト？

オーランド・サンチェスは古くからの友人だ。
ロサンゼルスで開業しているDr.ライアンのクライアント。
Dr.ライアンはアメリカで初めて柔術の黒帯を取った
アルベルトの紹介でKYTを習いに日本へやって来た。
かれこれ8年ほど前の話だと記憶している。

　
そこからライアンと親交を深め前回のアブダビコンバット前に
オーランドサンチェスを紹介された。つまり2年前俺は
アブダビコンバットに呼ばれて来たんだけど
他の国のセミナーの為に断った経緯があったんだ。

　
で、今回も参加して2連覇を狙うオーランドサンチェス。
彼は腕に痺れがあった。
試合前日彼は俺に治してくれと懇願してきた。
2年越しの友人の夢である2連覇だからと
部屋で完全に痺れが取れるように施術した。

　
すっかり痛みから解放されたサンチェスは、
「Ken、そう言えばトゥモローの初戦は日本人だぜ」
えぇーーーなな、なんだって！！そして誰なんだ？
「シュレック関根だ」
OMG、シュレックさんゴメンなさい。
治しちゃった。。。

　
オーランドサンチェス、順調に勝ち進み、
決勝戦で頭突きを食らって眉間をカットし
結構な負傷ながら果敢に攻め続けたものの怪我の後遺症か
最後はバックを取られ2連覇を逃してしまった。

　
またバンダレイシウバの天敵であるチェールソネン選手は
これまたカリフォルニアのダンヘンダーソンのジムで知り合った。
彼はとても強くクレバー、でも紳士だ。

　
俺を見つけるとこっそりここが痛むんだKen
頼めないか？と声をかけてくれた。
世界の名選手の手助けがいまだにできることに幸せを感じる。

　
また、スペインのKYTセミナーを受講したヨシさんが
スペインから会いに来てくれファイターの
腰痛と首の痛みを施術してくれ選手を助けてくれた。
KYTベーシックコースしか出ていないが、
ベーシックだけで殆どの痛みに対応できるのを証明してくれた。

　
他にもいろんな選手が声をかけてくれた。
「あなたカイロプラクターなの？」
「いやいや違う。でも痛みを取るから似てるね」

　
バンコクの大学で原口准教授がJudoセラピー
と言って説明に苦労していたのを思い出した。
確かにJudoセラピストでは通じない。
なんかイイ訳し方はないかな。
ボーンセッティングセラピストとかね。
それも通じないと思うけどさ、
とにかく俺はアブダビコンバットが終わり、
空港から次の国に向かうところだ。

　
東京セミナーが10月だけどその前に幾つか
まだやり残した仕事が在るんだ。
それではまた。

【本日の議題】奇跡はいつでも起こせる

フィンランド出張を終えた俺はイスラエルに向かったんだ。
ジャーマネ藤田マンの取ってくれたエアチケットは
そのまま帰国することは出来ず、どうしても
一泊イスラエルに泊まることになっていた。

　
イスラエルセミナーの親子が逢いたいと言ってくれて
俺は彼女のクルマでエルサレムまで連れて来られ
ベツレヘムまでやって来た。観光を少しさせてもらい、
母親が申し訳なさそうに質問した。

　
「私の母親を見てもらえないでしょうか？」
俺はモチロンと言い、お婆さんの自宅へ向かったんだ。
婆さんはほぼ寝たきりというか、
脚がゾウの様に浮腫んでおりパンパンだった。
腰から脚が全て痺れており
コリャ寝たきり状態も分かるな。

むくみがあると関節が動きにくくなり、
動かないからむくみは心臓の方へ戻っていかない。
筋ポンプが効かないかなっていくのだろう。

　
婆さんを立たせどこが痛いのか聞くと
案の定全部痛いのよと言った。
通訳してくれるママさんも英語が
ほとんど話せなくて苦労するんだけど、
そんなの毎度のことだから
本人の表情で読み取るしかなかった。

　
全ての動きで痛みのために、
何度もアラーアラーと叫んでいた。
イスラムの「神様助けて」と言っている様だった。
信仰深い婆さんきっと良い人にちがいない。

　
この腰から足の痺れ、
何をやってなおしてみようかと思い、
今自分の中でマイブームの
原口准教授のテクニックを使い、
先ずは痺れを取り去り
腰の痛みはKYTで無くしてみせた。

　
ママさんびっくり！
婆さんもアラ？なんか歩けそうね！と言いだし
立ち上がりヨチヨチ久しぶりに歩きだした。
倒れないかだけ気にしたけど、娘と孫が必死に、
でもなるべく触らない様にしながら見守っていた。

　
動きにくかった関節は徐々に動きだし、
脚のむくみもその場で半分に半減した。
先ほどの取り残した痛みは
関節が動きだしたことにより痛みが減り
気にならなくなっていた。

　
ミラクル！ミラクル！と娘は携帯電話の
辞書を片手に英語を読んで喜んでくれたし、
ママさんは泣いて喜んでくれた。
婆さんは何かあなたにしてあげたい！
なんでも言いなさい。と言いだし、
婆さんに言ったんだ。

　
「何も要りません。あなたが良くなってくれたから
僕は何も要りません。逢えてよかった」
と言ったんだ。
通じたかどうかはわからないけど、
この地域ではほぼ珍しいと思われる
抱擁を婆さんからしてもらった。

　
ふと時計を見ると既にフライト3時間前だった。
イスラエルの空港は意地悪なほどインタビューが長い。
チケットをもらうカウンターまでに辿り着くのに
2、30分は質問攻めになると聞いていた。

俺は慌てて
「ママ！ノータイム！早く空港に送って」
と言うのになかなかノロノロしちゃって、
「わかったわ、ところでKen」
「なにマママ？」
「母があなたに贈り物をしたいんですって」

　
と言ってへやの押入れをゴソゴソ始めちゃった。
俺はもうやばい、次の都市の患者様や
会わなきゃいけない人の顔が遠のいて行きそうだった。

　　
「ママ！もうダメ！ノータイム」
「あったわ！これお婆ちゃんがね
刺繍したのよ素敵でしょ。コレはね。。」
「ママ！ストップ！もうダメお願いします！」

　
ようやくクルマに乗ってくれた。
どうにか空港に届けてもらい
もう誰もいなくなりかけていたカウンターへ
走り込みどうにか間に合って助かった。

　
イスラエルまた次はいつ来るの？
と言われたけど、呼ばれたら来ます。と答えた。

　
ワールドツアーはドキドキハラハラの連続です。
寿命が縮む様な経験もシバシバ。
それでも治療家の仕事が楽しくて仕方ないんだ。

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