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【プロはお金貰わなかったら施術しない】

2017.12.10

カテゴリー:【治療家】KENYAMAMOTO 氏

KENYAMAMOTO

KENYAMAMOTOのご紹介

『腰痛を世界からなくしたい』
この想いから解剖学、運動学に基づいたKen Yamamotoオリジナル治療法を確立。
柔道整復師、准看護師二つの国家資格を持つ。
現在、東京に3か所の治療院と10か所の機能訓練に特化したデイサービス(介護施設)を運営。

国内外の治療家やドクターに向けたセミナーも実施。

1年ほとんど海外で過ごし、招かれた国はニューヨーク・LA・カナダ・ドイツ・スペイン・イタリア・オランダ・オーストリア・ケニア・モルジブ・インド・タイ・フィリピン・マレーシア・シンガポール・インドネシア・カンボジア・ネパール・オーストラリア・韓国・その他多数。
東京大学医学部教授をはじめ、署名ドクターを対象にセミナーを開催。解剖学、運動学からも考えられた治療法に日本医療最高峰のドクターたちからも喝采を浴びる。世界中の著名なプロスポーツ選手・有名人・要人からも依頼が多い。

【プロはお金貰わなかったら施術しない】

 
 
昨日の高血圧230超えの患者さん。
通称インデアンおババの娘が
驚いたように連絡して来たんだ。
 
  
「Kenさんの施術のあと具合がとても良くて
ママは一日中ゴキゲンだったわ。次の日の朝は
久し振りに散歩してくるって朝から出掛けたの。
帰ってきたらびっくり汗びっしょりで、
調子良くて痛かった膝も治っちゃったみたいで
そのままサンダルで1時間走ったて言うのよ」
 
  
マジか?と聞き返した。話を盛り過ぎと違う?
俺は耳を疑った。というか俺のイングリッシュ能力
が勝手にいいように頭の中で変換してしまったのか?
と思ったから、
「食事しに行きませんか?」
とおババを食事に誘い、もう一度カラダを
チェックしてみようと思ったんだ。
ホントに走れるカラダなのかしら?
 
  
やって来たインデアンおババ。
お食事という甘い言葉に家族同伴ですた。
顔色は昨日より確かに黒さがなくなっていた。
 
  
そして、ホントに1時間も走ったの?
と聴くと走るの見たいか?と言うから
「はい、見たい?」
と言うとホントにスリッパで走り出した。
 
  
ウワォまじスカ?
走り方はどうとかそう言う問題ではなく
このアクティブ。
良くなった瞬間走り出せてしまう民族性。
まさにインデ、、、いやアダ名がね
インディーママと呼ぶことにしよう。
 
  
でも、血圧ハイパー過ぎてぶっ倒れないで
欲しいから程々にしてねと注意を促す。
促しても聞かないと思うけどね。
 
  
インディーママは既に64歳
フィリピン人はこの辺りじゃ60歳で死ぬと
言われているらしいけど1時間走れるなら
多分70まで行くだろうね。
インディーママどうぞお大事に。
 
  
ところで題名の
「プロはお金貰わなかったら施術しない」
ってもっともらしいこと言ってる人が多い。
 
  
施術して対価を貰わないのは、
ただ食いと同じじゃないですか?
友達のレストラン行って散々食い散らかして
友達だから金払わないのと同じじゃね?
て人は言うよね。
 
  
俺にとってそんなこという人は
医術を学ぶ資格はない。俺の意見だが。
医術は仁術だろ?
仁とは「人を愛する心」だろ?
お金がない人が苦しんでいるのを見て
治せるのに治さないのは何故?
勿体無いの?
可哀想じゃないの?
愛はないの?
お金ない人は治らなければいいの?
バカなの?
血も涙もないの?
とイロイロ思ってしまうわけですよ。
 
  
ちなみに俺?
無い人からは頂かなくても結構です。
てスタンス。
 
  
ある人はお金を払わしてくださいと言ってくるし、
払わないのが恥ずかしいと思わせるほど
治してやったらいいじゃないか。
 
  
友達のレストラン行って食って、
今日はお金いいからとか言われても
こっちが恥ずかしくなるだろ?
常識ある人なら払わせてくださいと言うはずだ。
 
  
金を貰わない対価は何?
それは技を磨く経験であり、治った人が喜び
家族や周りが喜び噂が噂を呼び更に人が集まってくる。
普段会えないであろう人と出会う。それが対価だ。
 
  
クラブ活動の学生やプロスポーツ選手のカラダを
学校まで出向いて見に行ったり、試合に帯同したり、
そういうのを行なっていると忘れかけている
何故自分がこの仕事に就いたのかというのを
想い出させてくれるんだ。
 
  
勝った喜びを分かち合うとか、
負けて一緒に泣いてみるとか
普段出来ないことが山ほどそこにはあるんだ。
それはビジネスに繋がらないかもしれないけど
その繰り返しで今の俺がある。
 
  
元々は人の喜ぶ顔を見るのが嬉しくて
治療家になった先生が多いんじゃないかな。
そこに損得勘定はなかったはずだ。
 
  
アメリカの尊敬するドクターが言っていた言葉で
 
  
「治療家のピュアさはビジネスを意識した瞬間から失っていく。
何故ならば治療家のピュアさとビジネスは正反対だからだ」
 
  
という言葉をよく思い出す。
勿論我々は業として施術を行なっている。
でも時々はピュアさを取り戻すべくボランティア
治療をしても良い。対価?初心に返るてのがそれだ。
 
  
今回の旅は、彼らが
「Kenさん助けてください。母が苦しんでいます。
船代しか出せませんが助けてください」
という言葉から始まっている。
 
  
船代を貰ったものの、来たのは飛行機だ。
だってマニラからこの島まで3日も
掛かっちゃうからさ。チケットは自前。
 
  
さらに施術しに行き、私たちの家に泊まりますか?
と言われたけど、
あまりにもお部屋が凄過ぎて臭くて汚くて狭すぎて、
丁重にお断りして近くのホテルを取った。これも自前。
 
インディーママが1時間走ったというのを
確かめたくて食事に誘った。
すると家族が来ちゃって誘った手前
全員分の食事代も使っちゃった。勿論自前。
はっきり言って出費しかない。
でも、得たものは計り知れない。
 
  
KYTは血圧にも作用するかもしれないとか、
姿勢が正されると顔色の変化や内臓へも
変化があるかも知れない、という仮説が
証明されたかもしれないキッカケになったり、
昨日まで高血圧で寝ていた平均寿命超えてる
おババが気分良くなって、1時間スリッパで
走り出すとかって周りには奇跡でしかない
現象を見せてくれて俺は体験している。
 
  
こう言ったひとつひとつがKYTの基礎として
成り立っているんだ。
単に金だけの物差しで測るととんでもなく
治療家としての成長を遅らせるのは言うまでもない。 
 
 

 

 

 
 

【原口准教授セミナー来週がファイナル】

 
 
原口准教授の教える明日から使えるテクニックセミナーは
非常に高評価をアンケートから伺い知ることができた。
日本全国からやって来た殆どの受講生が満点を付けてくれた。
 
  
原口准教授は元々大学や専門学校で毎日講義しているほか、
自分の治療院でも大学のクリニックでも活躍している先生だから
喋りも臨床も合わせてこんなに喋れる先生は他に知らない。
 
  
俺と原口准教授は柔道セラピーという名前を
世界に広めるべくバンコクから今年JuDo Therapy
という名前で東南アジア最大規模の大病院の医師や
理学療法士を前にセミナーを開いたんだ。
 
  
彼らはこれを受け入れ日頃の診療に役立てている。
バンコク病院はKYTの他にJuDo Therapyを手に入れ
理学療法士達は毎日仕事が楽しいと報告を受けている。
 
  
話は戻るが、原口准教授のセミナーは
『明日から患者様にすぐ使える』がテーマとなっており、
文字通り見立てから全て教えてくれる。
歩き方がこうだったらこういう症状につながる。
怪我をする前からそれが分かるんだ。
いつか必ず受けて欲しいセミナーの一つだ。
 
  
ところで俺は昨夜遅くフィリピン地方都市から
マニラに帰って来ますた。
インディーママ家族は別れを惜しんでくれたけど
俺には待ってくれている患者さん達がマニラにいるんだ。
 
  
元Jリーガーで今フィリピンで活躍している選手や
フィリピンサッカー代表メンバー達だ。
昨日今シーズンが終わり選手達は
ようやくホッとする季節になったようだ。
 
  
マニラ到着が23時近くなり会ったのは
その後だから、遅くまで施術にあたった。
 
  
先日試合中に膝を怪我した選手は、
俺の留守中KYTフィリピン代表のチンコ先生の
チンコクリニックに寄り治療を受けてくれたそうだ。
KYTを受けれるのはチンコ先生のチンコクリニック
しかないからね。一応紹介しておいたんだ。
 
  
こうして連携が取れるのも世界中にKYTを
習ってくれている先生が量産されているからであり、
俺は心強いパートナーが世界中にいる気がして、
同時に彼らに更なるテクニックを提供すべく
毎日学びを繰り返している。
 
  
さて、来週の日曜は原口准教授が教える
世界のJuDo Therapy整復テクニックが
学べる今年最後の機会となる。
ジャーマネ藤田マンによると好評につき
あと数席だけ用意はできるとのこと。
気になる先生は下記より問い合わせまたはお申し込み下さい。
 
 
ではまた。
マニラより愛を込めて。Ken 
 
 

 

 

 

 

 
 

【東京より】

 
 
先日見た格闘家の足の痺れはどうなったか、
痺れ自体は変わりはないが歩くのがかなり楽になったようだ。
1度目の施術がおわってから徐々によくなっていき、
ステロイドの飲み薬は先日からもう飲んでいないと言った。
 
  
しかし親指の痺れは触れると感じるそうだ。
また足首や腓骨神経レベルでは感覚がない。
触っても掻いても感覚がないそうなんだ。
改めて手術の箇所を見てみるとやはり。。。
L4〜L5ドストライクで手術痕があった。
前脛骨筋で言えばL4〜S1。デルマトームで
見ても力が入らない位置と一致している。
これって。。。
 
  
まぁさ、出来れば手術前に見たいよね。
手術の後は痛みや痺れが取れないことがあるよ。
親指の足底の痺れだがよく見るとタコができていた。
そこをほぐしていくと痺れが減ることがわかった。
タコの痺れ?靴下脱がせないと分からなかったなぁ 笑。
 
  
親指の痺れはこれが少なからず関連してるとして
感覚神経も運動神経も鈍くなった腓骨神経レベル。
また作戦を考えてあげたいな。
帰っていく選手を見送りながら後ろ姿を見ていた。
かなりスタスタと歩いている。
きっと良くなって、またリングを盛り上げて欲しいと思うよ。
 
  
午後は
セレッソ大阪で活躍していたJリーガーで
タイのスーパーリーグで活躍してる平野甲斐選手が
島根県から世田谷の腰痛研究所に遊びに来た。
 
  
彼の活躍は日本のみならず
海を渡った先でも活躍しているんだ。
海を渡って活躍する日本人てカッコいいよね。
なんていうかカラダ一つで稼ぐ。
家族も子供もきっと自慢のパパだし旦那だと思う。
僕のパパは海外のチームでプレイしていた。
って子供が将来自慢げに友達達に話をするに違いない。
彼は来季もきっとフィールドを沸かしてくれるに違いない。
爽やかパパ 頑張れ!
 
  
帰国して思うのは、日本料理のウマすぎる味。
店員さんのサービスの素晴らしさ。
レジの素早さ。
日本は世界一です。
海外に出るともっと日本が好きになるな。
日本で少しの間充電してまた海外に飛び出していきます。
 
 

 
 

【名古屋より】

 
 
日本福祉大学の学長先生と会ってきました。
日本福祉大学は介護や看護、理学療法のみならず
スポーツ学科もあり総合的にカラダの構造や医療福祉を
網羅する学びを考えられている大学だと知った。
 
  
老人介護施設を経営している自分としては
介護の重要性を認識しているつもりでいたけど
学長先生の一つ一つの言葉がズーーンとココロに響いてきた。
次世代の日本を担う学生さん達はこの大学で
日本の福祉や医療を学び支えてくれるに違いない。
 
  
ところで君は何者なのだね?て話だけど
学長先生と会うのにシャツにジーンズで登場しちゃって、
ハッ俺ってばいつも通りの格好で来ちゃったよ(°▽°)
て新幹線待ってる品川駅で気がついちゃった。
 
  
こんな僕のカッコ見ても暖かく迎えてくださったのは、
バンコクで日頃から仲良くしてくれている
おにぎり君の紹介があったからなんだ。
 
  
タイのおにぎり君のタイ人秘書が腰椎の
椎間板ヘルニアで会社を休みがちになって、
痛みのために会社を辞めちゃうんじゃないかな
って思ったおにぎり君はダメ元で前かがみから
動けなかったトゥクさんを俺のいる所に連れてきたんだ。
 
  
おにぎり君は、
「仰向けで寝て」
と言っても、痛くて寝るのが難しかった
トゥクさんが15分後走り出しスキップ
し始めたのを見せてKYTを信じた一人だ。
そこから腰のいたみはでていないそうだ。
それ以来色んなところでKYTを勧めてくれている。
 
  
学長先生は大学のために、学生のためにを
いつも考えている様子で運動部の学生が
日頃から痛いといっている腰は治るのかな?とか
医者がダメだといってるのも見れるのかな?とか
興味津々で話を聞いてくださった。
 
  
医者の診断と僕の見立てはいつも違う話や
ムチウチやヘルニアの症状の話医学的根拠と
解剖学的に見た話を永遠質問してくださり
俺も熱く話し込んでしまった。
 
  
今後、こちらの大学とどんな関わりが
出来るのかはまだ分からない。
でも、良い関係はスタートしたと考えている。
 
  
日本は医療から変えようなんて
大きなこと言うと叩き潰されちゃうっしょ。
やるなら腹決めてビシッとやんないとね。
でも、その先は明るい。
間違いなく明るいのが見えている。
昨日はハッキリと明るく見えたんだ。 
 
  
KYTが広がれば痛みで苦しんでいた人達が笑顔を
取り戻すのは、もう間違いないことなんだから。
 
 

【名古屋より2】

 
 
バンコックの久米さんの紹介で名古屋の
腰痛さんの施術をさせて貰いました。
 
  
ポルシェがホテルに横付けされて颯爽と
出てこられた方が紹介された社長だった。
凄いよね〜〜名古屋の方々は。。。
 
  
とにかく運ばれるままにポルシェの
助手席をイジり触りながら感動マックス
着いたのは筋トレでみるみる痩せますサロン
【ターニングポイント】さんだった。
 
  
こちらの施設は本気のストロングスタイルな
メニューで代謝をアゲアゲにしていく王道スタイルだ。
ポルシェ社長の他にも洋服関係の社長も待っててくれて
合計3名さんの腰痛を見ることになったんだ。
 
  
「この腰が治ったら100万円出してもいい!
なんていつも思ってるんです」
と社長が言います。
 
  
初対面ですから、
「領収書書きますか?」
とかジョークを言えないのが辛かったね。。。
 
  
とにかく腰で辛い人は沢山いるんだ。
俺は一人でも多くの腰痛を解決したいと
思ってるからさ腰痛さんには優しくしちゃう。
サクサク3名さん1時間掛からず終わってしまって、
時間があまりすぎてお茶会の方が長く感じちゃったよ。
 
  
帰りは名古屋駅まで送ってくださり、
クルマの中でとても為になる人生の話を聞かせて貰えた。
社長はいろいろ経験しているから勉強なっちゃうなぁ。
 
  
今は新幹線で名古屋の出来事を振り返ってるんだ。
日本福祉大学の理事長先生との話も
発展していく予感があるし、旧友とも会えた。
そして施術を何人もさせて貰い幸せな出張だったなぁ。
また名古屋来たいと思います。
名古屋思ったほど東京より遠くないしね!
 
 

 

 

 
 

【衝撃!!オスグットやシンスプリントは足底の問題だった】

 
 
東京からこんにちは!!
Ken Yamamotoです。
 
  
昨日まで三週間に渡り開催された帝京平成大学の
原口准教授が教えるテクニックセミナーは
大盛況に無事終えたようだ。
 
  
アンケート結果は多少色をつけて書いて
くれていることを見越してもいい評価だった。
直接感想を伝えてくれた受講者さんもいて、
すぐ使える手技ばかりでとても役に立つセミナーとの評価だった。
また開催してもらって多くの人に学んで欲しいな。
 
  
ところで、オスグッドの原因やシンスプリントの
原因は足底にあったと言ったらどう思うだろうか?
足底がどう問題なのか?
 
  
そんなことを以前の帰国時に原口准教授
と対談した動画を撮ったので見てみて。
 
 
衝撃!!オスグットやシンスプリントは足底の問題だった
 
 

 
 オスグッドは股関節からも影響が多いが
原口准教授は足底から見ていくのが長けている。
 
  
この仕組みを知ってると患者様を助けることができ、
知らないと何も変えることはできない。
 
  
是非知ってほしいな。
あざっす!!!!

【変形性股関節症という怪物】

 
 
歩けない。床に座れない。階段登れない。
全てが痛く寝返りもうてない程に進行して行く。
病院では大体の患者様が手術しましょうと言わていると聞く。
人工関節という選択肢はもちろん最終手段
だとしてもリハビリでどうにかならないのか?
 
  
様々な病院やクリニック、手技を試された
患者様が紹介で今日もやって来た。
やって来るまでに一人ではとても来れないレベルの
股関節症だった為娘さんが仕事を休まないと難しい
感じだった為に予約のタイミングが合わずなかなか大変だった。
 
  
どんな症状でも諦めたくない。
KYTでどこまで良くなるのか試して見たい。
だから予約の空いている昼休みに来てもらったんだ。
 
  
ところが今日の変形性股関節症の患者様は大変だった。
立っているだけで痛い、歩くと痛い、
階段登ると痛い、正座も長座もできない、
そもそも仰臥位で股関節の屈曲すら出来なかった。
 
  
むむむ、こ、こ、これは見れるレベルじゃないかもしれない。
右股関節が屈曲できない。
外旋も内旋も出来ない。
鼠蹊部も大転子も痛い。
難を極めた。
 
  
動く範囲を広げて行くしかない。
しかし動かないものを動かしているうちに
お母さんは痛みのために泣き出してしまった。
 
  
ここで確認
「進める?やめる?やるよね?せっかく来たんだから」
「はい お願いします」
 
  
励ましながら動かない関節にアプローチして行くんだ。
動かないを動かすはホントに大変だ。
見方のアドバイスがあるとすれば、股関節が
動かないのは関節が固まってしまっているのか
または筋肉が固めているのかだけだ。
 
  
ドクターによると股関節の骨頭が
グシャっと潰れていると言ったそうだが
俺にはそう思えなかったんだ。
 
  
だから動かしてみた。
自重で動いて来るならば
それは癒着はないことを表している。
自重で動き出したんだ。
 
  
これならいけるに違いない。俺は確信した。
医師が股関節の骨頭がどうこう言ったとしても可能性はある。
歩行を見て気がついたんだ。骨頭がグシャってたら
立っているどころか立てないんじゃないかな。
 
  
そして痛い側の右足に体重が乗っていたんだ。
つまり右の股関節症で右大腿骨骨頭が潰れていたら
そっちには体重が乗らないように体重を逃すはずだ。
 
  
だから俺は危険な賭けに出た。
動かないを動かす。
案の定徐々にではあるが股関節が開き出したのだ。
どうにかパトリック検査が可能なまでに股関節が屈曲し始めた。
対側はパタンと倒れるのに対し右側は直角位から降りていかない。
 
  
今度は股関節を開くようにKYT。
パトリックが正常範囲まで開くようになったのは40分後だった。
俺汗ビッショリ。お母さん涙で顔を隠していた。
 
  
それでも
「立ってごらん。そして歩いて」
というとスッと施術ベッドから降り立った
姿勢はしっかりと左足に体重が乗っていた。
歩くのもしっかりと右膝が上がっている。
つまり股関節が屈曲を始めたのだ。
 
  
「うん、いいね。今度は階段登り降りしてごらんよ。平気なはずだ」
娘さんの介助が必要かと思われたけど
お母さんはスタスタ降りていった。
 
  
「ええええぇぇぇ!?」
娘さんビックリ
 
  
俺の前に帰ってきたお母さんは
登るのがちょっと大変だと言った。
それは屈曲できなかったから筋力が
そもそもなくなっちゃっていたんだね。
 
  
正座しても驚くほどスムーズだった。
そしてしゃがむのも出来るようになった。
もう一回見れればきっといい年越しができるはずだ。
そう思ったが俺はONE FCという
格闘技イベントのセコンドで海外に呼ばれている。
 
  
暫く間隔があくが2週間後に予約を取ってもらった。
きっとお母さんはいい年越しができるに違いない。
変形性股関節症というバケモノは
沢山の中高年の特に女性を困らせている。
 
  
しかし、今日の成果はかなりの方の役に立つに違いない。
股関節で悩んでいる方々の為に
更に研究を進めたいと思っているんだ。
 
  

オスグッドの原因やシンスプリントの
原因は足底にあったと言ったらどう思うだろうか?
足底がどう問題なのか?
 
  
そんなことを以前の帰国時に原口准教授
と対談した動画を撮ったので見てみて。
 
 
オスグッドは股関節からも影響が多いが
原口准教授は足底から見ていくのが長けている。
 
  
この仕組みを知ってると患者様を助けることができ、
知らないと何も変えることはできない。
 
 

 
 

【驚愕!!脚の太い女子はカカトの傾きに問題があった】

 
 
脚が太い理由はなんだと思う?
これについても原口准教授は先日の対談で明確に答えている。
つまり脚が太い人達は細くすることが出来ることになる。
 
  
締まりがない、ボヨンとした脚が細くなるなら
この方法しかないかもしれない。
 
  
そんな原口准教授の足首整復フルバージョンを公開しています!!!
これ必見です。
 
  
しかも原口准教授に言わせると
脚が細くなるというか締まってくるそうだ。
 
 
ぜひ視聴してみて。
 
  
脚が太い人も観てね。
 
 
 
対談は下記から!!
シェアしてくれたらとても嬉しいです!!!
 
 

 
 

【ギックリ腰の円盤投げの選手】

 
 
「椎間板が割れているヘルニアなんです」
 
 
彼は俺が世田谷の腰痛研究所に入ると
意味不明の言葉を言ったんだ。
 
  
きっとそれは病院のドクターが画像
を見ながらそう言ったんだろうね。
ドクターは何も知らない素人さんに
そう言うと彼らは怖がりそしてできる範囲を
狭めていくことを知らないのか、
又は危険だから慎重に人生を
生きなさいと言う意味なのだろうか?
 
  
まぁヘルニアははみ出るという意味、
つまり中から何かがはみ出していると
いうことは割れているんでしょうね。
割れないと中身は出てこないものね。
割れていると言うのか破れていると言うのか、
裂けているから髄核が出てきちゃうってことだよね。
 
  
「でもそれと今回の腰痛は関連が
あるかどうかは分からないよ」
 
  
と言ってくれれば運動部の学生さんや
プロスポーツ選手は幾らか気が楽になるに違いない。
 
  
「椎間板が割れている」
なんて表現だけされたら、
なんか僕の腰はもうダメかもしれない!
ってなるかも知れない。かつての俺のようにさ。
 
  
世界の治療ガイドラインは画像だけで
腰痛の種類を判断してはいけない
となっているそうなんだ。
でもいつまで経っても日本は
そういう先生が多いらしいね。
ともっぱらの噂だ。
 
  
彼は3年前からつまり高校生の時から
俺のことを知ってくれていたそうなんだ。
UFCで大活躍中の夜叉坊(石川暉仁選手)
のファンであった彼はフイに俺のことを知ることになる。
で、ツイッターのフォロワーになってくれていたそうだ。
 
  
椎間板が割れてしまった彼は
KenYamamoto事務局に連絡をよこしたんだ。
 
  
福岡から治療に行きたい。
ジャーマネ藤田マンが、
よほど熱のこもった様子を嗅ぎ取り
「どうにかしてあげられませんかね」
と珍しくいったのが印象的だった。
 
  
様々なKYT式検査を行い痛みを確認した。
様々な動きで痛みが出たんだけど
1番目の技でほとんどの痛みが消えた。10秒だった。
 
  
このまま終わってもいいくらいだったけど
せっかく福岡から飛行機乗ってきてくれたのに
10秒じゃあさぁ、だからといくつか施術した。
あらゆる動きを試したが痛みが完全に抜けてしまった。
 
  
で、
「君さ、陸上部だろ?外走りに行こう!」
彼を連れ出すと軽く走って見せてくれた。
引き返して来るときは両脚ジャンプを見せてくれた。
「よし今度は全速力ダッシュだ」
彼は軽々と全力ダッシュして見せてくれた。
 
  
重量級の彼のダッシュは実に迫力がある。
格闘技に向いているんじゃないかな。
とにかく割れた椎間板ヘルニアは
今回のギックリ腰の様な痛みとは関係ないことが
証明されてしまったのかも知れない。
 
  
椎間板ヘルニアになってしまったらもうダメか?
全然ダメじゃねーよ。
 
  
KYTオーストラリアの藤井先生が来日していて
その様子を見ていて10分で施術が終わってしまった
のを驚いていたけど長ければ良いってもんじゃない。
長い施術はさ、患者様の負担になるからね。
バッコーンと狙いを定めて決めれば良いんだよ!
 
  
帰国中は何かといろんな患者様が見えて
いろんな人々が会いに来てくれて嬉しいね。
それにしても。。。若いってイイねーー
 
 

【事実!!足首の調整で肩コリを改善&原口准教授から重大発表】

 
 
肩こりの原因は様々だ。
肩自体の問題、巻き肩、猫背、ストレートネックや
顎関節症からも始まってるって言われている。
肩を揉めば治るなんて簡単な問題はない。
 
  
原口准教授は足首の動きの制限は確実に
肩こりの原因になると言い切っている。
その理論と技術を知るともっと施術の幅が拡がって行く。
 
  
先日からお届けしていてる原口准教授との対談動画で
今日公開するの第四弾の最終対談では顎関節の
可動域制限についても解説してくれている。
 
  
最大開口は自分の指が三本縦に入るのが正常と
言われているが、頚椎の問題があったり
肩の動きが悪かったりすると、また足首の
可動域制限はここにまで影響が及ぶそうだ。
 
  
とにかく詳しくは対談動画を見てください。
重要なお知らせも動画内でしているのでcheckしてみて。
対談動画は下記から!!
 
  
【原口准教授×Ken Yamamoto治療対談 第四弾】
事実!!足首の調整で肩コリを改善&原口准教授から重大発表
 
 

 
 

【原口准教授のDVD第二弾が完成しました!!!販売開始します】

 
 
【原口准教授のDVD第二弾が完成しました!!!販売開始します】
 
  
原始時代一番モテたのは力持ちだったと偉い先生が
面白い話を大真面目な顔して話してくれたことがある。
 
  
勿論そんな時代文字すらなかったから
歴史書があるわけではない、しかし想像に容易い。
岩山を削り住を安定させるには
力が必要だっただろうから想像に容易い。
 
  
その次は強いオトコがモテたと言うんだ。
それも分かる気がした。
歴史は戦いの連続だし法律も無いような世の中、
強い奴が全員の言うことを聞かせるボスに
なっていくであろうことも想像できる。
 
  
その次は血筋がモノをいう時代になり
そして近年は金がモノをいう時代だ。
やがてモテるオトコの条件は、
学歴が身長が金と言いだした。
 
  
今?情報が全てと言える。
良家や金持ちの家に生まれなかったとしても
情報を得れば誰でも彼でも奴らを逆転できる
時代になっている。
つまり知っているか、知らないのかで
大きく水を開けることになるのだ。
 
  
歴史を振り返り単純に整理すると、
結果はいつも2種類の出来事に整理できる。
 
  
勝ったのか、勝たなかったのか。
領地を広げたのか、領地は広がらなかったのか。
豊かだったのか、豊かではなかったのか。
日本を統一できたのか、 統一できなかったのか。
 
  
歴史を作るまでは様々な苦労があり、
惜しいところまで行ったのにダメだった。
という出来事も勿論あるだろう。
 
  
しかし歴史上残っている事実は成し遂げたこと
しか殆どの場合フォーカスされていない。
 
  
自分の人生を振り返ってもそうだ。
やってきたか、やらなかったか。
学んだか、学ばなかったか。
治せたか、それとも治せなかったのか。
 
  
つまり治療家の世界でも大きく変化があった。
痛いところを押すだけの治療が
主流だったつい最近までの過去
 
  
「ああ、なんとなく」
ってのが主流だったけど、患者様自身も自分の
カラダについて調べられる時代になって来た。
だからエビデンスが無ければ
その治療院は消えていくに違いない。
 
  
だって、治療院はまるで星の数ほどあって
選ぶのは患者様自身になっている。
 
  
愛想がいいからとか、清潔だから、ってのも
大事だけど治せなければ選ばれるワケがない。
学んだか、学ばなかったのか。
知ってるのか、知らないのか。
そして学んだコトが出来るのか、出来ないのか。
 
  
何事も先ずは知ることから始めなければ
ならないという事は言うまでもない。
 
  
今回完成したの原口准教授の第二弾講義DVDは、
間違いなく誰もが理解出来る内容に
何度も撮り直し完成した。
力の弱い女性セラピストでも出来るように工夫をしている。
 
  
  
今回のDVDを見てくれた先生達が
理論と技術を知り、
是非、学んだヒト 、知っているヒト、
出来るヒト 、そして治せるヒト、
になって欲しいと心から願ってこのDVDを制作した。
 
 
 
一切の妥協無しで作り上げた作品を
手にとって欲しいと願っている。
 
 

原口准教授待望のDVD第二弾はこちらから!!!
【下肢からみる身体の機能構造②】
原口准教授の証明 : 身体の歪み原因は下肢のアライメントにある
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【格闘技のセコンドでinバンコックとジェット機のパイロットの手の痺れ】

 
 
【格闘技のセコンドでinバンコック】

【ジェット機のパイロットの手の痺れ】

【原口准教授待望のDVD第二弾を販売開始しました!!!】
 
 
  
【格闘技のセコンドでinバンコック】
 
 
ONE FCという格闘技イベント参戦中の
渋谷リク選手は不良のカリスマとか
超危険人物とか言われ続けているけどね、
実際凶暴で手が付けれない。
リングの中ではね。(笑)
 
  
数年前にタイトルマッチの試合前の調整で
格闘技ジムのハーツの会長大澤さんに
呼ばれクアラルンプールに飛んだ。
彼は試合直前ひどい腰痛だったんだ。
 
  
それ以来リク君とは仲良しで、今彼が練習
しているアメリカでもちょくちょく会ってる。
 
  
彼の魅力はなんと言っても苦労人だった時代があったこと、
そしてそこから脱出し、格闘技だけで食べれる
ようになっていることに起因すると思っている。
 
  
貧困からの脱出したという絵に
描いた漫画のような人生なんだ。
 
  
苦労話は中々してくれないけど、
試合当日、朝ごはんでライスに塩かけて
食べてたから笑っちゃって聞いたんだ。
 
  
「なんで、ご飯に塩かけて食ってんだい?」
 
  
「試合前はいつもこれなんですよ」
 
  
「え?栄養学かなんかかな?」
 
  
「そうじゃないっす。自分、むかしド貧乏で
冷めた飯に塩食えるときはまだマシで、
いつもはそれ以下だったっす」
 
  
「そうだったのか、それを試合前に思い出すんだね」
 
  
彼は不良のカリスマと呼ばれるようになり、
実際非道なワルな時代もあった様だけど
今は礼儀正しいとてもいい青年だ。
 
  
今回も何度かカラダの調整をした。
肩や首のダルさを骨盤の調整で
治して呼吸し易く調整した。
 
  
試合は今夜バンコクのインパクトアリーナで行われる。
この試合に勝ちもう一度タイトルマッチに漕ぎ着けたい考えだ。
 
  
元チャンピオンでもある対戦相手は
もちろん強烈に強いけど、
リク君にはアメリカから3人のコーチと
盟友高野ユウキ選手が付いているから
攻略できると信じている。
 
  
カラダの調整は試合前にもう一度行い
俺は観客席から試合を応援する。オニギリ君と。
 
  
 
【そして試合結果】
渋谷リク選手
1Rフロントチョーク1本勝ちしました!!!!
 
  
 
【ジェット機のパイロットの手の痺れ】
 
  
オーストラリアのセミナー参加者が
連れて来たパイロットさん。
頚椎ヘルニアと診断されたそうだで、
力が入りにくくなり、でもそれは
だいぶマシになり握力もしっかり戻っているが、
でも今でも指の痺れが残っているそうなんだ。
 
  
沢山の命を預かったり大事な荷物を扱う
パイロットだから指の感覚はとても大事なんだ。
ヘルニアだから仕方ないのかな?
てことで腰痛研究所にやって来られたんだ。
 
  
いつも通り脚の方から全身を整えていく。
大抵は全身を整えると痛みも痺れも無く
なっていくのだが、今回は全く変化なかった。
面白いなぁ ほんと勉強なっちゃうな。
 
  
俺は興味シンシン、肩鎖関節や胸鎖関節も
調整するも未だ痺れは取れなかった。
おーーーー!すげー抵抗してる。
肘関節も整えたが微妙な変化のみだった。
 
  
痺れてるところ自体が問題なのか?
いや違った。
手の甲を見てわかった。
 
  
「前に手をついて立ち上がったり
するときに手首痛めましたよね?」
 
  
「あーありました!ねぇあなた」
 
  
答えたのは同席していた奥さんだった。
手を痛めたことがあったと聞いて納得。
月状骨が前方変位していたんだ。
 
  
つまり手根管が圧迫されていた。
手根管のアーチを作る様に形作ると
「あーー痺れがかなり減ります」
と言った。
 
  
一旦。前方へ行った月状骨が
そう簡単に元に戻るわけがない。
つまり痺れは引き続きある。
 
  
しかし患者様は安心してくれた。
原因がわかったからだ。
頚椎ヘルニアが原因だと思っていたのが
ヘルニアの痺れでないと分かっただけで
安心した様だった。
 
  
成果はハッキリ言って出なかった。
でも痺れの原因と安心が手に入りお礼を
言うとパイロットさん達は帰っていかれた。
 
  
安心すると症状が無くならなくても
総合的にオッケーになる事が多いんだね。
解剖学を学んでいて良かった。と思った。
 
 

 
 


 

 

【渋谷莉孔選手のセコンドと試合結果】

 
 
渋谷莉孔選手は試合時の反則である相手の目潰し攻撃で
目を失明しかけた為手術をしてどうにか失明を取り止めた。
 
  
しばらく試合から遠ざかっていたせいもあり
今年の8月に1年半ぶりに行われた復帰戦は
ルール変更もあり2階級上の選手と戦うことになり
苦戦しふるわない結果になっていた。
 
  
メゲるのが普通だ。でも、彼はメゲなかった。
コツコツとルーティンワークをこなし体調を整え、
すぐに4ヶ月後の試合に出場を決めた。
渋谷選手は折れない心の持ち主なんだ。
 
  
でも対戦相手はムエタイをバックボーンとして
ムエタイチャンピオンになった後、総合格闘技に転向し
こちらでも世界タイトルを取っている。
簡単な相手ではなかった。
 
  
格闘技の選手は怪我をさせ、
またはさせられる競技であり、
ベストコンディションを作るのが
もっとも難しい競技だと言われている。
 
  
練習そのものが相手を壊す練習を行うわけだから。
通常練習は試合10日前くらいまでに終わらせ
カラダの回復を待ち、そして減量に集中する。
 
  
そして渋谷莉孔選手はアメリカから
タイまで30時間かけてやってきた。
ベストである訳がないけど、
これが格闘技界の普通なんだ。
 
  
俺は試合2日前まで日本で仕事があったために
選手と同時にはタイヘ来る事ができなかった。
でもしっかりと施術にあたり体調を整えていったんだ。
殆どの時間を共に過ごし、試合当日に臨んだ。
 
  
「じゃぁ俺は観客席からしっかり応援してっから」
 
  
「ちょっと待ってくださいKen先生が観客席
とか有り得ないです。一緒にいてください」
 
  
渋谷莉孔選手の本音だったに違いない。
タイ語の通訳として(実際には何も喋れないのに)
バックステージに入れてもらい、
俺は選手と行動を共にして勝ちに行った。
 
  
俺は格闘技界に縁がある様で、
ほとんど全てのメジャー団体のリングや
金網の中に入れてもらってきた。
 
  
UFC世界王者のマックスを支えるメンバーが
そのままバンコク大会に出場する渋谷莉孔選手
のサポートにやって来たんだ。
 
  
しかしムエタイコーチのアイバンは
首の痛みから吐き気が止まらなくなり、
あわやセコンド自体難しい状況に成りかけていた。
セコンドの一人のマイケル
(UFCで活躍中の夜叉坊のマネージャー)
が俺に連絡をよこした。
 
  
「アイバンがセコンドどころじゃなくなっちゃいました。
先生彼の首をフィックス出来ませんか?」
 
  
俺はすでに渋谷莉孔選手と会場入りしていた
ために会場で逢いましょうと言ったんだ。
顔色悪いムエタイコーチのアイバン。
バンコク楽しみすぎたのか?
それとも飛行機のロングフライトが原因か?
 
  
とにかくアンタ渋谷莉孔選手のセコンドで
きたんだからちゃんと仕事果たしてくれ!
そう思ったよ。プロなんだからさ。
世界王者を作り上げた名コーチだろうけど
仕事はキッチリやってくれないとね。
 
  
首がいかにも辛そうだった。
顔色も悪い。
そして可動域も最悪だった。
こんな酷いの治んのか?
と思ったけどKYTするしかなかった。
 
  
左右のバランスは極端に差があり
様々な動きが固まっていた。
アイバンはきっと首をボキって
やるんだと思っていたみたい。
 
  
KYTは首を触れないでよくする事ができるから
余りにもソフトなタッチに驚いていた。
いつ治療が始まるんだ?って感じだった。
 
  
で、
「アイバン起きてみ 首をチェックするんだ」
と言って立たせると全ての動きがよくなっていた。
「え?殆ど脚しか触ってないよね?」
マイケルも周りの選手関係者も驚いていた。
ONE FCバンコク大会選手控え室での出来事だ。
 
  
アイバン。
「Ken、マジお前すげーよ。金払うよ、幾ら払おうか」
 
  
「アイバン、金はいいからリクを勝たせてくれ。
俺たちは同じチームなんだからさ、
リクを勝たせることにフォーカスしてくれ」
 
  
「Ken ホントありがとうな」
 
 
すっかり顔色もよくなっちゃったアイバンは
渋谷莉孔選手の試合前のアップに取り掛かり出した。
世界チャンプを育てる事が出来るアイバン。
彼の的確な指導は絶対に必要だった。
 
  
渋谷莉孔選手が試合直前面白いことを言ったんだ。
「試合直前なのに不安が全然なくなっちゃいました。
Ken先生の施術で呼吸が楽なんです。
呼吸が小さくなると怖くなっちゃうんですね
そうかリラックスできてこれはいけそうだ」
 
  
俺の方を向いて独り言の様にウンウン
頷いちゃって自己完結していた。
 
  
そう不安神経症とか鬱と医師に診断された
ほとんどの人達がお腹が硬いのを知っていた。
筋肉がカチコチ。これじゃあ胸郭がうまく
動かなくて呼吸も浅くなっちゃうよね。
そう思っていたんだ。
 
  
でもそれは単に精神的に弱っている人達だけではない。
こういったトップアスリートでさえ試合直前は
不安と恐怖、そして自分自身と闘っているんだ。
それがお腹が柔らかくなるだけでこんなにも
変わるなんて自分でも驚きだった。
 
  
渋谷莉孔選手1ラウンドで対戦相手の
元チャンピオンを軽々首を締めて気絶させてしまった。
 
  
「俺はなぁこんなもんじゃねーよ!
まだまだこんなもんじゃねーよ!」
 
  
と叫ぶと俺のところに寄ってきて
「やっと先生に勝ちを見せられましたよ!
ありがとうございます。あの角度から
相手のクビに腕を絡められたのは先生の
お腹の施術のお陰です。肩の可動域ヤバかったっす!」
 
  
会場を出て外を歩くと渋谷莉孔選手を
見つけたファンに囲まれ写真をせがまれる。
なかなか歩を進められない程だった。
 
  
渋谷選手の大冒険は長いトンネルを抜け
陽がさしてきたところだ。来年も勝ちに行く。
その手伝いが少しでも出来たら嬉しいと思っている。
 
 

 

 

 

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